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衝動性と抑制力の発達バランス

そういえば一歳の頃のこだわりで
赤・青・黄のおもちゃを常に並べる
というものがありました。

レゴブロックやクレヨン、折り紙、おもちゃなど、
目についたものをとりあえず一回、
3色並べて眺めるというもの。

2歳の頃には、大きさや種類の違うものでも、その3色に出会うと
並べていました。
赤い大きなボール、青いペン、黄色いノートなど。

机の中に椅子の脚がぴったり入っているところを眺める時期もありました。
食卓のテーブルに4つの椅子が等分間隔でピシッと入っている様子を、
寝転んで眺めたり微調整したりしていました。
その時期は食卓に座ることを許してくれず、
応接セットで家族の食事をとりました。

何かをずっと手に持っている時期もありました。
一歳のころは型はめブロックの黄色。
朝起きてすぐに持ち、手を洗う時は洗面台に置き、
食事の時はテーブルに置き、
終わるとすぐに持って
夜、寝入るとやっと手から取れたものです。

一歳の赤ちゃんでもキープオンこだわり。

シールはがしの時は自家用のビデオテープの背ラベルのシールを
すべてはがしてしまって、
どれに何が入っているかすっかり分からなくなって、
はがしたシールの山を目の前に愕然としました。

こだわりの総量は年齢が上がっても変わらない、
とはよく聞く法則ですが、

つねにキープオンこだわりの歩みだったなぁと。

でも今は思春期の衝動性がプラスされて、
こだわる勢いが時に非常に激しくなっています。

その理由は、思春期の衝動性が高まるこの時期に、
その衝動性を抑える脳機能の発達が追いついていないから、
とツヨの医師から聞かされました。

ということは個人差はあれ、いつかは(いつか分からないけれど)
衝動性に抑制力が追いつく時が来るということ。

じっと待つしかない。





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by keikototyuyo | 2015-06-30 16:06 | 行動障害・問題行動 | Comments(6)

トイレのペーパー大量流しこだわり

最近のこだわりはトイレットペーパー。

何かに突き動かされるように、
床に座り込んで小さくちぎるという繰り返し。
最初それが始まったときはストック用のペーパーも
3巻き山盛りにしてしまい、
いっぺんに便器に投入。

うず高く盛られた白い物体。
水流がつまって助けを呼びにくるツヨ。

いたずらをしているわけではないのです。

やらないと気が済まなくて
ひーひー声をあげながら決して楽しそうではない。

こ、これは・・・。
重い布のようになっていて、かっぽんかっぽんを入れる余地もない!


掃除用の古いトングと洗面器を持って、
重くなったペーパーの塊を取り出すことしばし。

量が減ったところでかっぽんかっぽん。
何回かに分けて洗面器の大量のペーパーも流す。

ふう。

翌日も翌々日も同様の行動。
徐々にペーパーのストックを少なくしていこう。
すべて隠して爆発するのも逆効果なので。

その次の日、トングでひと塊持ち上げていれば、一気に流れそうかな?と思い、
洗面器を持たないで作業をしていると
ふと後ろに気配が。

ツヨが洗面器を持って立っていました。

『これも使わないと、いつも通りじゃない。』

え?

そうきたか。

その目は真剣なのです。

その翌日は、ペーパーのストックを隠して一つにしておいたので
トングも使わないで流れそうかな・・・と。

ひいいい

という声とともに、トングと洗面器を持ったツヨが走ってきました。


『これをいつも通り使わないと!」

なかなかの奥の方にしまってあるはずなのに、必死に探してきたのね。

・・・

なんだろう

このやるせなさ。

ペーパーをたくさんちぎったり、トイレを詰まらせることが
いけないことと
ツヨは分かっています。
でも私が掃除をする姿までが、このこだわりのゴール。
あ、掃除をさせたいのではないです。
できれば詰まらない方がいいと、ツヨも思っているのです。
ペーパーは投入したいけれど。
ただ、掃除をするときは、母のこの情景を繰り返してほしい。

ひーひー言いながらやるのは
不適切だと分かっているから。
一度でも注意されたときの気持ちがが、
その行動をするときにフラッシュバックしてくるのです。

言って聞かせてやめられたら、
医者も薬もいらない

そういうことなんだろう。




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by keikototyuyo | 2015-06-23 09:43 | 行動障害・問題行動 | Comments(15)

繰り返し行動への対処

白米こだわりが最近ヒートアップしています。
おかわりを繰り返すことがこだわりになって、
ほんの少しずつしかあげませんが、
多い時は5回くらい繰り返します。

繰り返しを終われるかどうかは
それが行動障害の自閉症児にとって
周りが思うほど単純なものではありません。

強い同一性保持(この場合は繰り返すこと)を求める気持ちが
自分ではコントロールできないのです。

ツヨの心臓はいつもどきどきどきどきどき・・・

手も震えています。

おかわりを食べるたびに洗面所へ走り、
はぁはぁ言いながらいろいろとツヨ独自の儀式をします。

日々の気持ち(情動)の波によって、こちらが同じ対応をしても、
納得できないときもあります。

簡単なことではないけれど、自分でコントロールできるように
最終的にはもっていけることが大切だと思います。

何回で終われたとか、最後は我慢できたとか、人を叩かないでやりとりできたなど。
要求が無理にでも通って成功した!ではなくて、
ここで折り合いがつけられた、乗り越えたぞという経験の積み重ね。

叩くのではなく、泣く、というのも実はずっといいのです。

泣くことで相手に思いは伝わるので。
言葉のない子にとって泣けるというのは大切な手段です。
一人でどこかのクールダウンコーナーで泣く。
教室のどこかの角でも。

すべてを受容され許されていったら、何の耐性もできないし、
逆に否定され、抑制され続けると、
すべてをあきらめた受動型の人になってしまうかもしれません。

どうやったら、できるだけ苦しまないで楽に暮らせるか。






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参考図書:自閉症スペクトラムとこだわり行動への対処法 白石雅一
by keikototyuyo | 2015-06-08 15:25 | 行動障害・問題行動 | Comments(5)

中学部の作業実習、開始。

ツヨの学校の中学部の作業実習が始まりました。

ツヨの作業班は「工芸班」。

石鹸デコパージュやステンシルなど、
いろいろやるようです。
最後は皮で小物を作るそう。

今は紙工芸。
作った作品は秋の文化祭で見られそうです。

先日、ステンシルを二枚、持って帰りました。
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やさしい。

ものを作って、残るっていいな。

ツヨの気持ちも、ふんわりとのっかってる。




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by keikototyuyo | 2015-06-01 10:24 | 中学校 | Comments(3)