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一進一退。  息子も母もそして春も

いつもたくさんのコメント、
みなさんありがとうございます。

ツヨは最近ちょっと落ち着いてきて、
イライラした感じが頻繁ではなくなりました。

今日の夕方は
何か思い出しているのか、
久しぶりに一人でケタケタ笑って、
おかしくてしょうがない!
という感じ。

夕方の叫びも少ない日も出てきて、
今日は叫んだのはとうとう一回でした。

退屈と空腹が原因かなぁ。
あと、寒さ?

家の中は暖かいけれど、
何か生理的につらいのかもしれない。

寒いのが原因だと、
毎年冬は叫ぶのかと心底クラクラしますが、
それはまた来冬に考えます。

春ですね。
学校の隣市の河津桜がきれいだそうで、
来週、時間があれば行って写真でもとってきまーす。
(が、今日の風でどんなことになってしまったか~)

昨日父母のところに行って、
母を床屋さんに連れて行きました。

ぼさぼさでなんともせつない感じだった髪を短く切り、
顔そりもしてもらって、さっぱり。

お腹をこわして泣き顔でふて寝してた父も、
母の顔を見て、
「美人になったね。」
とごきげんでした。

母もそれを受けて、
「・・・お父さんに嫌われちゃったらしょうがないから・・・」

おお。
昨日はぼおっとしていながらも記憶がしっかりと健在でした。
いやはや、先日はどうしようかと思った。
こうやって行ったり来たりするのでしょうね。

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by keikototyuyo | 2011-02-26 00:15 | 父母のこと | Comments(4)

ぼく、聞こえてきた。

物に名前があることが分かってきたツヨ。
たくさんある絵カードの中から、
「リンゴは?」
などと聞くと指差せるものが急に増えてきました。

くだもの、やさい、生活道具。

「じゃがいもは?」
と聞いて分らなくても、
これだよ、と教えて指差しをさせ、
ほかの知っているものをいくつか差してもらってから、
もう一度「じゃがいもは?」
と聞くと
なんと・・・憶えて差してくれます。

憶えにくい言葉はきっと山にようにあるだろうけど、
でも夢のようです。
遊びながら楽しく憶えていってほしいです。

私も焦りません。
ゆっくり進みます。

ST(言語療法)の先生によると、
今までも音は聞こえていたけれど、
意味と音がつながっていなかったのでしょうね、と。

本当に音の聞きわけができませんでした。
それが8歳までの積み重ねで、
今やっと、
聞き取れる単語が生まれてきた感じです。

「自分の名前も分らない子」とずっと思ってきましたが、
分るぞ。お友達の名前だってきっと分る。

大人になって、
自分の食べたいものや好きなこと、
やりたいことの名前が分ったら・・・

発語はなくても、
生きることが少しラクになるのでは!

ただ、もうそれだけです。

誰かに「いちごが食べたいですか?」
と聞かれて、
もしツヨがしゃべれたとしても、
オウム返しで「いちごが食べたいですか?」
とは言わないでしょう。
ツヨはきっと「うん!」答えます。

ことばがなくても目をキラッと輝かせて、
手をお皿のようにして、
食べたい!と伝えてくれるような、
そんな子だから。
それぐらい人が大好きで、対人も素直な子。

そんなツヨに「おしゃべりする」という贈り物を神様はしてくれませんでした。
でもパラパラと
実に前触れなく
今まで聞こえていた音が「意味のある音」として空から時たま降りてくる。
神様はまだ贈り物をかくしているのかな。

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降りてくるといいね。

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by keikototyuyo | 2011-02-23 23:43 | 言葉の発達 | Comments(16)

ピュアと無垢な双子達

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やけに静かだと思ったら、テーブルの上にコトが置きっぱなしにしていた付箋をはがして、
一枚一枚テーブルに貼ってました。

これっていけないよね?とわかっていてもやりたくなるよねぇ。

コトが帰ってきて
「あっ!
ひゃー。ツヨちゃん」

せっかくやった宿題を、消しゴムで消されようが(悪気はないの)、
見たいテレビがツヨの雄叫びで聞こえなかろうが、あまり怒らないコト。

「あらあら、もったいない。まだ使える。」
といいながら、付箋を一枚一枚台紙に戻していました。

そんないい味出してるコト。
おやつを食べながら
「今日、学校でマジワルのマジを習った!」

私「エッ、マジ悪(わる)?」

「父に似てるからすぐに覚えたよ。」

あ・・「交わる」ね。すいません。
・・・私もピュアな感性に戻りたい。


☆☆☆

ツヨの学校帰り。
高速の入り口近くまではスクールバスに乗ってきます。

バスを降りるやいなや、
ダダッっと走ってなぜかベンチに着席。
隣の抜け殻はリュックごとスポッと脱いだダウンコート。
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ただ座ってピシッとしているので、
「気をつけ!」
と言ってみたら、もっとピシッとした。

その後スキップでマイカーに走っていっちゃったけど。
(ちゃんと律儀にコートとリュック装着して)

やっぱりピュア・・・というかこっちは無垢?

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by keikototyuyo | 2011-02-21 19:18 | 双子の姉のこと | Comments(5)

そこの人、誰だったかしら・・・母の記憶ぼやける

今日実家に行ってお昼を作り、
父母との3人で食べた後、
お皿を洗っていると・・・

認知症の母が私にこっそり近づいてきて、
「ねぇ、ちょっと」
おどおどしながら
「・・・そこの人だれ?」

えっ・・・

居間でソファーに座っている父を指しています。

背筋がぞっとする感覚。

家族を忘れたことは今までありません。
古い友人も、一人残った兄弟の弟の名前もしっかり
憶えています。

「ちょっと、いやね。お父さんでしょ。」

「だれのお父さん?」

「私のよ。だんなさんよ。お母さんのご主人。」

「あらぁ・・・何だか分らなくなっちゃた。
あの・・・どうしてここにいるのかしら。」

もう目は不安と混乱で焦点があっていない。

「昔ね、結婚したのよ。
それで一緒にすんでいるの。」

そんな答えでいいのかどうかわからない。
父に聞こえたらいけないと思って小声で話しているので、
ちゃんと伝わっているのかいないのか。

毎日、母のお世話をしてくれている父があまりに気の毒で、
父の目を見ることができなかった。

今日2時間ほど滞在しただけで、
帰りに玄関を出ると、
「はぁ・・・。」とため息が。

毎日一緒にいる父はどれほど気がめいっているか。

幸いまだお風呂とトイレは一人でできているので、
それができないとなったら、
今は絶対イヤといっているヘルパーさんかデイケアを考えないと。

父の唯一の趣味だった囲碁クラブも、
母がお風呂の水が止められなくて電話をしてきたりで、
今はお休み中。

それだけでも行ってもらいたい。
昼から夜20時ごろまで仲間と一杯やりながらの対局らしい。

先月からサポートセンターで一泊お泊りを始めたツヨ。
もう少し慣れて、時間も長くて大丈夫そうになったら、
私が実家に泊まりに行くこともできるかもしれない。

コトもツヨも小学2年生。
この子達がもう少ししっかりしてくるまで、
間に合いますように。

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by keikototyuyo | 2011-02-18 00:01 | 父母のこと | Comments(12)

老いた父母、甘える

認知症になった母と介護する父。
わが家から30分くらいのところに住んでいます。
週一回か二回は訪ねて、
昼食を一緒に食べたり、そうじしたり。

特に父は私とおしゃべりするのをとても楽しんでいて・・・

子供の頃や反抗期・お年頃、今までの父との関係で
一番よくいろいろな話しをしているなぁと思います。

うれしいことはうれしいと言ってくれるので、
分りやすい。

バレンタインが近いのでチョコを持っていくとニコニコ。
去年のクリスマスでは丸いケーキを食べるとき、
ローソク点ける?誕生日じゃないからつけないっけ?
と言ったら
「点けたい。そんなことやったことないから」

子供たちの給食の話をしていると、
「給食たべたことないんだよな。食べてみたいナァ。」

トイレに冬に出す暖房機が出ていなかったので、
「あとで出してね。」
と言ったら「どこだったかな・・・」といいつつ翌日には出してあって、
「出したよ。」と自慢げ。
ほめてほしいのかな。
「すぐ出したね。偉い。」
というと、「言われたことはすぐやる」。

いつのまにこんなかわいいおじいちゃんになっていたんだろう。

先日区役所の人が来るというと、
「同席して。けいこさんが大黒柱だから。」
えっ?私が?

小さいとき、姉はけっこう頭がよくて、
オセロとか父にも姉にも私は絶対勝てなかった。
チャンネル権も犬のリードを持つことも、
どうやってねだったらいいのかさえわからない。

あの、家庭のなかで長年続いた劣等感だらけのスタンス。
今こんな時期がくるとは予想だにしなかった。

一番気が強かった母が食べて寝ることしかできなくなり、
家事は一切しなかった父が母の洗濯をし、
末っ子でカラダも気も弱かった私が、
みんなを元気付けて段取りをつける。

その後ツヨを迎えに行って、帰ったらコトが、「ママ!今日学校でね・・・」。

張り詰めた糸みたいに頑張りすぎないで、
先のことも考えすぎず、
でも生活を少しでも快適に楽しくおいしく、と思う。

大切な人たちに頼ってもらえるというのは、
生きる力になるから、ありがたい。

お昼に小ぶりな握り寿司を買って、
父母と3人でいただき、
帰り際、ほとんどしゃべらなかった母が、
「とってもおいしかったわ~・・・ありがとう。」

この先どんな残酷な認知症の進行があるのか、
今は、まだ、考えないでおくことにしよう。

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by keikototyuyo | 2011-02-12 00:18 | 父母のこと | Comments(8)

耳鼻科で叱られる?

ツヨの鼻水・鼻づまりがひどく、
セキも出るので耳鼻科へGO。

鼻の薬は先週もらったので、
行きたくないな~と思って伸ばし伸ばしにしていた私です。
走るんです。耳鼻科で。
危なくて汗がドーっ。いつも薄着で戦闘態勢。
できることならあまり行きたくない。

しかし・・・昨日の朝。
ツヨ「はーっくしょん!ゴホンゴホン!」。

コトが一言。
「ツヨちゃん、風邪ひいてる。」
母、聞こえないふり。

今朝。
ツヨ「はーっくしょん!ゴホンゴホン!」。

コトが一言。
「ツヨちゃん、やっぱり風邪ひいてる」

ああ弟を代弁する姉よ・・・はい、耳鼻科行ってきます。お姉さま。
面倒がっていないで抗生物質飲まないとだめですよね。
と母の重い腰をあげてくれました。

薄着で到着すると、
やはり病院内をダッと走るので
後ろにピタッとくっついて、
トレーナーの背中をつかんで制止!

何度繰返し練習しても、
叱っても、
変なスイッチが入ってしまう耳鼻科。

最近「赤」こだわりが全開。
赤いものを見ると興奮(牛さんですか?)してしまう・・。

かなり空いている時間を見計らって行きました。
診察室に入るなり、
上のほうにある赤いカゴや、
棚にある赤いラベルの薬のビンを
ものすごい速さで手に取ります。
慌てる看護師さんたち。

いつもはベッドに靴下と靴をぬいで寝る
(耳鼻科だから必要ないんだってば)
くらいで済むのに、
この赤こだわりはつらい。

障害者に理解のある無口な先生で、
いつも最低限度のことをささっと処置して、
パッと薬を処方してくれますが、
今日はさすがに
「そのへんは危ないからね。」
と初めて注意されました。

でも後で思うと「いけない」、ではなくて、「危ない」。
叱られたのではなくて、注意されたのです。

親はもう、いっぱいいっぱいで、
謝ってばかりで、
もう迷惑だからこないでほしいと思っているのではないか、
あきれられているのではないかとか、
もう恥ずかしいと思うお母さんもいるかもしれません。

でもここで凹みすぎてはダメかもしれない。
危ないことは危ないと言ってくれているだけで、
迷惑がられていると思い過ぎないことも必要です。

他の患者さんにぶつかったりしないように、
細心の注意を払いつつ、
また空いている時間を見計らって利用して、
親も凹み過ぎないで病院を利用したいものです。

ツヨは・・・

毎日滝のように出ていた鼻を(一瞬)診てもらって、
(瞬察・・・しゅんさつと私は呼んでいます)
薬屋さんで薬をもらうところを見届けたので、
家でも納得して薬を飲んでいました。
その物分かりの良さを耳鼻科で出しておくれ。

まぁ、一応ものごとの意味は分かっている。
ウン。これも成長だ。

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by keikototyuyo | 2011-02-09 21:46 | 病気・病院・予防接種 | Comments(10)

魅惑のカーブ

「テレビ・ビデオを見る余暇」がほとんどのツヨ。
最近うれしいことにプラレールやトミカに
興味を持つことが出てきました。

一時ケアにおいてあったりするので、
今までもそれなりに眺めて喜んだりしていましたが、
家でも自分で走らせたり、
遊ぶ時間が少~し長くなったり。

とはいっても遊び方が少々・・・。

わざと脱線させたり、
自分のお尻でせき止めていたり、
レール外に暴走列車になっていたり。

どこかでジージー音がすると思うと、
ソファーの下で壁に向かってもがいている山手線が。

しかもレールのこの急カーブを
無理やり手で曲がるのがお好きなようで。
(そもそもカーブじゃないんだけど)
ミラクルカーブ!
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ここをまがってなにがわるいの?(by自由人ツヨ)
えっ!こっちですか?(by山手線)

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by keikototyuyo | 2011-02-07 21:38 | 自閉症の息子のこと | Comments(6)