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カテゴリ:診断・診察( 10 )

心からお疲れさまでした ~児童相談所での最後の発達検査~

児童相談所で療育手帳の更新を受けてきました。
朝の9時45分の約束で、終わったら給食から学校に行く予定にしました。

が、しかし管轄の児相の写真がネット検索で出てこない。
本人にスケジュールを告げる手立てがない。 どう説明しよう・・・

いつもどうしていたんだっけ。
うーんうーん・・・記憶がない。
ツヨポンの記憶力をママに少し分けてほしい。

あ、そうだ、田中ビネー検査で画像検索して見せれば、
察しのいいツヨは分かるかも!
赤い○△◇の型はめなどの検査道具一式の画像を拝借!

ツヨに
「今日は、一番、これに車で行きます。二番、学校に行きます。」
と言うと
『えっ!なんだって?』
と目をまん丸にしましたが、すぐにピン!ときて、コクン!とうなずきました。

その記憶力と洞察力に本当に助けられる。

さて、児相では到着するなりやる気マンマン。いつもの検査室の付近をウロウロ。
担当の検査官が事務室から出てきて
「おはようございます。」
と待合の私に声をかけると
『お、来たな。』
てな顔で、一人さっさといつもの検査室に入って行きました。(笑)
20分~30分くらいで検査は終了。
そのあと検査官が数値を整理するのに10分ほどかかり、
次は三人で面談。結果を聞きます。

どんなにやる気があっても察しがよくても
言葉を持たないツヨの得点には限界があります。
そして
「座るのはどれ?」
と聞かれればイスを指せるけれど、
「空を飛ぶのはどれ?」
などのほんのちょっと難しい質問は理解できません。
ツヨの分かる言葉の世界はとってもとっても狭いのです。

総合的な発達年齢は2歳8か月前後でしょうとのことでしした。
検査の判定は重度からついに最重度になりました。

非常に強いこだわりや、手首を噛む自傷、ときおりある他害など
強度行動障害のランクも一つずつチェックされていきます。
今まで検査の判定は重度で、強度行動障害の判定でランクが一つ変わって最重度でしたが、
今回は、強度行動障害の判定があってもなくても最重度。

言葉がこれだけ分からなくて、記憶力・洞察力・理解力等がそこそこある
という生きづらさ。
本人もさぞやここまでつらい道のりだっただろうと思います。
それに加えての強迫的なこだわり。
世の中に分からないことや許せないこともたくさんあるでしょう。
それでもなんとか折り合いをつけて、人生を歩いていくしかない。
偉いな。強い子だな。

16歳なので、これで児相で診断を受けるのは最後。
次回からは障害者更生相談所へ行きます。
そこで最初に受けた判定は、必要がなければもう生涯変更しません。

実年齢の2歳から、何度も何度も受けた発達検査。
そのたびにツヨは
『お、またこれか。』
とやる気で頑張ってくれました。
『こっから先はわかんないんだよな・・・』
と何度も何度も思ったでしょう。
それでもいつもまじめに前向きに検査を受けてくれたツヨに心から
「おつかれさま。」
と言いたいです。

検査官の方が優しい目で
「とても頑張ってくれました。」
と教えてくれました。心からそう思っているように見えました。
言葉で伝えられなくても、一生懸命ジェスチャーで教えてくれたとのことでした。

「ひこうき」の絵を見たツヨは、両手を大きく上げて飛行機が飛び立つ様を表現したそうです。

『これは、ひこうき!ぼくしってるよ!』
両手を高く上げたツヨの姿が目に浮かび、その心の声が聞こえてくるようです。





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by keikototyuyo | 2018-10-31 22:40 | 診断・診察 | Comments(8)

将来いつまで一緒に暮らすか

発達クリニックでの診察がありました。
薬は毎月私がもらいに行っていますが、
年2回ほどは本人も連れて30分の診察をします。

私たちの前に診察を受けていた小さいお子さんが
大泣きをしていたあとだったので、人の泣き声が大の苦手なツヨは
入れ替わりに診察室に入るなり、ずっと耳ふさぎをして
ソファーでうつぶせて寝そべっていました。
それ以上逃げられないよ~と笑えるぐらい、
ソファーの座面と背もたれの折れ曲がった内側の部分に
ぎゅうぎゅうと身をよじって密着しつつ・・・

診察の内容は最近の様子の聞き取りや、将来の進路についてなど。
もう高校一年生なので、来年の今頃には具体的な進路をいくつか選んで、
あげていなければなりません。

就労の形態にはいくつかあって、特別支援学校からは、
おそらく就労継続支援B型と生活介護のどちらかに進むケースが多いのでしょう。

ツヨは作業はかなり得意ですが、認知や行動の特徴から普通に考えると
生活介護になります。
だれも探してはくれません。就労先は自分、または親が探します。
学校の進路担当の先生に相談すると、いくつかの候補はあげてくれると思います。

診察では
「ツヨくんとはいつまで一緒に暮らす?」
と率直に聞かれました。
つまりグループホームや施設には、どのタイミングで入れるつもりかということです。
周りの先輩お母さんや、事業所の方々の話を聞くと
親が本当に歳をとってからでないと、どうやらこのあたりの自治体では難しい
と思っていたのでびっくりしました。

実際、本人が若い時期に親元から離そうと思う親御さんは、
このあたりではなかなかいないのです。
受け皿の量と地域性にもよると思います。
「ツヨくんなら入居先を選ばなければ入れるよ。
ただどこもいっぱいだから、待つことを前提で、
入居の希望を出すか出さないかということ」
と。実際入居待ちの人数はすごいはず。
ただ、高齢者の特養などとたぶん同じで、
そこに「優先順位」というちゃんとした公平性のあるものがくっつきます。

母の特養希望のときはそうでした。
だから入居希望を出すのであれば、順番がきたら逆に入らないといけませんでした。
断るなら希望自体を取り下げないといけません。理にかなっています。

そうか。そんなにツヨは大変なのか。
客観的にみるとそうなのだろう。
実際、この日の診察に連れて歩くだけでとても大変でした。
あと5~10年もしたら私では連れて歩けなくなるかもしれません。
車の運転も何歳まで今のようにできるかわかりません。
おそらくヘルパーさんを依頼し、三人一緒に行動することになるのでしょう。

早めに入れるか、親がいけるところまでいくか、
どちらか決めの問題で、中途半端はよくないとも。

親がいけるところまで・・・

老いた私がいけるところまで頑張っている姿が目に浮かぶ・・・
これは涙なしには想像できない・・・

そうです。本当は私が一番よく分かっています。
私はたぶんとても疲れています。
そして娘ももっとみてやらないといけないのです。
そしてもうすぐツヨは大人になります。

なんだかショックです。
何がどうショックなのか?
自分の気持ちをここ数年かけて整理しないといけないかもしれません。
自分の本当の気持ちは、自分でも想像以上に分からないものです。

もしツヨと離れて暮らすにしても、まだまだ何年か先の話ですが、
書いておかないと忘れてしまうので。

お付き合いいただいてありがとうです。





by keikototyuyo | 2018-09-12 22:46 | 診断・診察 | Comments(10)

去年の今頃の悪夢

去年の今頃はこだわりが尋常でなくなってしまって
大変でした。

思い出すのも恐ろしい。
ツヨが精神病院の閉鎖病棟に一か月半入院したときは、
私はもぬけの殻でした。
コトがいたのでかろうじて生活をやりくりしていましたが、
一人だったら完全にどんより引きこもっていたでしょう。
でも精神的に強いので具合が悪くなる気は全
くしませんでしたが・・・
ただただ脱力。愛する息子が精神病院にいる。
その状態を耐えるのはかなり苦しいのです。

何にもこだわらないために何にもない部屋で(テレビもベッドもない)
看護師さんとのかかわりもこだわってしまうので、一人で過ごす。

バランスボールに乗って、窓から毎日外を眺めていたそうです。
私が面会に行くと、その部屋に入ってこないでと拒否をしました。
あのときのツヨにはその空間が居心地よい場所だったのかもしれません。

別室で面会すると、そこにいるのにまるで遠くにいるような感じ。
何を忙しくそんなにアンテナをはって生き急いでいるの?
ゆっくりできないのね?

ツヨの頭の中からいろんな刺激や興奮を冷ますにはさらに時間が必要でした。





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by keikototyuyo | 2016-03-02 00:54 | 診断・診察 | Comments(0)

療育手帳更新のための児童相談所での発達検査

療育手帳更新のための児童相談所での発達検査に行きました。

発達検査の所要時間は20分程度。田中ビネーⅤ。

発語がないので数値に表れないけれど、潜在能力は結果より高いでしょう
とのことでした。
内側にある言葉の量は豊かで、指示に従える。几帳面。
テスト中の立ち上がりもなし。

はい。しかし・・・

現在13歳で、発達年齢は2歳の中頃。
ほめられる部分もありますが、なぐさめなのかもしれません。
いや、でもまぁ長所は長所ということにしておきましょう。

目で見て理解する力が強いので、今後も視覚支援を行ってくださいと。
「よい指示を出せば、きちんと聞いてくれる」そうです。

短所というべきか、こだわりの強さから生活に支障をきたす部分があるため、
発達検査と別に強度行動障害の判定もしてくれます。

一定の数値に達すると、判定が一つ変わります。
ツヨはA2のところ、A1になります。

ツヨは手首の甲を噛むようになってしまったので、「自傷」というポイントも増えてしまいました。

「他害」という項目についていうと、ツヨはいつも通りをこよなく愛するので、
繰り返しこだわりを許容すれば他害のポイントは低くなります。

(でも家の外に出れば許容されないことが当然あるわけで、
そのさじ加減をどうするかツヨに関わるスタッフの方々で対応してもらうことになります。
最初が肝心で、二~三度続けなければこだわりにならないことがあるので、
新しい環境になったときに、許容しない場面を作るのが有効です。
ギャーッとなりますが、絶対にさせない強い態度でこちらが主導権をとると
結果的に受け入れることができます。
あくまでもツヨの場合です。)

強度行動障害になりやすいのは、重度・最重度の知的障害があったり、
自閉症の特徴が強い「コミュニケーションが苦手な人」です。
(厚生労働省:強度行動障害リーフレットより)

本人もどんなにか苦しいのです。

必要な場面でスケジュールに絵カードを使う等、きちんとした配慮が必需です。

さて、次回の判定は3年後の16歳。
それで児童相談所での判定は終了。
次々回は障害者センターで19歳に行います。
20歳を超えると発達の伸びが落ち着くので基本的に生涯判定は変わりません。
判定が必要、となった場合だけ、こちらから申請する方式になります。

はい。以上です。





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by keikototyuyo | 2015-11-19 22:16 | 診断・診察 | Comments(8)

オキシトシンは自閉症の夢の薬?

自閉症に有効かもしれない薬として、
最近テレビや新聞で見かけるオキシトシンについて。
何とかツヨの状態をもう少し引き上げたい、
もし効果があるのなら試してみたいと思いました。
薬は怖いです。
でも調べるだけ調べてみないことには。

どういう効果が期待できるのかというのは専門性がないので触れませんが、
いわゆる愛情ホルモンといって
家畜の陣痛促進剤等に使われているホルモン剤です。

それを自閉症の人が使うことによって自閉傾向を緩和させようという試みです。

研究が進んでいるのか?治験は行っているのか?
処方可能な大学病院はあるのか?
さらには一般の人にもクリニックで処方可能になるのか?

金沢大学のホームページには載っていますが、
とてもツヨを連れていかれる距離ではないので問い合わせはしません。

以前、治験を行っていた東大病院に電話して聞いてみました。
現在は外来の診察でオキシトシンについては何も受け付けはしていないとのことでした。
研究をしているのか聞きましたが、何もお返事できませんとのことでした。

幸運なことに国立の研究所の先生にお話を伺うことができました。

残念ながら、ヒトに対する効果や、服用方法などもまだまだ研究段階で、
一時は研究に取り組む機関もあったようですが、
実用化するかどうかはずっと先とのことでした。

そして愛情ホルモンというぐらいなので、
今、主な介護者が私であるのに対してこれ以上愛着形成ができても
もっと「ママこだわり」が強くなってしまうだけという理論になり・・・
ツヨのようなタイプの子には必要ないのではということになりました。

薬は怖いです。サプリとはわけが違います。
きちんと研究が行われて、人間が、子どもが、
そして物言えぬ障害のある子どもが安心して使用できる日がくるまで
そして効果がしっかりと証明できる日まで慌ててはいけないですね。
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ほかの夢をみようっと
by keikototyuyo | 2014-09-03 10:44 | 診断・診察 | Comments(2)

医学の進歩で自閉症は治るようになるか

遺伝についての講演会に行ってきました。

・・・内容は

発達障害の親向けとはいえ、
とっても難しかった・・・。

えんどう豆の実験のメンデルの法則(懐かしい!)、
優性遺伝、劣性遺伝

染色体は合計46本で対になっていて、減数分裂して~・・・

この辺までは理科生物でやったっけ。

次第に最先端の遺伝検査の話、ヒトゲノム、IPS細胞・・・

おうっ、それは難しい。

ダウン症は医学的に診断できるけれど
自閉症は医者が経験や診断基準に基づいて決めているもので

例えばそこに何らかの神経系の障害があるかどうかまでは
調べないなど。

自閉症でダウン症のお子さんの
脳波を調べてみたら
実はてんかんがあって、
てんかんの薬を服用したら
自閉症状が消えた事例があったとかね。

研究としての遺伝の検査により
「発達障害」についても
障害の種類として判定ができるようになっているという話。

ここは興味深い。

それを将来的に治療につなげること、
治験にのせてもらうことはできないのか等について
はいっと手を上げて質問してみたら(あはは、ようやるよ私)

今、研究や検査に自分の子が対象になったとしても
利益を受けるのは将来の発達障害のお子さんになるでしょうと。

また自費で多くの子を対象にやるには高額で
国の援助が必要だけれど
そのためには文科省に予算をもらうところから・・・
まだまだ国の意識が・・・
文科省へ声を上げていかないと・・・


そして
検査ができても、現在の医学ではそこから先の治療までは難しい。
ただ、「ああ、だからうちの子はこの障害があるんだ」
と「腑に落ちる」ことはできるのではということでした。

そうか親の遺伝だったのか!とか
そういえは家系に発達障害らしき人がいた、やっぱり家系か!とか
いや本当に突然変異だったのか!

とかね。

人の価値観の問題で

そんなこと知らなくてもいいや
とほとんどの人が思うわけで。
私ももちろんそうで。

治療につながるよ!
と言われたら皆、目の色が変わるでしょうけれど。

しかしどんな病気でも症状でも、治験で何年も何十年もかけて
やっと効果が実証できて
恩恵を次の世代が受けられるという医学の仕組み。

しかも自閉症についてはその仕組みにすら乗せてもらえない。



こんなに医学が進歩しているのに

「おたくのお子さんは自閉症です」

というある日の医者のたった一言で、(ツヨは出会って20分の医者に告げられた)

家族全員の一生を左右するような重大なことを告げられ

治す薬も治療も手術もなんの手立てもない障害で

療育以外に何もないよと

親が受容するのを何年もかけて待ち
自閉症の対応に慣れていくしか手立てがない


・・・


なんとかならんのか!国!


・・・と思うのです。


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待ってたらツヨがおじいちゃんになっちゃうよ~><
by keikototyuyo | 2013-11-23 12:02 | 診断・診察 | Comments(6)

ツヨの自閉タイプとコト語録

先日、療育センターで一年に一回の児童精神科医の診察がありました。
最初に木の教材を先生と差し向かってやります。
ツヨは教材が大好き。

何本か棒が立っていて、そこに形別に6色くらいの木の輪っかをはめていくもの。
輪投げのような形状ですね。
一組、三角の6色の木の輪の見本ができていて、あとは星かひし形だったかの
木片がばらばらとおいてあります。
ツヨは先生の合図もなしに始めます。
星を選んでどんどんはめていきます。
出来上がるときちっとそろえます。
今度はひし形。
先生も私もハッと気づきました。
見本の色の順番通りに自分もはめているのです。

三つの形の棒通しがきちっと三通り、色も合わせて、乱れなくできました。

しかし、先生の顔をチラとも見ず、もっと他のをやりたいようにキョロキョロ。

後は補助の先生と別の教材をやり、私は先生と話をしました。
困っていることがないかや、来年のこと、就学のこと、
ツヨがこの先どんな風に成長していくのか、
いろいろ聞きました。

そして教材をやるときの様子について。
診察に来ている今の状況や、流れの意味はわかっていないとのこと。
ツヨには教材しか見えていない。
できたよ、と、得意げにするでもなく、先生の言葉かけも全く無視。
まぁ先生はそうは言わないけど、
人を人と思っていないということでしょうか。

そういうタイプ的なものは大きくなっても伸びはしないと。
まぁ、分かりきったことでしたが、ああ、やっぱり・・・。

ただ、この後は嬉しかった。
作業の内容は、成長につれてランクアップするでしょうと。

そう、人と共同したり、一緒に楽しんだり努力したりはできないけど、
コツコツと一人でやるお仕事ならできるかもしれない。
だって、教材をこんなに集中して、見本通り、きちっとできるんです。
ある意味、失敗して怒られたらどうしようとか、
誰かに負けたらいやだとか
緊張するとか、
○○さんとケンカしちゃって落ち込むなぁとか、
そんな人間関係に悩む必要な全くないわけです。
ははっ、本当のこだわり職人になれるかも・・・!

今日、おばあちゃんの家で、私達が談笑している間、一人静かにおやつを食べ、
終わったらすっと立ち上がって、流しにカラのお皿を出しに行きました。
そういえば、ずっと前に一度だけ教えたことがあったっけ・・・。
おばあちゃんは、びっくりして、こんなにいろいろできるのに、
どうしてしゃべれないのかしきりに不思議がってました。
あなたとは目が合うの?とも聞いてきましたが・・・。
ずっと赤ちゃんの頃から私とは目が合ってました。
 
ツヨに何がわかっていて、何がわからないのか、私にもよくわかりません。
不思議君です。

おまけ。久々コト語録。

帰りの車の中、干支(えと)の話になり、
「パパはタツ年だよね!」とコト。
前に教えてあげたので覚えているかなぁ?とコトに質問。
「おばあちゃんは?」「えーと・・・サル年!」
「じゃ、おじいちゃんは?」
しばし考えて、
「ニワトリ年!」
た、たしかにトリ年だ!が、なんだかショボイぞおじいちゃん・・・。
ちなみにこの間、チンパンジーのことをチンパンジン、ときっぱり間違えました。
チンパン人・・・かなり人間に近いサルなのか?

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by keikototyuyo | 2008-01-20 23:23 | 診断・診察 | Comments(4)

我が子なのに何を考えているのか分からない

昨日は療育センターで発達検査でした。
最近のツヨの様子をみていて、まぁ普通の子の半分はないだろうなぁ・・・
と予想していたが、私の予想をさらに下回る結果でした~。
なんと!この一年で2ヶ月しか成長していない。

ちゃんと詳しくいうと、生活していく中で、できるようになったこと、
分かるようになったことはたくさんあります。

が、が、

指差し、バイバイ、ちょうだい、「~して」でしてくれる。
これを一切やらない。
そして言葉がない。やりとりがほとんどできない。

これは1歳の頃から変わらない。
これからもできるようになるかどうかわからない。

残酷なことにこの赤ちゃんでもできるハードルを超えない限り、
あまり不自由なく生活できていても、結果は「一歳児」の判定。

発達年齢÷実年齢×100が発達指数とすると、
実年齢が上がっていくうちに指数が限りなく0に近くなっていくのではないか
という不安が・・・
(と心理士さんに言ったら、イヤその前に指差しとかでてきますから。
と言われたのでそう信じますよ。)

まぁ数字はしょうがないからいいんです。
親なので一応ショックだけど、日が経てば癒えるので。
それがツヨなのだということであって、いいとか悪いとか、
ましてや、かわいそうとかの問題ではないし。

ただこのやりとり感のなさ、愛想がなく見えてしまう態度、
マイペースぶり、
そして伝達方法がないことの不便さ、イライラ感、(本人も母も)
を何とかしないと、段々煮詰まっていくような気がして・・・
もちろん、絵カードや実物を使ったりはしてますが。

もうちょっとなんとかしなくては~!!!
ツヨの大体の要求はわかるつもりです。
が、何を考えているのかよく分からないんですよ~。無念・・
ことばのない自閉症ってものすごーく不便極まりないものかもしれない。

・・・不自由で一番迷惑しているのはツヨポン自身なのですが・・・


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by keikototyuyo | 2006-11-15 21:23 | 診断・診察 | Comments(2)

自閉症と診断されるまで②

息子に何らかの遅れがあることを認めざるをえない時期になって、
保健所で地域療育センターのパンフレットをもらいました。
ところがすぐに予約をしても診察は半年後とのこと。

こんな悶々とした気持ちのまま半年も待つなんて!とても耐えられない。
つい最近まで診断を決心するのを延ばし延ばしにしていたのに、
いざその気になると今すぐにでも結果を聞きたい心境でした。

すると保健所で月一回専門医の出張療育相談というのをやっていて、
たまたまキャンセルがあったので
2週間後にみてもらえることになりました。
その後の2週間、指差し、発語の特訓だ!と
けなげな計画をたてたものの、焼け石に水・・でした。

あっという間に相談日に。パパも同席してもらいました。
ということは結果を聞く前からすっかり覚悟していたんでしょうね。
心細いからついてきてもらったのではなくて、
私から話すより直接医者から聞いてもらったほうが納得するだろうと思ったのです。
双子のコトもつれて4人で行きました。

まず発達検査を受け、私たちもいろいろ質問されました。
生まれた時の様子から赤ちゃんの時の様子。
どんな遊びが好きか。具体的な遊び方。
こちらの働きかけに対しての反応など。

そして医者とスタッフだけ別室で相談した後、
戻ってきて診断が言い渡されました。

「今お子さんがそうであるとはっきり言うことはできませんが、
自閉症の3つの特徴が出ています。」
と切り出され、自閉症の診断基準の説明がありました。
それは簡単に言うと
①対人相互反応の障害
②コミュニケーションの障害
③こだわり
の3つ。

息子の場合
「やり取り感のなさ」「一緒に遊べない」
「しゃべらない」「言葉がけを理解できない」
「偏食がひどい」「おもちゃを並べる等、本来の遊び方で遊べない」
ということがしっかりあてはまっていました。

自閉症・・・まさかと思っていたその言葉。
軽い知的障害だけであってほしい。
その思いははかなく散りました。

医者は
「親の育て方のせいではない、先天的なもので治らない」
とも言いました。
それと「親子で信頼関係を作ることが重要」とも。
あとは何を言われたのかよく覚えていません。
その日までの悩んでいた心が不思議と解き放たれたような感覚でした。
私のせいではなかったんだ!という安堵感。

私が身を固くして座っているパイプイスの下でツヨが寝転がり、
甘えた瞳でこちらを見上げて
「あー。」
と無邪気に笑っていました。

私の育て方のせいではなかったと安堵する一方、
「今はっきり自閉症とは言えない」
ということはまだそうでない可能性もある、
医者の診断も間違っているかもしれないという思いも消すことができず、
気持ちの整理はつきませんでした。
そしてその日は涙は出ませんでした。

数日して思考回路が少し落ち着いてくると「自閉症」についてとにかく知りたくて、
ネットで何時間も検索して記事を読み漁りました。
読めば読むほど息子に当てはまることがたくさん・・・
「自閉症児を育てるのは大変」とどこを見ても書いてある。
この先どうすればいいのか、漠然とした不安で一杯でした。

実母に電話で伝えようと思い、
さあ話し始めようとしたら、涙がどんどんあふれてきて、
もうどうしようもなくなってしまいました。
頭では冷静に受け止めているつもりでも、
心は悲しくてしょうがなかったんですね。
by keikototyuyo | 2006-02-16 01:29 | 診断・診察 | Comments(6)

自閉症と診断されるまで①

うちの子ちょっと普通じゃないかもしれない・・・
本を読むと自閉症の特徴に当てはまる。
いやちょっと普通より遅れているだけ。

そんな心の中の葛藤を乗り超えて、
何らかの専門家から「自閉症」の言葉を聞いた方。

これから始まるであろう自閉症児との生活、
社会との関わり、診察、療育、訓練、同じ障害をもつ母子たちとの出会い、
兄弟児のこと、パパのこと、親のこと、
たくさんの未知の世界。

障害を受け入れる苦しさ。
将来への不安。

それをたぶん誰もが味わっていくと思います。
そんな人にひとつの例として
ヒントとして
このブログを読んでもらえればと思います。




ツヨは1歳になるのにバイバイをしませんでした。
そして「マンマ、ブーブー」などの言葉も出ませんでした。

1歳半健診の前、私は焦りました。双子は指差しができなかったのです。

娘のほうは何だか興味はありそうにじっと私と私の指先を見ている。

息子は私が絵本を指差そうとすると「ぱっ」と逃げていってしまう。
追いかけて絵本を目の前に出すと顔を背ける。
一人で何か並べたりして遊んでいるところに話しかけながら加わろうとすると逃げてしまう。
何か教えたくても全く受け入れてもらえませんでした。

1歳半検診のあと、保健師さんが何回か訪問してきたけれど
「双子で大変だからフォローしてくれているんだろう」
とまだまだおおらかに考えていました。

そのうち保健所の「こども相談」というものに誘われました。
「遊び方について聞いてみたらどうか」ということでした。

そこで発達検査をされ、
「一人遊びに加わるときは声をかけないで後ろからそっと」
などどとアドバイスを受け、
あまり効果はなかったけど聞いたとおりに色々試してみました。

私の育て方、接し方が悪いんだと思い、
たくさんの育児書、専門書を読みました。

そんな中
「2歳で一つも発語がないのは知的障害か自閉症」
という文章を目にしました。

「スプーンとかの使い方がわからないなら知的障害。
指差しをしないなら自閉症。」

この文章を見たことで
この子は普通じゃないと認めざるを得なかったような気がします。
その文章はよくある子供向けの通信教育の親向けの小冊子でした。

「こども相談」の心理士の先生は
決して自分から専門医の診察を薦めませんでした。

でも何回目か相談日に、先生の前に座ってすぐに
「専門の先生の診察を受けたいと思います。」
と言うと、一瞬の驚きも躊躇もなく、地域療育センターの案内を差し出したのでした。

悲しいかなもう「皆に追いつけるのでは?」と思う気持ちの引き時だったのです。
ツヨの社会性と言葉は赤ちゃんの時から一向に成長していませんでした。
2歳3ヶ月の時でした。


次回は診断の時のことです。


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by keikototyuyo | 2006-02-15 00:38 | 診断・診察 | Comments(0)