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カテゴリ:知的障害( 2 )

愛情と甘やかしとしつけについて

今日は土曜日だったのでツヨは児童デイでした。
16時半に帰ってきて、ごはんをせかすので
15時半から早め早めに夕食の用意を始めます。

今日はプルコギ風の牛丼と、具だくさんの汁物にしようと思って
あとは盛り付けだけの状態まで仕上げておきました。
にんにくスライスと玉ねぎと牛肉を炒めて、
しょうゆとみりんとお酒と水でしばし煮て、
市販のプルコギたれを少量入れて、
めんつゆを入れたらとてもおいしくできました。
分量はすべて適当でございます。あはは。

するとデイからごはんごはん!と勇んで帰ってきたツヨが
用意しておいた牛丼を盛り付けるどんぶりを見て
慌てた様子で
『どんぶりじゃなくて、ごはんはお茶碗、おかずはお皿に分けて!』
と要求してきました。
確かに最近、肉といえばお皿にのせた肉野菜炒めが続いていて
牛丼の突然の登場に焦ったようでした。

ちなみに一言もしゃべらないので
ごはんごはんと勇んでいるのも、ごはんとおかずを分けてと言っているのも
すべて指差しやジェスチャーや必死な様子や
「ひいぃぃ。」
の声から察しています。

えーそっかぁ
牛丼にするとおいしいのになぁと思いつつ
じゃ、あなたのだけお茶碗ねと、どんぶりを一つ片づけました。
ここはみんなに無理に合わせなくてもいいかなと。

まだ17時前だったので、盛り付けの前にお風呂掃除をして帰ってくると
あっちでウロウロこっちでソワソワしていたツヨが
ガタガタと引き出しを開けているので、おや?っと見たら

どんぶりを再び取り出して3人のところに静かに戻しています。

『まてよ。どんぶりごはんのお肉もいいな。』
と思い直したのでしょうね。

大真面目に、みんなのどんぶりにそっと重ねておいていました。
素直な性格だなぁと、その後ろ姿にクスッとしちゃいました。

言葉はなくても、その背中は大いに語り
その行動はまっすぐに思いを表現し
目は分かってもらいたい人の目をまっすぐに見つめる
ツヨに何かこう、生きる情熱みたいなものを感じるのは私だけではないはず。

なんでもかなえてあげたくなってしまうけれど
いいことと悪いことの学習だけはいくつになっても重ねていかないと
この子たちに、これで学ぶのは終わりということはないなとも思います。

最近、人の食べ物の残しをさっと取ることがあるので
きちんとした注意が必要になっています。

たぶん、知的障害があるということはそういうことで
訓練は年齢がいくつになってもずっと続きます。
社会で生活していくからには、まぁいいかでは済まされないことが
たくさんあります。

続きはまた・・・


牛丼はとてもおいしそうに即完食しました。



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by keikototyuyo | 2019-01-12 23:42 | 知的障害 | Comments(0)

玄関のドアを開けたらツヨポンが…!

昨夜ツヨはめずらしくなかなか寝付けず、
23時ごろまで起きて笑っていました。

翌朝、さぞかし眠かったのでしょう。
学校が間に合う時間ぎりぎりまで
起こしても起きませんでした。

なんとか起きてぼーっとして朝食を食べ、
歯磨きをしたらまた寝床へバタン…

あれ
もしかして具合悪いのかな。

熱は36.8か37.0位をいったりきたり。
(平熱高めです)
目がトロンとして全然起きられない。
もしかしてインフルエンザ?
学校でも流行り始めています。

痛いともだるいとも言えない子は
病気を判断することがとっても難しい。
目安になるのは発熱くらい。

もしインフルエンザだったら今後熱は一気に上がるし、
危険行動があるので一人置いて外へも出られなくなる。
今のうちにコンビニで氷枕用のロックアイスと
(冷蔵庫で間に合わないくらい高熱が出ます)
当面のちょっとした食料をササッと買ってきちゃおう!

寝床に丸まっているのを確認して
玄関を出ました。

(いやな予感が読者の方に走っています?
大丈夫です。怖い結末じゃありません。)

我が家は一人での飛び出し防止のため、
外から鍵がかけられて
中からも鍵がないと開けられない鍵穴を特注しています。
つまり両方からみて鍵穴になっているわけです。

で、そこをしっかりかけてコンビニまで往復15分…

サクサク買って帰って玄関のカギを外からあけた瞬間

向こうからもグワッとドアが開いて、
上着を着て帽子をかぶってリュックを背負ったツヨが
立っていました…

たぶん、私がバタンと出て行った音を聞いて
『あっ!がっこう!おいていかれる!』
と慌てて起きたのでしょう。

大真面目な顔でドアの前ぎりぎりのところに立っていました。
学校に行くリュックを背負って。
鍵を開けた瞬間に向こうからドアが開いたので
なんならずっと開かないドアノブに手をかけて
『どうしよう。どうしよう。いかなければ』
とガタガタやっていたのでしょう。

思いがけずツヨが立っていたので
「きゃあ。
あー待ってたの!
学校行かなきゃって思ったの?
ツヨポン、今日は学校お休みしよう!」
と告げると

『えっ!あ、そうか、ああ、そうなのか』
という表情で室内へ戻りました。

ツヨは知能指数が20ないのです。
ほんのちょっとでも難しいことはなかなか理解できません。
日常生活をしっかりとパターン化して
親も子もおいそれと揺るがない環境をしっかり作って生活しています。

知的障害のある子の生活の地盤を作ってやるのは親。
もしも困った時は医師や児相に相談すればいい。

子の人生は長いのです。

それは重度でも中度でも軽度でも
知的障害のない発達障害の子でも、基本的には変わらないかもしれません。

毎日コツコツ生活しているツヨ。
たぶん鍵をかけないで行ったら、スクールバス乗り場か
自家用車の駐車場か、もしかしたら学校までも
『いかなければ。』
と思って一人で行ってしまったことでしょう。
もしかしたらママに追いつかなければとすら思ったかもしれません。

なんて無垢なのか…
そしてなんてかわいいやつよ…

今までも最善の注意を払ってきたけれど、
事故がないように本当に大切に大切に見守っていかなければと、
私が帰ってきてほっとした目に見つめられて、
心底思いました。

その後、みるみる体調はよくなって
念のため学校はお休みしたけれど
午後には元気いっぱいのツヨポンでした。



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by keikototyuyo | 2018-01-31 20:45 | 知的障害 | Comments(4)