わからないということ ~知的な障害~

瞬く間に季節は変わっていき
もうお盆を過ぎました。
厳しい残暑の中にも、ふとした瞬間に
秋の気配を感じることが増えていくのでしょうね。

前回の記事からしばらくして、障害支援区分の認定通知が来ました。
ああ、やっぱりこの子はわかっているようで
わからないことがたくさんあるのだろうなと
改めて障害の重さを感じることとなりました。

一昨日のこと。
ツヨが朝、いつもより早い時間に起きてしまい、
朝食のあとにちょっと眠ったり、午前中に少し出歩いたりしたせいか、
昼食を食べた後に、いつもの夕方のルーチンワークが始まってしまい非常に困惑しました。
家中のカーテンを閉め、お風呂の電源を入れ、
夜の歯磨きの準備をするのです。
まだ、外は真昼間で、アナログ時計も13時半を指しているというのに。

そうか。時計も外の明るさも、ツヨにとっては無意味なのか……

一日がぎゅっと凝縮されてしまったかのようで
不思議な、ちょっと怖いような気分に襲われます。
それから3時間、なんとかだましだまし過ごしました。

私がお風呂のスイッチを停止しても、歯磨きを始めなくても
かんしゃくを起こすような感じではなかったので助かりました。
カーテンは、何度開けてもすぐ閉められちゃったけれど。
17時に食事を出すと、それはそれで食べるし。

しかしこの日は久しぶりにこう実感しました。
ああ、わからないということは、こういうことか。
こりゃあ、大変だ。と。

一緒に暮らしていると大変なこともたくさんあるのですが、
これからも支えて、仲良く過ごしていかなければなりません。

私もツヨに支えられている部分だって
きっとあるのですから。





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いつも読んでくださってありがとうございます

























by keikototyuyo | 2023-08-15 16:06 | 知的障害 | Comments(1)
Commented by ゴルフボールおすすめ at 2023-09-05 13:12 x
参考になる情報ありがとうございます。
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