しばらく間があいてしました。
お心配をおかけしていたらごめんなさい。
少し疲れた日もありましたが、私は元気です。
母の話が少し続きますが
先日、最後に暮らした特別養護老人ホームから
荷物を引き上げてきました。
結局5年いました。
その前のグループホームには3年くらい。
さらにその前のグループホームには2年くらいかな。
介護度によって、入れるホームが違ってくるので、
認知症が進むにしたがって、新しい場所を探して
引っ越しをしたのでした。
何度か引っ越のたびに、車で母と荷物を運んだっけと
思い出していました。
施設に面会にいくと、最初のころは、たまに
「はい。」
なんて返事をしていたのだけれど
そのうち、5分おきに、
「あらぁ。あなたなの。来ていたの?」
と驚かれたり。
最初のホームでは、家に帰ろうとして
皆のいるリビングの窓の鍵を開けようと
カチャカチャやっていたっけ。
そこの施設では転んで肩を骨折して、肩にボルトを入れる手術もしました。
脳出血で入院もしたし、
誤嚥性肺炎でも4回は入院・・・
最後は肺炎を起こしても、もう病院には連れて行かない
という結論を家族で出しました。
胃瘻から食べものを入れると、むせてしまい、
とてもつらそうだったからです。
施設で看取ることにして、最後は食事を徐々に減らし、
水分も減らしていってとっても安らかに最期を迎えることができました。
認知症になって何も分からなくなって、
母は社会的には、一度人生を終えたのかもしれません。
かわいそうでした。
だんだん分からなくなるのは、怖かったでしょうね。
先日までいた施設の荷物を、車いっぱいに載せ出発する時、
施設の職員さんが、何人かで見送ってくれました。
行きは乗ってきた母が、今日、出ていくときにはいない。
持ち主を失った服や靴、タンスなどが、ゴトゴト音を立てて
急な坂をおりていく・・・
~おかあさん、おつかれさま~
母へ感謝をささやく持ち物たちを、花壇のラベンダーが静かに見送っていました。
