児童相談所で療育手帳の更新を受けてきました。
朝の9時45分の約束で、終わったら給食から学校に行く予定にしました。 が、しかし管轄の児相の写真がネット検索で出てこない。 本人にスケジュールを告げる手立てがない。 どう説明しよう・・・ いつもどうしていたんだっけ。 うーんうーん・・・記憶がない。 ツヨポンの記憶力をママに少し分けてほしい。 あ、そうだ、田中ビネー検査で画像検索して見せれば、 察しのいいツヨは分かるかも! 赤い○△◇の型はめなどの検査道具一式の画像を拝借! ツヨに 「今日は、一番、これに車で行きます。二番、学校に行きます。」 と言うと 『えっ!なんだって?』 と目をまん丸にしましたが、すぐにピン!ときて、コクン!とうなずきました。 その記憶力と洞察力に本当に助けられる。 さて、児相では到着するなりやる気マンマン。いつもの検査室の付近をウロウロ。 担当の検査官が事務室から出てきて 「おはようございます。」 と待合の私に声をかけると 『お、来たな。』 てな顔で、一人さっさといつもの検査室に入って行きました。(笑) 20分~30分くらいで検査は終了。 そのあと検査官が数値を整理するのに10分ほどかかり、 次は三人で面談。結果を聞きます。 どんなにやる気があっても察しがよくても 言葉を持たないツヨの得点には限界があります。 そして 「座るのはどれ?」 と聞かれればイスを指せるけれど、 「空を飛ぶのはどれ?」 などのほんのちょっと難しい質問は理解できません。
ツヨの分かる言葉の世界はとってもとっても狭いのです。 総合的な発達年齢は2歳8か月前後でしょうとのことでしした。 検査の判定は重度からついに最重度になりました。 非常に強いこだわりや、手首を噛む自傷、ときおりある他害など 強度行動障害のランクも一つずつチェックされていきます。 今まで検査の判定は重度で、強度行動障害の判定でランクが一つ変わって最重度でしたが、 今回は、強度行動障害の判定があってもなくても最重度。 言葉がこれだけ分からなくて、記憶力・洞察力・理解力等がそこそこある という生きづらさ。 本人もさぞやここまでつらい道のりだっただろうと思います。 それに加えての強迫的なこだわり。 世の中に分からないことや許せないこともたくさんあるでしょう。 それでもなんとか折り合いをつけて、人生を歩いていくしかない。 偉いな。強い子だな。 16歳なので、これで児相で診断を受けるのは最後。 次回からは障害者更生相談所へ行きます。 そこで最初に受けた判定は、必要がなければもう生涯変更しません。 実年齢の2歳から、何度も何度も受けた発達検査。 そのたびにツヨは 『お、またこれか。』 とやる気で頑張ってくれました。 『こっから先はわかんないんだよな・・・』 と何度も何度も思ったでしょう。 それでもいつもまじめに前向きに検査を受けてくれたツヨに心から 「おつかれさま。」 と言いたいです。 検査官の方が優しい目で 「とても頑張ってくれました。」 と教えてくれました。心からそう思っているように見えました。 言葉で伝えられなくても、一生懸命ジェスチャーで教えてくれたとのことでした。 「ひこうき」の絵を見たツヨは、両手を大きく上げて飛行機が飛び立つ様を表現したそうです。 『これは、ひこうき!ぼくしってるよ!』 両手を高く上げたツヨの姿が目に浮かび、その心の声が聞こえてくるようです。 ![]() いつも温かい応援ありがとう 禁複写
by keikototyuyo
| 2018-10-31 22:40
| 診断・診察
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Comments(8)
ウルウルしながら読みました。
息子さんの頑張りがお母さんにも伝わっていて、それに応えるツヨママさん素敵です。 私もツヨママさんのように大きな心もちたいな。。。 本当にお疲れ様でした。
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検査の写真で行先がわかったのはさすがですね!
小さいころから発達検査を前向きに受けてきたというところも何気に凄いです。 ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Cheeさんへ。
コメントありがとうございます。行先を察してくれて本当によかったです。
まいさんへ。
温かいコメントありがとうございました。
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