ツヨと電車 その2

ツヨのクリニックは電車で2駅。
いつもは私が一人で行って決まった薬を処方してもらいます。
今回は電車に乗る目的でツヨも一緒に。

少し混んでいて待合室で待つこと20分。
名前を呼ぶ受付の女性をずっとチラチラ見るツヨ。
そうだよね。この人が呼ぶんだものね。

そして名前を呼ばれると待合室のイスから
『待ってました!』
とばかりにぴょーんと勢いよく立ち上がり、
勇んで診察室へ。

そしていそいそと上着と帽子を床に投げ捨て、
診察室のソファーにうつぶせでビヨーンと寝る。
それがこのクリニックでの彼の儀式です…。
でも部屋に入ったときと出るときには
先生に向かってコクン!と挨拶をする律儀なやつです。

さて
診察を終えてハンバーガーでお昼を済ませ電車に乗って帰る途中、
行きと同じく立って外を楽しそうに眺めるツヨに
二駅じゃかわいそうになって
「もっと乗る?」
と聞いてみると
「ん!」
と目をキラキラ。
「じゃ、あと3つね。」
と告げると理解した模様。
「その先はどういうルートで行こうかな。」
なんてツヨの横の席で考えていたその時

ドアのところに立っていたツヨが
すーっと車内に後ずさりしていきました!
なに?どしたどした?

ちょうど駅に到着したところでした。
あ、もしかしてドアが開いてびっくりした?
ずっと反対側のドアが開いていたのに、
その駅ではツヨのほうのドアが開いたのでした。

ムーンウォークか?という感じの
静かな後ずさり。
そうか。今まで車内ではいつも席に座らせてきたから
立っているそばでドアが開くことが初体験だったのか。

そのあとも電車が止まるかなり前に自分からそーっとドアから離れていました。

でもどうして自分のほうのドアが開くときだけ離れるのだろう?

あっ。そっか。

電車が駅に近づいて自分の立っている側にホームが近づいてくると
『こっちがあくぞ。きをつけろ。』
と危険を察知していたのです。
ホームが近づかないときは離れない。

ははぁ…よく見てるなぁ…

実はとっても危機管理ができているツヨでした。

そのあと江ノ電にも乗ってぐるーっと沿線散歩して(テレビ番組みたい)
電車を満喫しました。

車窓からでも十分海がきれい!


f0025201_22310513.jpg


前日までの春の嵐が去ったあとの海。

線路が住宅地から海沿いに出た瞬間の一面キラキラの海の光景に
車内の人が皆で一斉に
「うわあ…きれい…!」
と声に出して見とれました。




そして無事終点に到着。

f0025201_22313709.jpg


終点は両側にホームがあって
『…どっちがあくんだ…?』
と困惑していました。
あはは!




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by keikototyuyo | 2018-03-25 22:38 | 外出・余暇 | Comments(2)
Commented by ばあば at 2018-03-26 19:28 x
楽しい電車の旅でしたねツヨ君!

江ノ電の車窓から見える景色を
満喫されたようでよかったです

山もいいですが
海の景色は何か心が広がるように
思います

前にも書きましたが
毎日の散歩コースの高台からは
関西空港 連絡橋 明石海峡大橋 神戸 淡路島
飛行機 南海電車 沖に停泊する船これらを一度に
見渡せます

あぁ 近ければツヨ君と一緒に眺めたいです。   
Commented by keikototyuyo at 2018-03-27 23:19
ばあばさんへ。

コメントありがとうございます。
毎日のウォーキング本当に尊敬します。

おっしゃる通り
山もいいですが、海もいいですね。
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