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偏食指導

小さい頃は偏食がひどく、白米かパンかビスケットばかり食べていました。
小4くらいに学校で偏食指導をしてくれて、ほんのひとかけ、2ミリとか、
おかずを食べたら次は好きなものを食べていいというやりかたで、
少しずつ、おかずのおいしさに気付き、受け入れるようになりました。

食わず嫌いのものは、先生がツヨを肩を組むようにして抱えて、
外側からアゴを押さえてあーんして食べさせました。
そのやり方は子どもが偏食から脱する時期がきているかどうかの
頃合いをよく見計らってやるとのことで、
ツヨはおかずに興味を示していたから取られた方法だったと思います。

食べてみたいけれど、こわい。
先生が押さえてくれたら食べられるかも、
とツヨ自身が感じていたのではないでしょうか。

新しい食べ物にチャレンジするとき、
ツヨはまた顔を押さえてほしいと、
ジェスチャーで先生に伝えたそうです。
こう、手を上にあげて、反対側の耳を触るようなポーズ。

それは押さえられた感触への一種のこだわりだったのかもしれませんが。

こう書くと簡単なようですが、給食での先生とツヨのやりとりは
私の想像を超えて、気の遠くなるような真剣な作業の繰り返しだったのだと思います。
長い期間、一定のルールで対応し続けるわけですから。

その時期は家では好きなものを好きなように食べさせてくださいとも言われました。
食事の時間が嫌いになってしまわないように。

いろいろな要素がうまく重なって、今はメニューにこだわりはあるものの、
ほとんど何でも食べられるようになりました!


まぁ食事のこだわりはまだまだいろいろ続くのですが・・・
食べる楽しみを知れたことは人生における大きな宝です。




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by keikototyuyo | 2015-07-30 21:58 | 偏食 | Comments(1)

学校・福祉・家庭、そして進路をトータルで考える

夏休みは10時から16時まで、週何回か児童デイや一時ケアに行っています。
朝は10時までに支度してお弁当を作っておけばよいので
時間に多少ゆとりがあります。

デイ等ではお出かけなどはしないで、中庭のプールで遊んだり、
室内で遊んで、家から持って行ったお弁当を食べ、デイのおやつを食べ、
15~16時に家に送ってきてくれます。

外出は今のツヨにはなかなか難しいのですが、
ある児童デイでは、公園に行ってブランコと公園内を往復するのがこだわりになり、
雨が降ろうと暑かろうと、
同じ公園に通っているそうです。

雨の日は、スタッフさんがタオルを持って、
ブランコのイスを拭いてくれてツヨが乗り、
公園内を行ったり来たりして、
またスタッフさんがイスを拭いてくれてツヨが乗る。
そんなことを毎回30分から一時間繰り返すそう。
デイに足を向けて寝られません。

4月の初日に公園に連れていってくれたその日から、
公園でブランコをする
というこだわりにストンと入ってしまいました。

大雨でも降ったら・・・

デイをお休みするしかないのでしょうね。
行ったら公園に行くことになるので。


夏休みに学校の担任の先生とコーディネーターの先生が、
二つの児童デイの見学をしてくれるということで、
今日はその一つ目の日でした。

学校ってそこまでしてくれるのかと驚きでした。
ありがたいです。
学校の先生にデイのことについて相談や報告は何もしたことはありません。
学校外の話をされても困るだろうと。

でも時折、関係者会議と称して、学校、サポートセンター、児童デイ、
区役所のケースワーカーさん等、ツヨに関わってくれている方たちで、
情報交換の場を持ってくれていることを考えると、
必要に応じて、問題のある子(と言いたくないですが)の生活・進路を
トータルにコーディネートしていくことは大切かもしれません。
長い目で見て。

施設に入れてしまえば、こういうケースにはならないのでしょうが、
少なくとも18歳までは家庭でみていきたい。
施設も数か所見学しました。
あがきです。
情報交換しながら、何人かの手で少しずつの時間をみていただいて、
なんとかかんとかそれなりの大人にして、
生きる力をつけたら新しい道へ進む。

16時にデイの車から降りると、たっぷり遊んだ顔をして、
「アア、お、あ、ん!(ママ、ゴハン)」と
磁石のように近寄ってまだまだ甘えてくるツヨです。

そこから夜、眠りにつくまでママの出番。
いつも通りに事を運べばきっと怒られない。
何にも足さない何にも引かない(古い)。
歩道のポールはいつものこっち側を通れば怒られない。
ツヨが郵便受けを開ける間の私の立ち位置はここ。
眠るまでルールのオンパレード!


ああ、気付いたら一時間半もこの記事書いてた・・・
寝ます・・・




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by keikototyuyo | 2015-07-25 01:11 | 息子の将来 | Comments(2)

かつての出来事に照らして怒ってくる

その日、夕食を食べ終わるとツヨはいつも通り手を洗い、
次にいつも通りのソファの定位置に座るはずでした。

が、突然私の手を引いて、廊下に置いてあった二日前に来たお中元の箱を指差し、
「ギャ!ギャ!」と大きな声で怒りだしたのです。

私は食事もそのまま急いで箱を開けざるを得ない状況です。
私が荷解きをする間、怒って廊下を行ったり来たり。
中が洗剤なのを見せると、わかった、しまえ、とアピールしてきます。
焦るツヨと一緒に洗剤を戸棚へ。

次はそれこそ2週間くらい玄関においていたスポーツ飲料の段ボールも
指差して怒っています。
片付けて!なのかな?分からないけれど、とにかく段ボールをたたみ、
2リットルのペットボトルを目のつかないところへ移動。

昨日、夕食後にコトの歩く道筋が違う!と大暴れしたので、
(行くときにソファーのこちら側を通ったら、帰りも同じところを通ってでないと
激怒するのです・・・)
また夕食後に緊張感が走ります。

そういう時は目が切羽詰まった様子になります。
苦しいのでしょうね。人や物の位置がツヨなりの決まりに反すると。

気持ちは分かってあげたいけれど、声は怖いし動きは激しいし、
動作を言いなりにしないといけないのでこちらも苦しい。

次にツヨが50音表で何かを伝えてきました。

「か」

「し」


・・・何だって?かし?


「し」

「か」


何ですと?かし?しか?じか?かじ?しが?じか?
考えられる限り並べ替えたり濁点をつけてみる。

その時、ふと

あ、おかし?!
ずいぶん前に中元歳暮でおかしが来たことを思い出して
あの時はおかしが来た。今回はあの記憶の再現はないのか?!みたいな?

あ!

もしかして

し・・か・・・



シガール?!   

ずっと前、ツヨの大好きなヨッ〇モックのシガールが来たことがあった。
来る日も来る日も隠しても隠してももっと出せ!と壊れてしまったっけ。

その時に暴れるばかりではなくて、名前で要求できるようにと
「しがーる」
と教えたのだった。
まさか覚えていた?

シガールを画像検索してツヨに見せると、
はっとした顔になりました。
今日はシガールはありません。
と伝えると目の色がすっと落ち着いてニヤッと笑顔を見せました。

シガールを買って、わざわざこだわりに点火するようなことはしません。
ツヨも買ってほしいわけではないでしょう。

フラッシュバックってこういうことなんだ。
そして一度覚えた単語は完璧でないまでも覚えていて、
必要なときにふいに引き出しから出すことができる。

記憶力の良さが裏目に出ることもあり、それにかろうじて救われることもあり。

そして周りの人はあの時のあれか!と気づけないこともある。

深い・・・
深いよ、ツヨぽん・・・





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by keikototyuyo | 2015-07-23 14:22 | こだわり・常同行動 | Comments(3)

50音表とトーキングエイドの活用

おととい作った野菜のグリルと枝豆が残っていたので、
それをリメイクして昨晩は久しぶりにグラタンを作りました。
小麦粉の量が足りなかったのか、少しゆるいグラタンになってしまった。

チーズをのせてオーブンに入れてしまえば
なんとかなる。

ツヨは久々のメニューに目を丸くして、
フーフーしながらぺろりと食べました。

ひき肉のコクが強すぎて私は箸が進まず、少し残してしまいました。

それをちらっと見たツヨ。
でも人の分はもらわないことに徹底しているので、
ほしがることはありません。

翌朝

朝ごはんを食べていたツヨがすくっと立って、
冷蔵庫の50音表を指しました。

ん?なあに?










??
もう一回指してくれる?









じっと私の目を見るツヨ。
あ!
シチュー?!


そうか。「ぐらたん」はつづりを教えていなかった。
ホワイトソースがゆるかったし、シチューだと思ったか、
または苦肉の策で知っている物の名前で伝えたか。
なかなか通じなくて一生懸命「し・ち・ゆ・-」と指したのね。
半年ぶりぐらいに使った単語なのに、よく覚えていたなぁ。

私が残していたのを見ていて、明日の朝、食べようと思ったの?
うーん残念、リメイクだからもう処分済み。

「あ、シチューね!ないよ~。」

と言うとニヤッとして納得してくれました。

50音表は便利だね。綴れる単語をもう少し増やしたい。
学校の先生にお願いしたら、耳で知っている単語のさらなる視覚化を夏休み明けから進めてくれるとのこと。
それからiPadのトーキングエイドを使いたいと言ったら、iPadが中学部にはないと。
でも小学部にはあるそう。
ぜひ中学部にも!と来年度購入してもらえるように丁重に、でも強く希望を出しました。
ほぼ購入いけそうとのことです。
ほかのお子さんもトーキングエイドが使えたらいいし、ほかにも活用できることはあるはず。同じ学年のあの子供たちの笑顔が広がるといいな。





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by keikototyuyo | 2015-07-17 11:02 | コミュニケーション | Comments(3)