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地面から浮き上がらないダッコなんて

明日はツヨの運動会。
今年は土曜日開催なので
初めて主人とコトも観戦できます。

運動会も三回目。
最初のころは途中でこちらにダッシュして
抱きついて離れなかったりしたっけ。

最近、学校で会っても
磁石みたいに走ってくることがなくなって
先生やお友達を頼りにしているのがうれしいです。

まぁ、もう走ってきて抱きつかれても
重くてもちあげられない。
それでも何とか足を上げて絡み付こうとするけど・・・

地上から浮き上がる抱っこが
意義があるんでしょうねー。

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by keikototyuyo | 2011-09-30 21:46 | 自閉症の息子のこと | Comments(6)

母を介護できない無力感と後ろめたさ

脳出血で倒れた母は無事に退院しました。

退院当日病院へ行くと
看護師さんとトイレに行っています、と。
待っていると
スタスタと歩いて帰ってきた・・・!

すっかり身支度を整え、
早く行きましょう!みたいな・・・
すごい復活ぶりじゃないか。

認知症ケアホームの方が二人来てくれていて
荷物も全部
「いいです。いいです。」
と持ってくれ、
「ホームまで送らなくてよろしいですよ。お任せください」
と。

場所の認知ができなくなってきている母は
言われるがままホームの車へ。

どこへ帰るかを理解しているか
分らないけれど、もう
「家に帰りたい」
とは言いませんでした。
もしかすると状況はよく分かっているのかもしれません。
娘のところには行かれない。
家にも戻れない。

ホームの人はテキパキ動きつつ
「待っていたわよ。みんなも待っているからね。」
と優しく言っていました。

「また会いに行くからね。」
と私が言うと
母は「はい。どうもありがとう」
みたいな様子。

そして去っていきました。

ぽつんと病院の駐車場に残され、
荷物の整理も身支度も介助も
何もしないで終わってしまったかと・・・。

老いた背中を見送りつつ、
無力感と
いつでも全力で育ててくれた
若い頃の母を思い出して、
申し訳なさにさいなまれました。

先日コトにおばあちゃんが退院することを告げると
飛び上がって喜んでいたけれど
「家に帰れるの?!」
と。
「家には帰れないよ。またホームで生活するの。」
と言うと、がっかりした顔で
「一生?」
と。
ああ、子供は純粋で残酷です。

母が去った駐車場で、
しばらく泣きそうでどうしようもなかったけれど、
とにかく前を向いて
次に進むしかない。

母にとっても、
適切な介護と
健康的な生活がきっと待っているはず。

私も、とにかく自分の車に乗り、
そういえば子供たちの靴がきつくなっていたなと
ツヨの学校のある街のスーパーへ
また車を走らせました。

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by keikototyuyo | 2011-09-26 23:24 | 父母のこと | Comments(5)

「誉めること・経験すること」

今日は台風のため
コトの小学校が保護者引き取り下校になったので、
休校だったツヨとお迎えにいってきました。

行きは大した雨風ではなかったけれど
帰りは暴風・・・

歩いて10分ほどの道のりを
コト、私、ツヨの隊列を組んで歩きました。

つい先日、自分でカサも持てるようになったし、
模倣も得意なので
チラチラ振り向くと
カサを旗手のようにシッカリ持って、
真剣な顔で歩いています。

私の顔をじっと見て、
怖いけどがんばるよ。
みたいな表情。

前からあおるように風がきたので
ツヨのカサをちょっと押さえたら、
そっと私の手を払いのけました。
『自分でやる。
オレのやり方でオレのカサはまかせろ。』ってことですね。
ああ頼もしい・・・
ツヨはカサを傾けることなく、
限りなく自分の体の芯と一体化していました。
なるほどそういう考えか。

すごい横殴りの雨に
がんばれ!じょうず!と声をかけると
後ろのツヨから
自信のような空気がみなぎってくるのが分る。
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ついで(!)にコトも誉めると、
「うん!」っとつらいながらも嬉しそうな声。

ほめるって本当に大事なことですね。

親から目線で
できて当り前でも、
やっとできてハラハラしても、
誉められたときの
子供の無常のうれしさをあらためて感じます。

毎日のルーチンの中であっても。
たまたま、あ、こんなこともできるんだと思ったときも。
こんなことできて当り前と思っても。

出し惜しみしないで
「じょうずだね。」

とほめてやろう。

誉められた時の子供のうれしさは
誉めた親が思っているよりはるかに大きい。
昔、何かで読みました。

そんなことを考えながら家に到着。
三人とも長靴から水がジャーっと・・・。

これも経験。


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夜のフルーツタイム。
どんなことを考えているのでしょうね。
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by keikototyuyo | 2011-09-21 21:49 | 家での教育・しつけ・身辺自立 | Comments(13)

コト、やっとおばあちゃんに会える。

今日はおばあちゃんの病院へコトと旦那と一緒に行ってきました。
車椅子に座ってぼんやりしていたところに
コトを連れていったら
「コトちゃん・・・。」っと
とても喜び、
コトはプルプルと震えて泣いていました。

「いい子ねぇ。」
おばあちゃんにほめられていました。
こういう場面がコトの心にずっと残ってくれることを祈ります。

脳出血のほうはもう大丈夫で、
あとは入院前にいた認知症グループホームと日程を調整して
そろそろ退院になるとのことでした。
またホームに戻ることになります。
麻痺もないそうです。

ただ
ずっと寝ていたので
認知症は進み
オムツもとれず
歩行もままなりません。
食事も介助がないと進まないようになりました。

健康的には問題ないけれど、
認知症の症状が
いろいろな回復の妨げになってしまいます。

それでも
元気になれたことに感謝し、
ホームに帰って環境も変わって
そこでやっていたことをひょいと思い出して
やってくれるのではないか
そんな希望も捨てずにいこうと思います。

ツヨの学校での大きい写真を持っていって
説明しながらおばあちゃんに見せました。
「かわいいわねぇ・・・。」

(そうね。
かわいいけど
ときおり怪獣みたいなんだよなぁ。)

退院したら
ツヨもいつかグループホームに連れていってみようか。
大騒ぎになるでしょうね・・・
実現したら記事にしましょう・・・
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by keikototyuyo | 2011-09-19 00:07 | 父母のこと | Comments(2)

ゲラ笑いがつらい。でも本人のせいじゃない。

夕方になるとツヨのゲラ笑いと湧き出すような笑いが止まりません。
ニヤニヤ顔で、
んひひひ!グッグッ、ギッギッ!たまにア”-!
と怒鳴り声。

寝付くまでニヤニヤしながらコトにくっついてこれをやる。
さすがのコトも
「ママ、耳栓かして。」
大人の耳栓じゃうまく入らないので
ヘッドホンに音楽をかけてきかせてやりました。
私は音楽DVDをパソコンでヘッドホン音量、大。

これは冗談じゃなく本当にツヨ以外の人がイヤーマフ要かも。

ツヨの部屋を用意して、だんだんそちらで過ごすようにしようかと
半年くらい前から思っていたけれど、
まだいいかな?なんて先延ばしにしていちゃダメかもしれません。

このね、
お腹を抱えてヒーヒー笑われ続けるのは
こちらの神経がギリギリと磨り減っていく感じで・・・。
しかもツヨの動きは跳ねるか、ゴロンゴロン寝転ぶか、走るか(ドタドタ)スライディングか。

本人のせいじゃないけれど。
本人も楽しいのかつらいのか、
疲れているのか
なんだかよく分からない。

薬も飲んでいるけれど
これ以上増やさないよとお医者さんには言われています。
ほかに解決策はあるはず。

そうそう、発声が多くなってきたというのはいいこと。
ついさっきの話。
いないいないばぁ!の昔のDVDをツヨが引っ張り出してきました。
もう擦り切れるほど見たやつだけれど
ここ2年は見ていなかったはず。
その中で、うーたんが
きゃはは!うははは!あはは!あはは!
笑う場面になったら、
ツヨが全く同じタイミングで
きゃはは!うははは!あはは!あはは!と。

その記憶のすごさに背筋がゾー。
幼児の時に記憶していたのに今までは発声できなかったのが、
今日はできたということ?

あっ!
ゲラ笑い・・・
実はうーたんの真似なのかも・・・?!
今でも毎日いないいないばぁ!は見ているので・・・
永遠の二歳児うーたん。
あぁっ!わが家にも永遠の二歳児がっ。
記憶力はわが家の誰よりいいけれどね。
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by keikototyuyo | 2011-09-12 22:58 | 自閉症の息子のこと | Comments(18)

老夫婦、再会の時

その後のおばあちゃんは・・・
面会時間が15時からで病院には行けず。
(わが家からはちと遠いのです。子供の面会も不可で。)
ちょっと心配です。
電話で様子を聞くことはご遠慮くださいと入院の手引きにあり、
そんなぁと思うけれど
病院側でしっかり看ていてくれていうふうに理解することにします。

今は家で一人で暮らすおじいちゃんですが、
母が倒れたと知ったときは相当ダメージを受けていました。

4月にグループホームにおばあちゃんが入ったきっかけは、
夜中に家の窓から父を悪人呼ばわりして叫び、
毎晩徘徊を繰返し、
救急車や警察のお世話になったからです。
気の弱い父はすっかり憔悴し
やっとこさっとこ母がグループホームに入った後も
会うのが怖いと言ってこの5ヶ月間一度もホームに面会にいきませんでした。

今がチャンスかもしれない。
母が倒れて脳出血とわかったとき、
今日、父に会わせようと思いました。
このまま一生会わないのも淋しすぎる。
母の意識がぼんやりながらもあるのを見て
父を迎えにいきました。

処置が終わって説明を聞いたあと、
どうぞ患者さんに会ってくださいと言われ、
父と姉とホームの施設長さんと私で集中治療室へ。

父の緊張はどれだけだったでしょう。

自分のことが分るのか。
また怒られるのではないか。
家に帰りたい言われたら?
認知症の症状が手に負えず、
見捨てたような罪悪感もずっと背負ってきました。

ベッドに父が近づくと

ぼっーと寝ていた母の目が見開き
「おとうさん?!」と叫びました。

「よく来れたわねぇ・・・!」
「〇〇子(私)がつれてきてくれたんだよ。」

母が手をさっと差し出し
二人は手をつなぎました。

そのまま一分ぐらいでしょうか。
じっと見詰め合っていました。

覚えていました。
父のことを。
それどころか母の心はこんなに父に親しんでいたのか。

老いた夫婦。
でも不思議と若い、結婚したばかりの頃の二人が
そこにいるような気がしました。
それも認知症のせいかもしれない。

しばらく見つめ合って一言二言交わすと、
「もういいわよ。帰ってちょうだい。」
母が言いました。
昔のそっけない母らしいです。

父もやっと少し心の重石から解放されたかもしれません。

でもまだまだ続く夫婦の道のり。
そして家族の道のり。

皆で力を合わせることの大切さを感じます。

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by keikototyuyo | 2011-09-06 23:05 | 父母のこと | Comments(6)

おばあちゃん、緊急入院。

土曜の夕方。
母が入所している認知症のグループホーム長から電話が。
後ろで救急車のサイレンが聞こえています。
音が一向に小さくならない。
どうやら救急車の中からのよう。

「お母様がけいれんを起こしてため、救急搬送します。
ご家族の方もきてください」と。

土曜だったのでパパにツヨコトを託し、
すぐに車で病院に行きました。

脳出血でした。

別の脳神経外科へ救急搬送してもらって即入院。
幸い命に別状はないとのことで
しばらく集中治療室で経過をみます。

手術は今のところなさそうです。
認知症が重いので
もしも麻痺の場合、リハビリは難しいだろうと想像がつきます。

昨日は夜まで病院に家族で集まり、
今日は私がグループホームにパジャマなどを取りにいって
病院へ。
オムツや日用品なども一人でヨイショヨイショと買出しです。

大人用のオムツを買いながら、
どれなんだ?
一体。
パンツ型にパッドに長時間用に、サイズもいろいろ・・・???
初めて立つ売り場に、しみじみ親が歳をとったことを感じました。

昨日、コトは私が急に病院にいくことを聞いて
泣いていました。
おばあちゃんが心配、と。
大丈夫だよ。行ってくるね!と声をかけると
なにやら机で書いています。
お手紙でした。

「おばあちゃんへ。
大丈夫ですか?
しばらく会っていないけれど
私は元気です。
また会いたいです。
早く元気になってください。」

クマちゃんとウサギちゃんの絵とともに。

「元気」のところには「げんき」とふり仮名がふってありました。
おばあちゃんの認知症のことはかなり理解しています。
読めないといけないと思ったのでしょうね。
ツヨのこともあって弱い人にこちらから工夫することが
身に付いているのか。

さっき病院で母に手紙を読んであげると
震える手を伸ばしてきました。
そっと手に手紙を触らせてあげてみると
指先でぎゅっとにぎりました。
ひっぱっても離さないくらいの力で。
「しばらく持っている?」と聞くと
コクンと。

集中治療室から出られたら
お見舞いにコトを連れていきましょう。

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by keikototyuyo | 2011-09-04 22:39 | 父母のこと | Comments(7)