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絵カードでの要求その1

学校に入って、さっそく絵カードでの要求の練習が始まりました。
使うのはPECS(ぺクス)というシステムの道具。
その子の発達段階に応じて、文字や写真・絵カードだったりする小さいカードを
先生・クレヨン・くださいのように単語ごとにを自分で組み合わせて、
会話をします。

ツヨは字が読めないので、実物の写真をラミネートしたものが、
システム手帳のようなものに、いくつかマジックテープでくっついている先生の手作り品。

それをビリッと外して、
出来る子は文を作って、
先生に渡して要求をします。

自分の気持ちをしっかり伝えられるツールとして、
もちろん多少会話のできる子にも有効です。

今は一番要求しやすいものとして、
先生とのからだ遊びや、小さなお菓子を使っています。

これがだんだん、私達が生活に必要な単語になっていきます。

そう、いつかは
「お腹が痛いです。」
「のどが痛いです。」
「寒いです。」
などからだの不調を訴えることができたり、

「もう一度行きたいです。」
「買い物に行って○○を買いたいです」
と行きたいところに行きたいと言えたり、

「楽しいです」
「退屈です」
「○○が好きです」
など、感情を伝えたり、

今はさぞかし不自由だろうと思えることを、
助けるツールになってくれることを目指します。

いつか大人になったとき、
たくさんの名詞や動詞や形容詞(出来る子は助詞も)がつまった、
重たいPECSを腰に下げ、
堂々と歩く青年になってほしい・・・。
夢ですね。

私達が、いとも簡単にコミュニケーションできていること、
その、せめて一体何パーセントくらい自由に伝えられるようになるのか、
そもそもそこまで伸びるのか、どこまで習得できるのか、
まったく分かりません。

まだコミュニケーションの便利さに、
ツヨは全く気づいていないし、
自信を持って発信するという、
もっとも苦手な部分が、
限りなく弱い。

今やっと入り口に立ったところです。

今度学校の先生が家庭訪問で親に対しても含め、
指導してくれるそうなので、
とても楽しみなのです。

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by keikototyuyo | 2009-06-24 22:47 | 絵カード・写真 | Comments(12)

余暇の過ごし方について②

最近のツヨはとても不安が強く、
家にいるときは私にへばりついています。

そうすると家事ができないので、
テレビやパズルに誘ったりするのですが、
目を手で覆ってしまってドアのちょうつがいのところで、
壁とドアの間にはさまっていたり、
掃除機をかけるそばで泣きそうになっていたりします。

学校の体育などでは、それなりに元気に動いています。
何といったらいいのでしょう。
多動の反対・・・とでもいうか、
「おいで」といっても一歩進んで半歩下がって、
こちらへ来たいのになかなか足が動かせないような。

波・・・という感じでしょうか。
理由もなく一人でゲラゲラ笑って飛び回って
いるときの脳の興奮状態との落差。

胸に手を当てると、
いつもよりドキドキしているような気がします。
私達でも心配事や緊張することが待っているとき、
胸がドキドキするのと
似ているかもしれません。
でも何とも気の毒なことに理由は思い当たらないのです。

それでもずっと抱っこしているわけにもいきません。
ちょっと笑顔が見えたときを見計らって、
キッチンへ呼びました。

初めてのチャレンジ。
「ツヨ、キウイ、切る?」
と、包丁を見せると、
目がキラッっと輝いたのを見逃しませんよ。

包丁を持たせるのは一年ぶり。
何回かニンジンを切らせたりしてみたけど、
反応がイマイチでした。

最近急に食べられるようになったゴールドキウイ。
洗って、まな板にのせて
包丁を持たせ、私が手を添えて一緒に半分にサックリ。
にやっとホオが上がりました。

何回が輪切りにさせて、
私が皮をむいて小さく切ると、
嬉しそうに二個分くらい食べました。
しかも「自分で。頑張れ。じょうず!」の応援で、
クレーンなしで自分でフォークに刺して。

興味のあるもの、楽しいと思えるもの。
それは何より意欲をそそる、そんな気がしました。

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by keikototyuyo | 2009-06-19 22:12 | 家での訓練 | Comments(5)

余暇の過ごし方について①

泣き言について、たくさんコメントをいただいて
ありがとうございました。
元気が出てきました。

少しずつ次にステップアップしていこうかな、
という意欲がわいてきました。^^

というわけで、放課後・休日の余暇とお手伝いについて、
少し考えてみようと思います。

できないことに落ち込むより、できることを伸ばすほうが、
前向きかなと。

ちょうど学校で家での過ごしについて、
困っていることを洗い出すアンケートがきて、
答えながら、いろいろ考えさせられました。

どう困っているのか、どんな余暇の過ごし方があるのか、
お手伝いや外出は、発達に応じてどこまで自立させることを目標とするのか・・・等々。

いいアンケートでした・・・。
学校の配布物なのでご紹介できませんが、
直接会う機会のある方は、よかったら声をかけてくださいね。

夏休みも近いので、外出について、
どんな選択肢があるのか考えてみることにします。
買い物に付き合わせるとか、そういうことではない、
何か目的を持った外出をしたいです。

公共の交通機関に乗ることや、
自然の中で過ごすこと、
娯楽施設で落ち着いて過ごすこと。

夏休み、コトが小学校の学童保育にたまに行ってくれれば、
やっとツヨと一対一の時間がもてるかもしれません。

双子が生まれてから、コトが小学校に上がるまで、長かった・・・。本当に長かった。
ツヨは少しでも手を離すと車道に飛び出す勢い。

コトは臆病で動きも機敏ではないので、ツヨは勝手な方へ歩いていくし、
コトを連れてツヨの外出の練習をするのは本当に怖いのです。

今まで夏休みはほとんど缶詰でした。
コトを学童で預かってもらえることが本当に助かります。

さて、そうなるとぼちぼち準備です。
興奮しすぎて変なスイッチが入りやすいし、
電車に乗って、ココに行こうよ!と言っても全ーーく通じないので、
行き先カードも作成しないと。
楽しい余暇をめざして発進だ。

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by keikototyuyo | 2009-06-15 21:08 | 家での訓練 | Comments(5)

たまには泣き言

自分の体調がよくなかったりすると、
心配事が浮かんできて悪循環になることがあります。

ツヨは特別に器用でも不器用なわけでもなく、
年齢並みのことはそこそこできるし、
大人になればそれなりのスキルを身につけることが
できるかもしれません。

ただ、知的なものや自閉のタイプは変わるわけではなく、
今でも自分の名前も分かっているのか、
分かりません。

以前迷子になったときのことを最近思い出すのです。
警察に通報しながら、
お子さんは、自分の名前がわかりますか?
自分の名前を言えますか?
矢継ぎ早に質問される中、

「自分の名前は分かりません・・・。一言も話せません。
信号も車の危険も・・・・何も分かりません!助けてください!」
凍りつきながら、そう言うしかありませんでした。

そんな子供を持っていることがたまにすごく怖くなります。

無事に大きくなるのだろうか・・・。
この手を離さないでずっと一緒にいられるのだろうか・・・。

学校や一時ケアに預けている時はどうだろうか・・。
大きくなって、精神的にどうにかなってしまわないだろうか・・・。

私が死んでしまったら、ツヨに幸せはあるのだろうか・・・。

普段考えないことが布団に入ると、悶々と浮かんできます。

今日は私の見ていないときにタンスに登ったような形跡がありました。
コンセントにゴミを詰め込んでいたこともあります。
昨日はパソコンのコードをなめていました。
コトのおもちゃのアクセサリーもすぐ口に入れてしまいます。

いけない!と叱っても、なだめても、誉めても、気をそらしても、
ニコニコ笑っているだけで、また何回も何回も繰り返す・・・。

今、食事は全部クレーンで私の手で食べるか、
ツヨの手を持って支えてやるとなんとか口に運んでいます。
まるで操り人形のように固まってしまいます。

ごはんに目があって、ツヨに襲ってくるように見えるのでしょうか。
とにかく食べないと、6歳なのに、まだ17キロくらいしかありません。

ほおっておけば自分で食べるかというと、
たぶんどんなにお腹がすいても、
ツヨの手は動かないでしょう。
それが彼の症状だからです。

でも食事面はこだわりの波のせいなので、いつかは終息するはず。

健康で、事故なく、無事に大きくすること。
なかなか過酷な道です。

たまにはこうして、いろいろ考えて、
だからこうしよう、という風に出口を模索していくことも、
必要なことかもしれません。

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by keikototyuyo | 2009-06-06 22:42 | 泣き言 | Comments(16)