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コトにツヨのことを説明する①

今日、幼稚園のバス乗り場へ向かう途中、
コトがひとり言。

「ああ、どうしてつよちゃんは6歳なのに
おしゃべりできないのかしら。
人間はみんなおしゃべりできて、
赤ちゃんだけ、おしゃべりできないはずのに・・・。」

ああ、そうきましたか。人間か・・・。
確かに、前、テレビの中で、人間だけが言葉を持つ動物です、
みたいなことを言っていたのを聞いていたね。

バス乗り場に着いてしまったので、返答はできませんでした。

ここは説明する時かもしれません。
地域コーディネーターの先生が教えてくださった本を使って、
説明しようかと思います。

結果報告はまた後日・・・。

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by keikototyuyo | 2008-10-29 23:54 | 双子の姉のこと | Comments(3)

6歳・少女少年時代へ

今日22日はコトとツヨの6歳の誕生日です。^^

幼児から、学童へ。
一つの区切りのような気がします。

コトは、寂しいときは寂しい、嬉しいときは嬉しいと、
ちゃんと言葉に出して言ってくれる明るい性格の子です。
もうちょっとしっかりして欲しいのは山々だけど、
だからむしろ、
しっかり者だから大丈夫などと、無理をさせてしまうことはなさそうです。

ツヨはまだ、ママも言えないです。
自分の名前もわかっているかどうか。
毎日、抱っこして
「ママだよ」
と言って聞かせるけど、
そのくちびるが動くことはありません。

でも言葉なんて関係ない世界では、
私達の心はしっかりつながっています。
心の中はちゃんと6歳になっているんです。

抱っこして目を見つめると、私には聞こえます。
「こうしていると、とっても落ち着くんだよ。
毎日、難しいことがたくさんあって、怖いんだ。
今日もたくさん泣いちゃったよ。
僕には分からないことがたくさんあって、困っちゃった。
みんなが何を言っているのか、全然わからない。
みんなのことが好きなのに。
でもママがわかるように助けてくれるから、ママが大好きなんだよ。
黙って抱っこしてくれるし。」

言葉では何も伝えられないけれど、
大事にしているんだよ、ということは心で伝わっています。

二人ともこんなに育ってくれてありがとう。

6歳おめでとう。

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by keikototyuyo | 2008-10-21 22:19 | 自己紹介 | Comments(25)

双子の別れ道

コトとツヨは来年小学校へあがります。
コトは地元の小学校の普通学級。
ツヨは地元の特別支援学校か、遠くの特別支援学校。

遠くの特別支援学校は車で1時間弱。
来月17日に抽選があります。

最近、しまじろうのビデオで小学校探検とかの話が多くなり、
コトは小学校が楽しみでしかたがない様子。

そんなコトに思い切り水を差すように、
ツヨが同じ小学校へは行かないことを話すことにしました。

コト、あのね、ツヨは別の小学校へ行くんだ。
え?
どうして?
うーん、ツヨちゃんは他の子とちょっと違うでしょう。

ふーん?という感じでコトが違う話題にしてしまいました。

あら、すごいドライ。
それかよくわかっていないか。

拍子抜けした私。


ところが、翌日。
あのね、ママ。
どうしてツヨちゃんは○○小学校いかないの?
とあらためて聞いてきました。

おお、ちゃんと浸透していたか。

そこで、先生がたくさんいる学校でないとツヨが困ってしまうこと。
幼稚園のように先生が一人はついてもらえないこと。
字も読んだり書いたりできないし、(今のところ、ね)
みんなのように算数とか国語とかできないかも、ということ。
そして何より、お話ができないこと。
それを教えました。

わかった?と聞くと、
コクン、とうなずきました。

ツヨが一年遅れで初めて幼稚園に一緒に登園したときの
コトのはじけるような興奮ぶりを思い出しました。

「私のつよちゃんが幼稚園にいくの!!」
園バスに一緒に乗りながら嬉しくて叫んでいました。

きっと、きっとツヨも嬉しかったと思います。

2年間だけだったけど、一緒に学べてよかった。

今、別れ道にさしかかった双子です。一年前の記事


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by keikototyuyo | 2008-10-15 22:09 | 受容 | Comments(29)

子の成長を喜ぶ運動会

昨日、幼稚園の運動会が終わりました。

双子のコトは年少から通っているので、
父兄歴、3年目。
右も左もわからなかった運動会が、
やっと要領を得てきました。
もう終わりなのが残念。

とは言っても、7時間もの長い時間、
徒競争だけでツヨの運動会は終わり、
あとはひたすら教室で待つ。

途中耐えられなくなって、ヨーカ堂へ脱走する!
と言うので、
(厳密にはキーキー叫んで、門外へ私の手をひっぱるということですけど・・・)
二人でフードコーナーでサボってました。
フードコーナーのチャーハンを見て、目の色が変わってキーキー言い出したので、
食べる?と聞くとショーウインドーの見本を食べる仕草。
買ってあげると、文字通りガツガツ5分で完食。
せっかくお弁当作ったのになぁ・・・。

エレベーターで散々遊んだので、
もう一度幼稚園に行きます。
と私がいうと、あ、そうなの。という様子で歩いて帰れました。

最後の1時間は介助の先生がみてくださったので、
コトのお遊戯、リレーは存分に楽しめました。
自由に観戦したのは初めて。
すごい大騒ぎの夫婦でした、きっと私達。

ツヨがすべての競技に出られなくて淋しいとか、
先生に任せてしまって蚊帳の外でかわいそうとか、
そんなことは胸の奥にしまい、
笑顔で頑張るコトの応援に精一杯気持ちを込めました。
わが家にはもう一人、
演技しながら一生懸命私達の姿を探す娘がいるんですから。

コトは3年間ですごく成長しました。
そのことが嬉しくて、今年は涙を流しました。
悲しい涙は胸が痛くなるけど、
嬉しい涙は目頭が熱くなるんですね。

リレーで走る年長さんたち。
ヨチヨチ走っていた2年前より、たくましく成長して、
頑張ることの爽快感を知り、
勝つことの喜びも、
負けのくやしさも、十分感じることができる。
当たり前のことだけど、すばらしいこと。




一晩明けて、朝方布団で少し目が覚めたので、
もう一回寝て、今度はツヨがリレーを一人で力一杯
走っている夢を見せてください、
と寝ぼけながら思いました。

一生懸命想像しながら寝たけど、
夢でも走ることはできなくて、
夢ですら無理なのか・・・と
やっぱりちょっとだけ泣いちゃいました。

いや、ツヨは昨日一生懸命やったんだから、
誉めてあげないといけないですね。
そうでした。
寝ぼけていたとはいえ、
おろかなことを思ったものです。
反省。

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by keikototyuyo | 2008-10-05 22:54 | 幼稚園 | Comments(3)

当たり前の社会の中で過ごす権利

ツヨは週2回幼稚園に行っています。
朝から帰るまで専任の介助の先生が常に一人ついてくれていて、
本当に安心して通わせることができています。

朝の集まりや、園庭遊び、お弁当などの時間は、
比較的落ち着いて過ごすことができます。

とは言え、思いっきり自閉症のツヨ。
先生が前で話していることはチンプンカンプン。
時間をかけたプログラムでは、途中であきてしまい、
大勢の園児たちの声には、介助の先生の胸に顔をうずめ、
耐えられなくなると部屋を出て行ってしまうこともたくさんあります。

そんな時、介助の先生と二人っきりで過ごせる場所を見つけました!
と、園から連絡がありました。

ほんの少しの間、そこで気持ちを落ち着けるといいですね、と。
ありがたいです。
そして、なんと、そこで個別に課題のようなことをしてみようと思います、と
先日言われました。

その話を聞いたのは、いつもはバスで帰るツヨとコトを、
車で迎えに行った時のことでした。
部屋に入ると、園長、担任、介助の先生、そして介助の先生の
お知り合いの方が、噂のつよくんに会いたい、と丸一日見学にきていました。
その方は自閉症をよくご存知の民間施設の先生らしく、
ちょっと様子を見にきてくださったとのこと。

その先生が介助の先生に一日かけていろんなお話をしてくださったのでしょう。
介助の先生が、あと半年の間を、大事に、少しでも実のあるものにしたい、
と、思いを新たにしてくださっていました。

こんな手のかかる子、早く卒園してホッとしたいと思われても
仕方のないところ。

それなのに、こんなに温かな先生方に囲まれて、
幸せです。ツヨも私も。

刺激や不安にさいなまれた時、
逃げたり泣いたりしてしまうツヨに、
幼稚園に通わせることがプラスなのか考えることもありました。

でも園庭でお友達と二人乗りの自転車を満面の笑みで乗り、
お友達にワイワイ囲まれて、こちょこちょされて大笑いし、
自分もこのクラスの一員とばかりに、しっかりと
席に座ってみんなの様子をみているツヨをみると、
一人でいるのが好きなのではない。
みんなを見ている。参加している。参加したいんだと気が付きます。

ただ、多すぎる刺激は本当につらいんだろうなと。
そして、ウロウロしたいのではなくて、
やることがわからなくてウロウロしているのだと。


やることがあると、とっても生き生きします。
お母さんが持たせてくれた課題、一日で全部クリアーしました。

今日幼稚園に迎えにいったとき、担任の先生からそんな言葉をもらいました。


あと半年、楽しもうね、幼稚園。


すべての小学校や教育現場で、必要な子にはきっちり介助をつけ、
しかるべき配慮をし、教員も知識を持ち、
いろいろな子がそこで過ごす。
ともに認め合って、成長していく。
それが本来の教育だと思っています。

いつか何年も何十年も何百年もずっと先、
「昔は子供たちは分けられていたんだって」
といわれるような社会ができていると信じたいです。

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by keikototyuyo | 2008-10-01 00:12 | 幼稚園 | Comments(7)