カテゴリ:診断・診察( 29 )

去年の今頃の悪夢

去年の今頃はこだわりが尋常でなくなってしまって
大変でした。

思い出すのも恐ろしい。
ツヨが精神病院の閉鎖病棟に一か月半入院したときは、
私はもぬけの殻でした。
コトがいたのでかろうじて生活をやりくりしていましたが、
一人だったら完全にどんより引きこもっていたでしょう。
でも精神的に強いので具合が悪くなる気は全
くしませんでしたが・・・
ただただ脱力。愛する息子が精神病院にいる。
その状態を耐えるのはかなり苦しいのです。

何にもこだわらないために何にもない部屋で(テレビもベッドもない)
看護師さんとのかかわりもこだわってしまうので、一人で過ごす。

バランスボールに乗って、窓から毎日外を眺めていたそうです。
私が面会に行くと、その部屋に入ってこないでと拒否をしました。
あのときのツヨにはその空間が居心地よい場所だったのかもしれません。

別室で面会すると、そこにいるのにまるで遠くにいるような感じ。
何を忙しくそんなにアンテナをはって生き急いでいるの?
ゆっくりできないのね?

ツヨの頭の中からいろんな刺激や興奮を冷ますにはさらに時間が必要でした。





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by keikototyuyo | 2016-03-02 00:54 | 診断・診察 | Comments(0)

療育手帳更新のための児童相談所での発達検査

療育手帳更新のための児童相談所での発達検査に行きました。

発達検査の所要時間は20分程度。田中ビネーⅤ。

発語がないので数値に表れないけれど、潜在能力は結果より高いでしょう
とのことでした。
内側にある言葉の量は豊かで、指示に従える。几帳面。
テスト中の立ち上がりもなし。

はい。しかし・・・

現在13歳で、発達年齢は2歳の中頃。
ほめられる部分もありますが、なぐさめなのかもしれません。
いや、でもまぁ長所は長所ということにしておきましょう。

目で見て理解する力が強いので、今後も視覚支援を行ってくださいと。
「よい指示を出せば、きちんと聞いてくれる」そうです。

短所というべきか、こだわりの強さから生活に支障をきたす部分があるため、
発達検査と別に強度行動障害の判定もしてくれます。

一定の数値に達すると、判定が一つ変わります。
ツヨはA2のところ、A1になります。

ツヨは手首の甲を噛むようになってしまったので、「自傷」というポイントも増えてしまいました。

「他害」という項目についていうと、ツヨはいつも通りをこよなく愛するので、
繰り返しこだわりを許容すれば他害のポイントは低くなります。

(でも家の外に出れば許容されないことが当然あるわけで、
そのさじ加減をどうするかツヨに関わるスタッフの方々で対応してもらうことになります。
最初が肝心で、二~三度続けなければこだわりにならないことがあるので、
新しい環境になったときに、許容しない場面を作るのが有効です。
ギャーッとなりますが、絶対にさせない強い態度でこちらが主導権をとると
結果的に受け入れることができます。
あくまでもツヨの場合です。)

強度行動障害になりやすいのは、重度・最重度の知的障害があったり、
自閉症の特徴が強い「コミュニケーションが苦手な人」です。
(厚生労働省:強度行動障害リーフレットより)

本人もどんなにか苦しいのです。

必要な場面でスケジュールに絵カードを使う等、きちんとした配慮が必需です。

さて、次回の判定は3年後の16歳。
それで児童相談所での判定は終了。
次々回は障害者センターで19歳に行います。
20歳を超えると発達の伸びが落ち着くので基本的に生涯判定は変わりません。
判定が必要、となった場合だけ、こちらから申請する方式になります。

はい。以上です。





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by keikototyuyo | 2015-11-19 22:16 | 診断・診察 | Comments(8)

オキシトシンは自閉症の夢の薬?

自閉症に有効かもしれない薬として、
最近テレビや新聞で見かけるオキシトシンについて。
何とかツヨの状態をもう少し引き上げたい、
もし効果があるのなら試してみたいと思いました。
薬は怖いです。
でも調べるだけ調べてみないことには。

どういう効果が期待できるのかというのは専門性がないので触れませんが、
いわゆる愛情ホルモンといって
家畜の陣痛促進剤等に使われているホルモン剤です。

それを自閉症の人が使うことによって自閉傾向を緩和させようという試みです。

研究が進んでいるのか?治験は行っているのか?
処方可能な大学病院はあるのか?
さらには一般の人にもクリニックで処方可能になるのか?

金沢大学のホームページには載っていますが、
とてもツヨを連れていかれる距離ではないので問い合わせはしません。

以前、治験を行っていた東大病院に電話して聞いてみました。
現在は外来の診察でオキシトシンについては何も受け付けはしていないとのことでした。
研究をしているのか聞きましたが、何もお返事できませんとのことでした。

幸運なことに国立の研究所の先生にお話を伺うことができました。

残念ながら、ヒトに対する効果や、服用方法などもまだまだ研究段階で、
一時は研究に取り組む機関もあったようですが、
実用化するかどうかはずっと先とのことでした。

そして愛情ホルモンというぐらいなので、
今、主な介護者が私であるのに対してこれ以上愛着形成ができても
もっと「ママこだわり」が強くなってしまうだけという理論になり・・・
ツヨのようなタイプの子には必要ないのではということになりました。

薬は怖いです。サプリとはわけが違います。
きちんと研究が行われて、人間が、子どもが、
そして物言えぬ障害のある子どもが安心して使用できる日がくるまで
そして効果がしっかりと証明できる日まで慌ててはいけないですね。
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ほかの夢をみようっと
by keikototyuyo | 2014-09-03 10:44 | 診断・診察 | Comments(2)

中学部の就学相談と発達検査 その2

先日の教育委員会の就学相談のつづき。

その1はこちら

初めに、面談室に調査官と私とツヨの三人で入り、
「お母さんはここにいるからね。」と示し
すぐにその調査官がツヨを別室に連れていきました。
ツヨはすんなり母子分離しました。

別室で発達検査をしている間、戻ってきた調査官と私で30分面談。
あらかじめ記入して郵送しておいた調査票を見ながら、
コミュニケーションの手段や身辺自立のレベルを一つ一つ確認していきました。

発達度合の聞き取り調査ですね。

身辺自立・言葉の表出および理解、移動面、集団適応、体力面。
そして問題行動が「ある・ときどきある」に〇があるかどうか。

問題行動とは、
自傷・他害・異食・多動・常同行動・こだわり・エコラリア・集団行動の可否・攻撃性など。

調査官の手元には6年前の小学校の就学相談時の資料があるようでした。

あー、でも現在と比べてみると6年前の年長の頃には問題行動、たくさんあったなぁ。
何でも口に入れてガムみたいに噛んでいたし、噛みつきもあった。
多動にこだわりに集団行動の難しさ。爪もきれいに噛んでいたし。

6年生の今はこだわりだけが非常に強い。
ん?逆にこだわりだけかも。
いやいや髪を触って抜く行為は自傷か。
でも本人が納得していれば集団行動もできる。


発達年齢は1年半前の児童相談所での手帳更新の際の発達検査が2歳半だったのが、
今回2歳7ケ月になりました。
1ケ月成長した。^^
発達指数は実年齢との比なので、どうしても下がっていきますが、
検査自体が、言葉を発せないとだんだん点が取れなくなっていくので仕方がありません。

でも一つだけ

発音したとみなされた単語があったそうです。
初めて発語で1点とれた!

調査官ははっきりと教えてくれませんでしたが
たぶん

「ば・な・な!」

だったようです。

おお!バナナよ!

声を振り絞るように、精一杯

「バ・ナ・ナ!」

と言った姿が目に浮かびます。
その目はもしかしたら自信に満ち溢れてすら、いたかもしれません。

「どこまでしかできないか」を検査されているわけじゃない。
ツヨにとっては
『つぎはどんなこときかれるのかしら。ボクはやってやるぞ。』
なんだよね。

子どもって素晴らしい。

発達検査をしてくれた心理士さんは
少し頬を紅潮させながら、
「すごく頑張りました!お利口でした!」
と。心から思ってくれているように見えました。
2歳7ケ月なのに褒められるとは。
不思議な子です。ツヨぽん。

そう。発達検査を受けて親が落ち込んでいる暇なんて、
せいぜい一日ぽっきりにしたい。





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by keikototyuyo | 2014-08-08 23:01 | 診断・診察 | Comments(5)

中学部の就学相談と発達検査 その1

ツヨの中学校進学について、教育委員会の個別相談に行ってきました。
今、通っている自閉症専門の特別支援学校は小学部で終わりなのです。
車で高速に乗って一時間ほどのところにたまたまあったので(本当にたまたま)
頑張って6年間通うことにしたのでした。

6年前の小学校の就学相談のとき、地元の市立の特別支援学校と今通う学校のどちらにするか、
相談をしたのも同じ相談センターでした。
その記事を読み返してみて、はー。そうだったのか。と思い出しました。

ツヨの持つ障害の困難さから、小学校の時期に少し無理をしてでも
将来に向けてがんばったほうがいいのでは、という私の考えに、
相談員の先生に同感だと言われたと。

今思うと、その頃のツヨは、まったく言うことをきかず、周りの私たちも人生ごと巻き込まれて、
この先どうなるんだろうと困り果てていました。
就学相談でも建物の中で興奮が炸裂して、エレベーターの中で就学相談をして、
発達検査は一度も立ち止れず「測定不能」でした。
それは「多動」ではなくて、「こだわりからくる行動」でした。

相談員の先生に(確か元養護学校の校長先生だったような)
「カードを使った自立ができるようになること。
そして、独特のひどく強いこだわりを
周りの人となんとか妥協していく道をさがしていくこと。
この二つを目標にしたほうがいいですね」とアドバイスされました。

言葉のない子がカードを使うことの有効性は誰だって分かります。
大事なことは、それを手段として獲得した上で、
「人の指示に従うこと」を学ぶこと。
それが重要だったのです。

その二つをこの上なく実践してくれる学校で5年間みっちり学びました。

やっと少し地元の支援学校のお友達に近づけたかもしれません。
18歳になっていよいよツヨなりの社会に出るまでのこれから先6年間、
地元の中学部・高等部で楽しい学校生活を送ってほしいと願っています。

そして基本的には、ツヨは何も変わっていないことも分かりました。
変わるはずがないのです。障害なのですから。
独特の強いこだわりも、言葉がないことも、本当は人の言うことなんて、
これっぽっちも聞くつもりのない強い自閉も。

従順さ、って何だろう。
ツヨには従順さはどれぐらいあるのかな。
指示が出たら、従う、ということすらこだわりで行動としてやっているだけなのでは?
そもそも自閉の強い子たちに従順さってあるのかな。

いや、ある。
以前、東田直樹くんの講演会で、
彼の行動と、パソコンでの言葉がまったく同一人物と思えないことがあったっけ。
こんなことしたら、お母さんに怒られるだろうな、なんて冗談まじりで筆談するのに、
実際の行動は体が止まらなくて、筆談が止まることもしばしば。
心で感じることをこだわりが邪魔をする・・

ツヨには、やっぱり、指示をはっきりきっぱりと出してあげることも、
本人のためになっているのでは。
カードやスケジュールがないと混沌としてしまうからダメ、と言われるのは
すべきことが分からなくて不安という意味以外に、
自分がどう行動することが自分にとっても他人にとっても望ましいのか、判断ができないから。
それがきっと6年前に言われた、
「独特のひどく強いこだわりを周りの人となんとか妥協していく道をさがしていくこと。」
なのではないかと思うのです。



先日の中学進学の就学相談。(やっとここに戻れた)
ツヨは相談員の先生と、静かに発達検査の部屋に移動し、
心理士の先生に「すごくお利口でした!」と絶賛されるほど、
全力できちんと検査を受けることができました。
エレベーターも乗りませんでした。
入ってすぐあるエレベーター。ツヨは6年前のことを覚えていました。
『これは乗ったらいけないんだよね。これぼく前に来た時はいっぱい乗っちゃった。
ダメだと分かっていたんだけど、みんなの声は聞こえていたんだけれど、
怖かったからここに逃げ込んじゃったんだ。』
そう言いたげに、ツヨは私の目を見て静かにエレベーターを指差していました。

言葉はないけれど、やっぱり何でも分かっている。
何でもお見通しなのではないか。
こちらのお粗末な対応やおろおろした反応を見て、試している部分もあるのではないか。
そんな風に感じずにいられません。
頼もしいぐらいだな。
もっと信じてあげないと、いい部分を引き出してあげないとということかしら。

6年前の就学相談、よかったら読んでやってください。
就学相談
就学相談で大暴れ

検査として伸びない部分は伸びないとして、この場の状況を察して、
望まれる行動をしっかりとれたことがえらいなぁ。
検査後も結果をまとめるのを待つ間20分、説明に30分。きっちり着席できました。

あの検査官の先生に見てもらいたかった。

やりましたよ~~って。
座って検査を全力でやって、期待に応えようとする子になりましたよ~^^ってね。



ああ、朝になってしまう。寝ないと~




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by keikototyuyo | 2014-07-28 01:37 | 診断・診察 | Comments(13)

児童精神科の診察 その2 見通し・構造化

動かないことがあるツヨに対しての
児童精神科の先生のアドバイスの一つは

自我の目覚めで意思を尊重することは大事だとしても

「見通し・構造化」を外さない

ということでした。

ツヨの自閉症の特徴として、提示されること=やらなくてはいけない
と理解してしまうことはあるでしょうが、
だからといって「見通し・構造化」を外し、
自由で好きなことだけやっていていいよという状況にするのはもっとストレスを生むでしょうと。

見通し・構造化を外してしまうと混沌としてしまうとのことです。

負荷を最小限にして、きちんと学校に行く。
学校は見通し・構造化のプロなので何の心配もしていません。
一時ケアはお休み。(これは私の判断)
学校からまっすぐ帰る。(寄り道をとても不安がるため)
家でも、モチベーションが上がる活動を考える。

今回のことで、子どもにとって学校は何にも代えがたい唯一無二のものなのだ
ということを感じました。
先生方もとても心配してくださって本当に感謝です。

そして一時ケアや児童デイも親子共々たくさん助けてくれます。
使えないということが長く続くと、私が参るかもしれませんね。

さて
家での活動・・・何があるかなぁ。

そうだ。お米が大好きなツヨ。
私がご飯を炊こうとすると目がきらっとしたので、(今日は白飯か!みたいな)
といだお米を炊飯器にセットするのを
「やる?」と目で合図すると飛んできました。
生き生きとお釜を運んで、
スイッチも「ここ押して」というとすぐにピッと押すことができました。

こういうこと?かな~





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by keikototyuyo | 2014-06-12 22:35 | 診断・診察 | Comments(2)

児童精神科の診察行きました

ツヨの「動けない現象」は続いています。
「動かない」というより「動けない」感じです。

クリニックで説明しないといけないので
文書に書き出してみると、
お風呂で体は洗えるのに、パジャマは着られない等
手先の問題や運動機能の低下ではないと思われます。

それと最近家で過ごすことを求めるようになりました。
いつもなら夕方、
『明日のぼくの予定は?』
と聞いてくるので、
「学校・〇〇(児童デイ)」と伝えると、
自分でスケジュールボードに写真を貼っていましたが、
最近は予定を聞くだけ聞いて
私の顔をじっと見て
何も貼りません。
私が貼ろうとすると手を制止します。
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予定のないスケジュールボード。

学校の一日の授業内容も確認しています。

これでもし明日の学校の授業内容が「すいえい」とかで
ツヨがスケジュールに学校を貼れたとしたら、
意思表示・自我の目覚め、だったのか!
ということでしょうか。

今までとっても律儀に何事にも全力で頑張ってきたツヨ。
やっと自我が育ってきたのかな。
でも不安もいっぱいあるのでしょう。きっと自信だってない。

やりたい!今はやりたくない!という気持ちの芽をつまないように
注意深く様子をみようと思います。

こういうときは負荷を最小限にして
モチベーションを上げる方法を探してくださいとのことでした。

事前の策として向精神薬が1.5倍に増えました。
それでも標準に比べると微量です。
薬を多用したり、安易に増やさないドクターの判断なので
ツヨのような子には本当に必要な薬なのでしょうね。
薬の種類が変わるかな?と思ったけれど
やっぱりリスパダールでした。
薬については個人差があるので何とも言えませんが、
リスパダールは興奮と不安の両方に効きます。
心配な副作用は眠気と食欲増進。
ツヨは体重管理はできているし、眠気も大丈夫なので。

そういえば幼児の頃、不安が強い時は
大好きなマックのポテトすら自分で口へ運べなくて、
私の手から一本ずつクレーンで食べていたっけ。
目もギュッとつぶっていたな。

大丈夫だよ、一人で食べられるよ!って励ましてもだめなんだよね。

僕の心は大丈夫じゃないから助けを求めているのだものね。^^

「無理じいが一番いけない」といくつか本を読んだら書いてありました。

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こんなに大きくなっちゃった!!(~_~;)
(一見、頼れそう?!)





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by keikototyuyo | 2014-06-08 23:25 | 診断・診察 | Comments(4)

医学の進歩で自閉症は治るようになるか

遺伝についての講演会に行ってきました。

・・・内容は

発達障害の親向けとはいえ、
とっても難しかった・・・。

えんどう豆の実験のメンデルの法則(懐かしい!)、
優性遺伝、劣性遺伝

染色体は合計46本で対になっていて、減数分裂して~・・・

この辺までは理科生物でやったっけ。

次第に最先端の遺伝検査の話、ヒトゲノム、IPS細胞・・・

おうっ、それは難しい。

ダウン症は医学的に診断できるけれど
自閉症は医者が経験や診断基準に基づいて決めているもので

例えばそこに何らかの神経系の障害があるかどうかまでは
調べないなど。

自閉症でダウン症のお子さんの
脳波を調べてみたら
実はてんかんがあって、
てんかんの薬を服用したら
自閉症状が消えた事例があったとかね。

研究としての遺伝の検査により
「発達障害」についても
障害の種類として判定ができるようになっているという話。

ここは興味深い。

それを将来的に治療につなげること、
治験にのせてもらうことはできないのか等について
はいっと手を上げて質問してみたら(あはは、ようやるよ私)

今、研究や検査に自分の子が対象になったとしても
利益を受けるのは将来の発達障害のお子さんになるでしょうと。

また自費で多くの子を対象にやるには高額で
国の援助が必要だけれど
そのためには文科省に予算をもらうところから・・・
まだまだ国の意識が・・・
文科省へ声を上げていかないと・・・


そして
検査ができても、現在の医学ではそこから先の治療までは難しい。
ただ、「ああ、だからうちの子はこの障害があるんだ」
と「腑に落ちる」ことはできるのではということでした。

そうか親の遺伝だったのか!とか
そういえは家系に発達障害らしき人がいた、やっぱり家系か!とか
いや本当に突然変異だったのか!

とかね。

人の価値観の問題で

そんなこと知らなくてもいいや
とほとんどの人が思うわけで。
私ももちろんそうで。

治療につながるよ!
と言われたら皆、目の色が変わるでしょうけれど。

しかしどんな病気でも症状でも、治験で何年も何十年もかけて
やっと効果が実証できて
恩恵を次の世代が受けられるという医学の仕組み。

しかも自閉症についてはその仕組みにすら乗せてもらえない。



こんなに医学が進歩しているのに

「おたくのお子さんは自閉症です」

というある日の医者のたった一言で、(ツヨは出会って20分の医者に告げられた)

家族全員の一生を左右するような重大なことを告げられ

治す薬も治療も手術もなんの手立てもない障害で

療育以外に何もないよと

親が受容するのを何年もかけて待ち
自閉症の対応に慣れていくしか手立てがない


・・・


なんとかならんのか!国!


・・・と思うのです。


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待ってたらツヨがおじいちゃんになっちゃうよ~><
by keikototyuyo | 2013-11-23 12:02 | 診断・診察 | Comments(6)

10歳の発達検査

先日の児童相談所での発達検査。

検査時間は20分くらいでした。
そのあと、データをまとめているのを待つのに10分。
最後の面談で15分。

あっという間に終了。

検査は田中ビネーでした。

おお、初めて。

場所は2回目の場所なので
落ち着いています。
受付に入って二階に上がると、
検査室にいきなり入ろうと・・・・
やる気マンマン。
各部屋の場所ももちろん覚えています。

検査結果は、
理解言語が増えたこと、
少し複雑な文章になると理解できないこと
大人の指示に従えるようになったこと
相手の意図を理解しようとしていること

これらのことが
2年前に比べると伸びました。

全体の数値として2歳半ということでした。

このままだと手帳のランクはA2。
前回と変わりません。


そこに前回は「行動障害」でワンランクついてA1。
はげしい多動や偏食、こだわりで点数がつきました。

その頃に比べると・・・

外での飛び出しや階段・エレベーター・トイレに対するこだわりは
かなり落ち着きました。
こちらが油断すると走るけれど。
あのころの「全く言うことを聞かない」
という状態ではありません。

ただ
今度は生活の中や人に対してのこだわりが儀式化してきたり、
暴れ方が激しくなって
人をぶったり、体当たりしたり、髪をひっぱる、頭の上から飛びついてしがみつく
壁やガラスを蹴る、ワゴンや小さめのタンスを倒す、
イスなどを投げるという行為が
パニック時にでてきます。

幸い直接他害や自傷はほどんどないものの、
器物を壊すというのも行動障害のチェック項目に入ります。

多動についても
まだまだヘルパーさんなどに託せない状況を客観的に考えると、
ここにも点数がつきます。

それからパニックになったときの
制御のきかなさも点数がつきます。

ほかにも睡眠障害や異食、食器の投げつけ、便のなすりつけ等の項目もありますが、
ツヨは該当しません。

紙一重で生活をしているんだなぁと思います。
でもピークは過ぎて
だんだん落ち着いてきていると
思いたい。
春になると、また逆戻りの可能性もあるけれど。

このまま連絡がなければ
A1。おそらくなるでしょう。

そもそもは親が希望しなければランク変更はありません。

福祉的に何が違うのかはよく分からないけれど、
危うさを持っている子であることを
私も家族も忘れてはならないし、
それに見合った介助をしてあげる義務もあると思います。
本人は苦しいのですから。
なので一時ケアや制度を使うときに
「こういう行動障害があります」とひとこと添えさせてもらっています。




今日の人はとても話しやすい検査官のお姉さんでした。



行動障害はいいとして

2歳半か・・・

10年、ひたすら育ててきて
まだ2歳半。
気が遠くなる。

2歳半て、
10年も育てたのに
おかしいでしょ。
クラァ・・・

毎日、毎日、学校でたくさん頑張っているんだよね。
ツヨの頑張りに
何だかものすごく
申し訳ないような思いがわきあがってくる。

ごめんねぇ

苦労の多い人生に生まれてきて
ごめんね。

何年かに一度の発達検査の結果を聞く日だけは
ちゃんと生んであげられなくてごめんね
と心の中で無意識に繰り返す。

でも落ち込むのはこの日だけ。
くよくよしている時間はないのですから。
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by keikototyuyo | 2012-11-24 01:39 | 診断・診察 | Comments(8)

ツヨの自尊心と名誉を守る

今日、クリニックに行ってきました。
先生はとても冷静で客観的な見方をします。
一つ一つ問題点を整理してくれます。

学校でもデイでも一時ケアでも
常に私と連絡を取り合ってくれているので
考えられる対応、
その時ベストと思われる対応はできていると。

それで
泣くことはきっと最小限に抑えられているのだと。

不適切な対応をしていたら
いくらでも
どこまでも
もっとツヨは追い詰められていくでしょう。

クリニックの先生は
認知が上がってきていて
いろいろなことに気が付いてきたんじゃないかな
と言いました。



楽しいことを終わらせたくない
あれをもっとやりたかった
今日はこれをしたかったのに

まわりの大人たちの様子を
とぎすまされた感性でじっと観察する

ちがうじゃないか
勘違いしないでくれ

赤ちゃん扱いするな
そんなことは分かっているんだよ

今までは何でも言われたとおりにしてきたけれど
僕にもどうやら意志があるんだ

気がついたぞ!
ぼくはいろんなことに気がついたぞ!




発達の凸凹のある自閉症児の中で

ツヨは非常に凸凹が激しいと言われています。

言語面は一歳~二歳だとしても
洞察力は非常に優れていると。

何でも分かっている
何でもお見通し

なのに
自閉症だから表せない
自己主張できない
勘違いされる

そのフラストレーションは
私達に一日
しゃべらず
字も書かず
周りと意思疎通してみなさいと言われたらと
想像すると少し分ります。

しかもたとえ話せても
字が書けても
自閉症であれば
それが本当に言いたいことではないことだってあるでしょう。
自閉症であれば軽かろうが重かろうが
みんな一緒です。

そのいらだちは私たちに想像できないし、
間違っても、私たち側がいらだってはしょうがない。

たまに私も
「どうしたらいいのか、お互い分からない迷宮」に迷い込んで
「いい加減にして!」と爆発しそうにはなるけれど、
やっぱりそれだけはやってはいけない。(自省・・・)



今回は
今飲んでいる薬を、
暴れた時はもう一服
頓服として飲ませていいということになりました。

それで様子をみていきます。

先生はビデオは見ませんでした。
それでよかった。
ツヨの名誉を守ることも必要だから。
あのビデオは悲しすぎる。
先生はそれも分かっていたんだろうと思います。

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by keikototyuyo | 2012-09-16 23:44 | 診断・診察 | Comments(12)