カテゴリ:診断・診察・治療・入院( 40 )

去年の今頃の悪夢

去年の今頃はこだわりが尋常でなくなってしまって
大変でした。

思い出すのも恐ろしい。
ツヨが精神病院の閉鎖病棟に一か月半入院したときは、
私はもぬけの殻でした。
コトがいたのでかろうじて生活をやりくりしていましたが、
一人だったら完全にどんより引きこもっていたでしょう。
でも精神的に強いので具合が悪くなる気は全
くしませんでしたが・・・
ただただ脱力。愛する息子が精神病院にいる。
その状態を耐えるのはかなり苦しいのです。

何にもこだわらないために何にもない部屋で(テレビもベッドもない)
看護師さんとのかかわりもこだわってしまうので、一人で過ごす。

バランスボールに乗って、窓から毎日外を眺めていたそうです。
私が面会に行くと、その部屋に入ってこないでと拒否をしました。
あのときのツヨにはその空間が居心地よい場所だったのかもしれません。

別室で面会すると、そこにいるのにまるで遠くにいるような感じ。
何を忙しくそんなにアンテナをはって生き急いでいるの?
ゆっくりできないのね?

ツヨの頭の中からいろんな刺激や興奮を冷ますにはさらに時間が必要でした。





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by keikototyuyo | 2016-03-02 00:54 | 診断・診察・治療・入院 | Comments(0)

療育手帳更新のための児童相談所での発達検査

療育手帳更新のための児童相談所での発達検査に行きました。

発達検査の所要時間は20分程度。田中ビネーⅤ。

発語がないので数値に表れないけれど、潜在能力は結果より高いでしょう
とのことでした。
内側にある言葉の量は豊かで、指示に従える。几帳面。
テスト中の立ち上がりもなし。

はい。しかし・・・

現在13歳で、発達年齢は2歳の中頃。
ほめられる部分もありますが、なぐさめなのかもしれません。
いや、でもまぁ長所は長所ということにしておきましょう。

目で見て理解する力が強いので、今後も視覚支援を行ってくださいと。
「よい指示を出せば、きちんと聞いてくれる」そうです。

短所というべきか、こだわりの強さから生活に支障をきたす部分があるため、
発達検査と別に強度行動障害の判定もしてくれます。

一定の数値に達すると、判定が一つ変わります。
ツヨはA2のところ、A1になります。

ツヨは手首の甲を噛むようになってしまったので、「自傷」というポイントも増えてしまいました。

「他害」という項目についていうと、ツヨはいつも通りをこよなく愛するので、
繰り返しこだわりを許容すれば他害のポイントは低くなります。

(でも家の外に出れば許容されないことが当然あるわけで、
そのさじ加減をどうするかツヨに関わるスタッフの方々で対応してもらうことになります。
最初が肝心で、二~三度続けなければこだわりにならないことがあるので、
新しい環境になったときに、許容しない場面を作るのが有効です。
ギャーッとなりますが、絶対にさせない強い態度でこちらが主導権をとると
結果的に受け入れることができます。
あくまでもツヨの場合です。)

強度行動障害になりやすいのは、重度・最重度の知的障害があったり、
自閉症の特徴が強い「コミュニケーションが苦手な人」です。
(厚生労働省:強度行動障害リーフレットより)

本人もどんなにか苦しいのです。

必要な場面でスケジュールに絵カードを使う等、きちんとした配慮が必需です。

さて、次回の判定は3年後の16歳。
それで児童相談所での判定は終了。
次々回は障害者センターで19歳に行います。
20歳を超えると発達の伸びが落ち着くので基本的に生涯判定は変わりません。
判定が必要、となった場合だけ、こちらから申請する方式になります。

はい。以上です。





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by keikototyuyo | 2015-11-19 22:16 | 診断・診察・治療・入院 | Comments(8)

病院からの一時帰宅に成功

ツヨの自宅への外泊に成功しました!

食べ物で誘う。・・・という作戦で。

病院へ行く途中でハンバーガーを買っていき、
それをツヨの車の座席に置いて写真を撮り、
「車でハンバーガー食べよう!」
と写真を見せて誘ったのです。

しかもお昼ご飯の直前に。

前の晩、コトいわく「なんだか卑怯な気がするけど・・・」
と薄ら笑いされましたが。

それでもぎりぎりの攻防でした。

何度か病棟へ踵を返そうとしたのを看護師さんと二人で引っ張り、
今度は駐車場へ走り出すツヨと
「気の変わらないうちに!」と150メートルくらい腕を組んで走りました。

そして車に乗せることに成功!
ハンバーガーを食べ始めさせ、
「おうちに出発進行、いい?」
と一応確認し、
『ん』
とうなずいたので早々に車を出しました。

家まで2時間弱。
最初のうちは何回か後ろを指さして私の目を見ましたが、
「(病院は)バイバ~イ。」
と少な目に声をかけ、急に気が変わると怖いので
あまり振り向かないようにしました。
(都内の環状線と高速道路を走るので振り向く暇もないけれど)

その後は窓の外の流れる景色を見て「おーうぅ!」とご満悦。
(たぶん見ていたのは流れる塀とか柵とかなんだけど)
しっかり状況を理解して納得して帰ってきました。

家に帰ってきてからの、諸問題への新しい試みや、
入院でツヨが変わったこと、変わらなかったことについてはまた。
一気に書くとまた何時間もかかってしまいそうなので・・・





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by keikototyuyo | 2015-03-05 22:15 | 診断・診察・治療・入院 | Comments(8)

こだわりは軽減しない?

どうやったら本人の足で病院から出られるか考え中です。

場所のこだわりが非常に強くなっていて、
視覚支援をしても
見通しを教えても
一歩が踏み出せないのです。

でも初めてのことや好奇心がそそられることだと
踏み出せることがあるという
そこはツヨの長所の一つ。

だから初めて病院に行くときも、入院のときも
比較的スムーズに動いてくれたのかな。

興奮や繰り返しは、そうなる場面が少ないため表面上は治まったので
薬は結局入院中に別のものに変わることはなかったけれど、
「生活を脅かす強いこだわり」に少しでも効果のある薬はないのだろうか。

もう一度、医師に聞いてみよう。

ね。





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by keikototyuyo | 2015-03-02 22:03 | 診断・診察・治療・入院 | Comments(4)

外泊の練習は失敗

退院に向けて、まずは外泊で家に帰ってみることにしました。
家の中もトイレの壁を叩いてしまう部分だけ気分転換に壁紙を変え、
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反対側にはのれんを。
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生活の中での繰り返し行動の切り替えのために、
とてもシンプルなスケジュールを作り、
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(久々にラミネーターを引っ張り出しました)
ツヨが基本的に自室ですごせるように部屋用にもう一つバランスボールを買いました。
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部屋のドアの外側にツヨが安全かどうか確認できるように玄関スコープを付けました。
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そしてお風呂に少しでもスッと入れるように、お風呂で遊べるクレヨンを貼りました。
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自室での過ごしにネットオークションで簡単なDSのゲームの中古ソフトを買いました。
(これはハズレかもしれません)
(何かよいソフトがあれば教えてください。)

何より、ツヨの部屋から余計なものを捨て、すっきりとさせました。

また、お茶を何回もおかわりするので、三回だけで終われるように回数シールを作りました。

麺類なのにご飯を結局食べたがる二度手間の食事対策は、
炊飯器自体に何かカバーをかけて
見えないようにしてみようかと思います。

エンドレスになったみかんはもう、買いません。
フルーツはミニパックになっているものを食べきりで見せてみます。

準備が前夜の夜遅くにやっとできました。
「できた!」と大きな声を出したら、コトに「何ができたの?!」と、目を丸くされました。

帰ってきてからのことに最善を尽くしたいと思っていたのです。

そして

病院に迎えに行くと、ツヨは「あいす!」を指差し、いつものアイスの外出を求めました。
2日前から、一日だけお家で過ごすという絵カードで伝えてくれているのにです。

理解はしているけれど、納得ができていない。
場所こだわりで、自分の場所をおいそれと変えたくないことに
強くこだわっているようでした。

アイスを食べに行き、そのまま車に誘っても、
病棟にダーッと帰っていきました。
それからは病棟からテコでも動きませんでした。

強い意志をもった12歳の男子を、もう無理やりになんて移動させることは不可能です。
言って聞かせることもできない。
これをやれば家でおいしいごはんが待っているよというご褒美もわからない。
強い薬でおさえつけるなんで論外です。

今はここがぼくの定位置。なんだよね。
こうなったら外出するときは退院の時だ。きっと今度は病院に戻れないから。
むしろ退院を早めることにします。
もうほとんど準備は整ったので。

結局2時間インターバルを置き、再チャレンジ。
絶対帰らない、とはっきり伝えてきたので、私は一人でとぼとぼと帰途につきました。

分かってはいたけれど、場所こだわりが石のように頑固だぞ。
まぁ、考えようによっては病院が居心地がよいというのはとてもよかったけれどね。

何とかコツを確実につかんでいかないと
4月からの新しい学校のスクールバス乗り場まで、果たして歩けるのか、
勝算は皆無です。
車いすにでも乗せていこうかなと真剣に考えています。




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by keikototyuyo | 2015-02-23 23:46 | 診断・診察・治療・入院 | Comments(5)

面会で病棟の外に出る練習 その3

少しスイッチを切って充電していました。
私自身の。m(_ _) m


さて

病棟からエレベーターで1階のコンビニへ出発しました。
病棟は鍵がないと出入りができない閉鎖病棟。
出るのは3週間ぶり。

3ケ月前の初診日にも、最後のご褒美に寄ったコンビニ。

たくさんの気になる商品はあったでしょうが
(からあげとか、おにぎりとか・・・)
ツヨはスケジュール通り、オレンジジュースを手にしました。
(お買い得のほうでOKでした!)

ものすごい情報量の中で、ツヨの瞳は瞬時にいろいろなものをとらえているのでしょう。
瞳に、小刻みに画面を切り替えているカメラのような鋭さがありました。

こういう過多な情報が行動にたくさんの刺激を与えてしまっているのだろうな。

レジに並べるかな・・・
と思ったその時、ツヨのアンテナがピピっと立ちました。

アイスのコーナーでした。

ケースにぐぐっと近づいて、
またしても喉をゴクッと鳴らす勢いで、じっとバニラアイスを凝視しています。

そうか、バニラアイスはこの子にとって特別な位置にあるのか。
スケジュールにはアイスとは入れなかった。
どうする?
曲げるのか?スケジュールを。
でも買ってほしいと騒いで、根負けして折れるわけではないから、
誤学習ではない、かな。

食べたいの?
と聞いても要求の指差しやうなずき等がうまくできない。
せっぱつまった瞳で見つめるだけ。
でもここで無視したらあまりにかわいそうすぎる。

「アイス、食べたいの?いいよ。アイス買おうね。」
と言われ、勇んでアイスとジュースを手にしたツヨですが、何とレジに並んでいる間に

『商品の位置を動かしてしまった。もどさなければ!』

というこだわりが始まり、棚に小走りで戻しにいってしまいました。

買おうね、と声掛けしてもう一回取るものの、
レジの順番がなかなか来なくてまた棚に戻してしまう。

また取って、並んで、待てなくて、戻す。

並びなおすからまたレジ待ちの順番が振り出しに。

エンドレス・・・

ひいいい。
と言うツヨの腕を抱え込み、最後はレジにすごい勢いで渡して(あ、私がね。)
とにかくお金を払ってコンビニを出ました。

ゼーゼー  _| ̄|○

出てしまえば、もうこだわらないので、
すぐそばの院内のベンチに座って食べ始めることに成功。

それはそれは必死に食べる様子がけなげで・・・
頭をそっとなでなでしてしまいました。

食べ終わっても、家に帰る!というそぶりは全く見せず、
むしろ病棟へすたすたと歩き出し、またまた一安心。

5階の病棟の入り口まで戻ってから、
やり直したいこだわりで、コンビニに戻る、と少し行ったり来たりしましたが、
エレベーターホールには私が持っているカードをかざさないと戻れないので、
(そこまで気づいていません)
開かないことを確認するとあきらめていました。

でも病棟に帰ってから
ひらがな表で
『あ・い・す』
を何回も指して、繰り返したいとドアをガタガタしていましたが・・・

その後、二日ほど、ひらがな表で
『ま・ま  あ・い・す』

と何回も何回も何回も(粘り強い ;^_^ )要求・確認していたそう。

ツヨ『ま・ま  あ・い・す』
先生「きょうはありません。」
ツヨ、しまいには、ニヤリ。『だよね!』
みたいな。

鍵がもう開かない→いつかあきらめる→でも何日も要求・確認→フェードアウトを待つ
=こちらの忍耐力が試される

・・・がんばります。



そのほか、今日はまた医師との面談があったので、
家族が巻き込まれないような生活の見直しについて、
いろいろ話を聞いてきました。

でもそれがうまくいくかはツヨに実行してみないと分からない。

つづきはまた。





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by keikototyuyo | 2015-02-16 22:29 | 診断・診察・治療・入院 | Comments(3)

面会で病棟の外に出る練習 その2

画像検索で写真を拝借してスケジュールを作りました。
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しかし家でトロピカーナのオレンジを取り込んでプリントしていき、
現地のコンビニを下見に行ったら、
なんとトロピカーナのオレンジが置いていなかった。 _| ̄|○ うそお・・・
手堅いと思ったのに・・・ _| ̄|○

モモやグレープフルーツは山のようにあるのに~

しかし隣に別のオレンジジュースを発見。
しかもお買い得。(って、ただの主婦目線)
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こちらで許してもらえるのか。いやむしろ単に大きいぞ。
そんなことを一人ぶつぶつ言いながら、両方その場で写真を撮って
スケジュールと一緒にツヨに見せることにしました。
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面会の途中でスケジュールの紙と携帯の写真をおもむろにツヨに見せると、
むむっ?!と食い入るように確認。

ツヨの目がキラリと光りました。のどがごくりと鳴ったような。

「行く?」
と聞くと
ん。と頷いています。

「もし、戻ってこられなくなったら病棟に連絡してください。
迎えに行きます。」

と見送る看護師さん。
どんな見送りのことば。 ;^_^A
正直心強いけど。

そして病棟から二人で出かけました。



つづく



なかなか先にすすめなくてすみません~




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by keikototyuyo | 2015-02-11 23:01 | 診断・診察・治療・入院 | Comments(0)

面会で、病棟の外に出る練習

三回目の面会で、外泊に向けた練習をしました。

大きな病院なので、院内に大きなコンビニがあります。

1.病棟から院内のコンビニに買い物に行き、
2.ジュースを買って、外のベンチ(屋内)で飲み、
3.病棟へ帰る

というもの。

写真でスケジュールを作りました。

そんな簡単なことですが、
ツヨとつなぐ手に汗を握り、病棟を出ました。


つづく





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by keikototyuyo | 2015-02-11 08:46 | 診断・診察・治療・入院 | Comments(0)

面会 2回目

2回目の面会に行ってきました。
まず医師とソーシャルワーカーとたっぷり一時間、話しました。

強度行動障害の程度まで、こだわりが強いこと。
今は人への巻き込みこだわりが強いこと。
行動の切り替え時にそれが強いこと。

ご家庭でみるにはかなり大変だったでしょう
と改めて言われました。

確かに最後の一週間はかなりきつかった・・・

こだわりを治療することは難しいので、(あ、やっぱり)
切り替えが少しでもスムーズにできるようになっていけるよう、
いろいろな方法で試行し、薬の調整も行っていくということです。

いろいろ考えるところはあるけれど、
もう少し様子をみようと思います。

そして面会。

前回はツヨの部屋から追い出されてしまったので、
私が部屋に入ろうとするのはやめました。

今回は初めから
「面談室でママ」
と写真を見せて予告してから
ツヨを面談室に連れてきてもらいました。

前回より心の準備ができていたからか、慣れたのか、
あ、そういうことか
と、微笑みを見せながら面会室に入ってきてくれました。
でもすぐ出たり入ったり。
それでも何とか少しひざに乗せて頬をすりすりしたり、
頭をなぜたりできました。
いつものツヨポンでした。
いつものうっすら癒しスマイル。

でもすぐぴょんと立ち上がって、
何回も『部屋にもどる』と病棟のドアをガタガタ。
10分くらいすると、いよいよガタガタしたので、
「バイバイするの?」
と聞くとコックリして、鍵を開けてもらったら
スタスタ~っと部屋に去っていってしまいました。

ママは好きだけれど
それはそれ
これはこれ

でもだんだん面会にも慣れてきている気はします。
(これで?はい。これで)
そういうところは柔軟性があるツヨです。




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by keikototyuyo | 2015-02-03 23:10 | 診断・診察・治療・入院 | Comments(4)

面会

ツヨの面会におととい行ってきました。

ひとまずはツヨは穏やかに過ごしているそうです。
個室の部屋で何の刺激もないので。
他のお子さんとも交わらず、
すべて個別の対応です。

お風呂や外(中庭)に行くときに、
やはり長時間行ったり来たりを繰り返し、
外遊びやプレイルームで看護師さんと過ごす時間でも、
早々に自分の部屋に戻りたがるそう。

終わりの時間を見せても
見通しを見せても。

自分にとって落ち着く定位置に早く戻ることに
今はまるで心の中が支配されているようです。

医師の話を一通り聞いて、
個室に会いにいくと、
『この空間にママが一緒にいることは違う!』
とでも言いたげに激しく興奮して私の背を押して、
病室のさらに病棟の外へと追い出されてしまいました。

初めてのツヨの激しい声に、病室の外にいた他のお子さんも、
看護師さんたちも集まってきてしまいました。

「こうやって家族に立ち位置や行動を強く指示してくるんです。
言う通りにするしかできない強さで。」
と伝えると、
「こういうことですか。」
と。
大人しかったツヨが別人になる姿を見せる結果に。
入院時の聞き取りでたくさん伝えてあったのに、
実際に見ると「こういうことか」とはっきりと分かったようです。

確かに、お迎え以外でママが現れることは
今までの生活で体験をしたことがなかった。

だからと言って帰りたいとも要求せず。

医師に促されて何回か病室に入ることにトライしたけれど、
しまいには自分だけ部屋に入って扉をしめ、
ガラスの小窓から
『ばいばい』
のジェスチャー。
「ママ、ばいない、なの?」
とジェスチャーで返すと、
こくんこくんとうなづきながら
小窓からばいばいしていました。

次回の面会はじっくり時間をかけて写真で何回も伝えてくれるそうです。
やはり基本はそこ。

ツヨがどう理解してどんな風に感じていたか、
いろいろ想像することはできるけれど、
帰りたい!というしぐさではなかった・・・かな。

でも学校のお迎えだって児童デイだって
帰るよ、と迎えにいっていたから帰っていただけであって、
それもただ「ルールになっていただけ」だったのかも
なんて思ったり。

そうするとすべてが実はこだわりで?



でも不思議な子で、やっぱり心はしっかりつながっている気がします。



『いまはぼくはこうなんだ

こうしたいわけではないけれど

こうするしかできないんだ』



そう言っているように感じました。

ごはんは全部食べて、夜もよく眠れていて、
バランスボールで跳ねながら
穏やかに窓の外を見る。

今後、ゆっくり、ゆっくりと時間をかけて
また、人とのかかわりをひろげていく治療が行われるようです。




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by keikototyuyo | 2015-01-28 22:26 | 診断・診察・治療・入院 | Comments(0)