カテゴリ:知的障害( 2 )

自閉障害と知的障害について その2

自閉障害と知的障害の
ふたつの障害があるということを
ツヨは2歳半くらいの発達検査で告げられました。

この子は自閉症

と一言で言われても
一人ひとりタイプが違うといわれるのは

自閉と認知がどのあたりに位置するのか
みなまちまちだからです。

あえて中度という言葉を使わないとして

自閉も知的も軽い
自閉は軽くて知的に重い
自閉が重くて知的に軽い
自閉も知的も重い

この4つで4分割した
紙に十字の線を引いたような図ができあがります。

私は二歳半の検査のときに
ツヨはどこに位置するのか心理士さんに聞きました。

心理士さんは答えを濁そうとしたけれど
「はっきりと言ってください」と言ったので
自閉は・・・軽くはないです
そういうのが彼女も精一杯だったんだろうと思います。

知的には生後2歳の時点で中度でしたので
それでツヨのいる「点」が理解できました。
後に数値は年10くらいの勢いで下がっていきます。


その時、もう一つ心理士さんに聞きました。

自閉も知的も軽い
自閉は軽くて知的に重い
自閉も知的も重い

は分るけれど

自閉が重くて知的に軽い

という人はいるんですか?
と。


自閉はもうあきらめたと。
今思えばその先の大変さを想像してない甘さだったけれど。

ただこの全く意思疎通のできない苦しさから
筆談でもなんでもいいからいつか抜け出る可能性はないのか。

心理士さんはしばらくだまって

非常に稀ですが
自閉が重くて知的に軽いという方も
います。

と答えました。

でもあなたのお子さんは違います
と彼女が心の中で言ったか言わなかったか。

ただ記憶力はよかったです。
一度見た道や町並みなどは
絶対忘れないし、
写真で順番に提示すれば
3歳でそれを理解する力はありました。

「家でできました」と言っても
療育の先生はそんなことできるわけがないと言ったし、

療育の医者は「この子に物事のよしあしを言って聞かせることは一生できない」
と断言もされました。

今も苦しいけれど、どうにも苦しかった幼児時代。

偉くなりたいわけじゃない。
数値を上げたいわけじゃない。

ただこの子が何を考え、何を欲しがり、何で泣いているのかを
分かってあげられるようになる可能性や手立てはないのかと。

でも誰も教えてはくれませんでした。

先の見えない不安で
泣いてばかりの小さいツヨをひたすら抱っこするしかありませんでした。

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by keikototyuyo | 2012-09-02 01:14 | 知的障害 | Comments(18)

自閉障害と知的障害について

地元の障害児の会の夏休み企画でボーリングに行ってきました。

先日、日帰りサマースクールでチャレンジしていたので
記憶も新しく、
「ボールをころがす遊び」
ということは分かっています。

靴を履き替え、
ボールを持ってきて
スタート!

ツヨの投げ方はというと・・・

しゃがんで
両手でほとんど「置く」くらいのソフトタッチ・・・
ピンに到着するまで何秒かかるのか・・・
途中で止まりそうだったので
投球台を使うことに。

ボールを運ぶときは
ちゃんと穴に指を入れて運ぶところが律儀。
そして投球台から両手でゴロン・・・
f0025201_21492632.jpg


周りには同じ年くらいのお子さんでも
とっても上手なお子さんもいて
サマになってる。

知的に障害が重いから
身体の使い方も分らないんだろうなー。
(ツヨは自閉も知的障害も重度)

自閉どうこうではなくて
認知の低さによることでの
いろいろな難しさなんだろうなと
最近気づくことが多いです。

だからがっかりするという意味ではなくて、
「自閉」だけど少しずつ無理せず「和らぐ・成長する」かもしれないことと
「認知」の面では基本的には今いる地点以上のことは「頑張れない」こと

それを理解してあげることは
生き易さにつながるような気がします。

ただし
認知も個人差はあれ、ゆっくり上がる可能性をあきらめることはないし、
自閉も対処の仕方によっては「二次障害」として困り感が増えていく可能性はある。

そんなことを最近思います。



さて

転がるボールを見て喜び
自分が倒した様子より
その後ザーッと機械が倒す様子に釘付け。
f0025201_21494867.jpg

ツヨ!と呼びにいくまでずっと跳んでるし・・・

スコアもルールももちろん分らないけれど、
楽しそうでした。

人が投げる間は、一応待てるので
(「座って!」と20秒おきくらいに言わないとすぐ立ち上がる・・・)
将来の余暇として
家族のレジャーとして
いいかもしれない。

家に帰ってから
全く動けないほど
介助していた私は疲れ果てたけど
家族でいけたらパパに世話してもらおう

なんせよく動く。

2ゲームやって
終わった瞬間
「おしまいだよ」と告げたら
その足で小走りでボーリング場を去りましたよ・・・

地元の会のお母さん達。
子どもが幼児からの仲間です。
我ら4年生は幹事さんで企画から当日まで
無事に終わってよかった。
当日私は働けないので
案内状などを作りました。

毎年小さいお祭りをやったり水族館に行ったり
自由に企画できます。

ツヨにはどんな企画もとてもハードルが高くて

企画だけ参加するからみんなで当日は楽しんでくれれば
と思っていたら

どうせ自分たちで企画をするのだから
ツヨくんも参加できるものにしようと・・・

ありがとう

とっても嬉しかったです。

一人だけ学校の違うツヨ。
久々にツヨも私も他の子どもたちと会えて
楽しかった。

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by keikototyuyo | 2012-08-26 22:46 | 知的障害 | Comments(6)