カテゴリ:言葉の発達( 12 )

ことばに目覚める

ツヨ、正式に退院しました。
先週から学校にも登校しています。
相変わらずこだわりは強いですが、
こちらの言っていることを注意深く聞いて、
何とか理解しようとしたり、
自分も単語を発音して、意志を伝える力がつきました。
ワーワー暴れることもないです。

病院の食事が物足りなかったのか、帰ってきてiPadのトーキングエードで
「ラーメン」「みそしる」「めろん」「いちご」「スパゲッティ」「ハンバーグ」
「うどん」「「おなべ」「かれー」「からあげ」「たこやき」などを音声で出しています。
「ラーメン」と機械が言うと、「ラーメンたべたいなぁ」とツヨの独り言みたいです。

さっきはコトがイチゴヨーグルトを食べているのをみて、
「いちご!」(僕もたべたい!)と言語で発語しました。
今、イチゴって言ったよね?と周りを見回したら、
コトがイチゴヨーグルトを食べていた、ということでした。
ほんの少し、聞き取れる単語が増えたかもしれません。

何でも察してしまう母と離れて、ひらがな表のありがたさや、
発音して伝わったときの便利さに少し気づいたのではないかと思います。

入院中は、好きな物ばかり出てくるはずはないので、
たまっていた欲求によって、発語が促されたとも言えるでしょう。

食べ物のことで真剣になっていますが、
過食にならないように、量の調整を頑張ります。



さて、明後日18日は小学校の卒業式です。

もう卒業式には出られないかもと思っていましたが、
先週から何回が予行練習もして、DVDを見ながら家でも練習して、
卒業証書をもらう気満々なツヨです。

先日の予行練習では、校長先生が渡す前にちゃっかり台の上のを
もらってさっさっと席に戻っていったそうです。
『なんか、この本みたいのをもらえばいいんでしょ』と
思っている。

そして卒業式のあとは謝恩会。

悲しいとか寂しいとかツヨには状況がどこまでわかるかどうか。
お弁当を食べ終わったら、サッサカサーと帰りださないことを祈ります。

卒業式を飛び出さないこと
ママの席まで甘えに来ないこと
花道を一緒に歩けること
集合写真を撮れること
謝恩会で飛び出さないこと
最後に走って帰らないで、みんなとお別れができること

いくつできるかな

立派に証書がもらえれば、それでママは充分だよ。





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by keikototyuyo | 2015-03-17 00:31 | 言葉の発達 | Comments(4)

言葉のない子の発音練習

ひどいめまいはその後起きていません。
新聞の活字などを読むと目がちかちかしたり、
急に立ち上がるとくらっとするぐらいです。

内科に行ってめまいのことを話したら、
寝ている間に起きることが一般的に多いとのことでした。
もちろんそうでない時もありますが。
朝、起きると、今日はどうかな、とドキドキします。

ツヨは落ち着いています。
落ち着いているときのツヨはとてもよく目が合って
目は口ほどにものを言うというけれど
私とツヨの間では言葉は要らないのでは?と思うほどです。

でもそれに慣れてしまって
無言のやり取りで事を終わらせないように気をつけています。
誰にでも少しでも何かを伝えられるように、
ジェスチャーをつけたり
食べる前、取り掛かる前にその名前を言って
あいうえお表で指で確認したり、
できたらほめ、少し発音の練習もして
『伝わるって楽しいな』
『できるとほめられて気持ちがいいな』
と感じてくれるといいなと思います。

発音練習はツヨには本当にハードルが高いです。
あ・い・う・おの母音がかろうじて。
あとは「は・ば・ぱ」行、「ご」「ん」。
外からみた口形しか理解できないようで、
歯茎がどうの、舌をどうのこうのという指導は難しいです。
でも発音しようとしなければ何も前に進みません。

なので今は「あ」も「か」も同じ。

それでも発音は一生懸命やろうと口をあけてパクパクしてくれます。
無理強いは絶対にさせません。
楽しいこと以外はやりたくない、というのが子供のもっともな反応で、
こういう大事なことに関しては慎重に取り組みたいです。
「発音する」というツヨにとって非常にデリケートで大切な箇所の
シャッターがまさか降ろされてしまったら・・・

そう思いながら、おふろのあいうえお表で
私「か。」
ツヨ「あ。」
私「じょうずだね!」
ツヨ、ぱちぱち。

発音はそんな様子だけれど、濁点・半濁点・長音→「ふ・ぶ・ぷ・ふー」などの聞き取りと指差しはできています。
学校の5年生くらいからの学習で理解できました。

やっぱり、らーめんはらめんじゃない。らーめんですものね!^^
ラーメン(カタカナ)も6年生で覚えました。^^

あとはこの先、一個でも二個でも「言える単語」ができたらいいなと思います。
唯一の得意の発音は
「ご・は・ん!」
「ご」と「は」と「ん」は得意なんだもんね。

流れるような発音はできないけれど、
精一杯の「ごはん!」にグッときます。

by keikototyuyo | 2014-08-03 00:12 | 言葉の発達 | Comments(1)

ついに「マ・マ」と

最近「あ”-!!」っと怒ることが増えていて、
家族で緊張の連続でした。

何にイラついているのか
計り知れないことが多いけれど、
しばらく抱っこを増やしたりして
落ち着いて過ごせるように
家族で協力するようにしています。

昨日の土曜日は児童精神科の薬をもらう日だったので、
私一人で行ってきました。
ツヨは一時ケアです。

イラついたり暴れたりするのは
今のツヨの状態では
(年齢や自閉症の特性から)
あってもやむをえないので、
引き続きリスパダールは続けます。

暴れるときはそれはお互いとってもつらいですが、
成長の過程として
避けては通れないし、
すっかり覇気がなくなるほど薬を飲ませることは
問題外だし、
ストレスなく生きることは
それは障害なので無理だし。

しっかり見守りつつ
最小限の薬の服用で
一日一日を乗り越えていくだけです。

ツヨの胸に耳をあてると

ドキドキドキ
ドキドキドキ

いつも早めの鼓動が鳴っています。

いろいろなことが刺激で
毎日とってもドキドキしながら
暮らしているのでしょう。

座って抱っこして
頬をよせて即席の歌を簡単なメロディに乗せて歌ってあげると
ふっと表情が柔らかくなって
一緒にリズムをとってくれます。


そんなツヨが
ついに
「ママ」(マとバとパの混ざったような音ですが)


発音できるようになりました。

ご飯を並んで食べていたら、

「マ・マ」

というので

ん?

とツヨを見たら

私に向かって
両手をのばしていました。

『抱っこして』

のサイン。

ママと呼んでくれた?

そのあとも
私の顔を見て指差して
「マ・マ」
と。

呼んでくれたことも
ママと言えたこともうれしいけれど、

ほかの誰でもない
ぼくの特別な存在として
見てくれていたことが伝わったような気がして
思わずぎゅっと抱っこしました。

やっと伝わったね。
呼べるっていいね。

まだまだ小さいからだで
かわいいツヨぽんのうちに
まさか呼んでもらえるとは。

間に合ったね。


ということにしちゃおう。

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by keikototyuyo | 2013-01-14 00:06 | 言葉の発達 | Comments(18)

自閉症児にも心がある

昨日は主人が冬休みを取れたので
家族でお泊りに行ってきました。

5年くらい前に一度行ったところ。

5歳のツヨは猛烈に館内を走り回り、
エレベーターに何十回も乗り、
お風呂も何回もふやけるまで入った
てんてこ舞の旅行の思い出の宿です。

夕食のバイキングも
3分くらいしか座っていられなくて
お部屋からも出て行ってしまうので
玄関にバリケードみたいに
家具を積んで寝ました。

すべてこだわり。

エレベーターも
興奮も
緊張も
衝動性も
多動も・・・


あれから
たくさんの旅行に行きました。

ツヨのこだわりに徹底的に付き合いました。
いつでも要求できるように
旅館のパンフレットを部屋において
お風呂や食事の絵カードがわりにしました。

旅行にいくなら、付き合う。
付き合わないなら、行かない。

そして
徐々に
エレベーターはあと一回ね

おしまい!

ごはんのあとでおふろね。

ピョンピョンおしまい。
バシャバシャしない。(浴槽で)

こちらの声が耳に入っているというときに
たくさんのルールを告げていきました。

一人で出て行ったらいけない!

真剣にしかったこともあります。

混んでいるときは並ぶ。
一秒だって並べないときから練習しました。

そして絶対に一人で行動させることは
しませんでした。
走ってしまうときも、手をつないで
「ある、く。ある、く。いち、に。いち、に。」
と声をかけました。、

あれから5年。


昨晩は・・・


バイキングは90分、
一緒に食事がとれました。
家族で行って家族で店を出たのは
初めてでした。

エレベーターは
必要な時以外乗らずに我慢できました。
帰り際に一回だけ、地下への小さいエレベーターに
『どうしても乗りたい』
と静かに、でもはっきり主張してきたので
いいよ、と行って乗ったら
一回で納得してくれました。

困ったこだわりが減ってきた理由は
とことんやって、本人が「納得した」から。
飽きたのでもなく、こちらの思いに気づいたわけでもなく
「納得した」から。

ツヨの荒れ狂うような感情と衝動性の中に
冷静な理性がひそんでいる。
理性の比率がジリジリとあがって
いつか理性が勝った?
そんな風に思います。


おふろはどうかな・・・

夕食が終わり、家族で部屋に帰ってきたとき

パパが一人でタバコを吸いに出て行きました。
ツヨとコトと私は部屋で一息。

いつもならもうここまででお風呂には3回は行っているところが
今日はまだ1回。

もういいのかな、明日の朝で。

と思ったときにパパが帰ってきました。



その時・・・



ツヨがおもむろにパパと部屋の外を指差し、



「お・ふ・お。」

と言ったのです。

一同、息をのみました。

私 「・・・今、おふろって言ったよね。」
旦那「・・・言った!」
コト(部屋の奥から)「今、ツヨちゃん、おふろって言ったよね?!」


大好きなことば。

おふろ。

言えたね!
すぐに誉めて、おふろにパパが連れていきました。



あとになってしみじみ思いました。
ツヨはおふろが本当に大好き。

今までも指差しや
「あ。」
で伝えてきたけれど

やっぱり心の声で
『おふろ』
って何回も何回も言っていたんだよね。

もちろん、それでも伝わっていたよ。
ないがしろには一度だってしなかった。

これから先、
いくつも単語は話せるようにならないだろう。

でも自閉症児にも「心」があるんだ。
当り前だけど
あらためてツヨの真剣な顔を思い出して
目頭が熱くなりました。

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by keikototyuyo | 2012-12-29 23:27 | 言葉の発達 | Comments(32)

自閉症児ツヨに「奇跡」おきる

それは昨日起こりました。

今朝、起きて
夢だったかな?
と思ったけれど

それは夢ではありませんでした。





昨日の夕食の直後でした。

ツヨがあちこちをきょろきょろして
引き出しを開けたり
私と目を合わせて
「・・・」
と考えていました。

なになに?

夕食を食べさせてひと段落した気分の私には
何を探しているのか
とっさに想像できませんでした。

すると

ツヨの口が開いたのです。

「あ」

指差しの時の「あ。」
ではなく、

学校での発音の授業のような
大きなお口で
「あ」

そして

「い」


何だ何だ何が起こったの?

何で口をパクパクしているの?

私の目を見て

「あ」

「い」

どきどきする胸を抑えつつ

ツヨの目線に腰をかがめて

「うんうん
あ・い・・・?」

と、待っていると

コクンコクンとうなづいて

分かってほしいな、どきどきするな
でもぼくチャレンジじょうずだよ
という笑顔で

「あ」

「うぉ」

なんかしゃべった・・・!!(私の心の声)

ええっ!あいあうぉ?
・・・はみがき?
なんかちょっと違う。

あいあうぉ?(必死に考える母)
ツヨは基本的には母音の「あ・い・う・お」と「ん」「ば」くらいしか発音できません。

ここで分かってあげられなかったら
何かとてつもなく
大きなチャンスを逃すことになる

そんな気がしました。

あっ!
「アイパッド?!」

ツヨの目が未だかつてなく
キラキラッと輝きました!

アイパッドね?

えーとどこだっけ? 焦る母

ツヨのベッドにあるよ!
と伝えると
急いで取りに行き
ニコニコしながら
お話じょうずでしょ、という様子で満足していました。

アイパッドのカードもない(作ってない)
母は分かってくれそうにない。
ジェスチャーもない。
ああ、早くやりたい!

伝えてみちゃおう。
照れくさいけれど
大きなお口をあけて・・・

小さい胸でそんなことを考えたんでしょう。

言葉を要求の道具として
「単語」で使ったのは
生まれて初めてです。



ものの本によれば
発語の可能性は7歳くらいまで。
高校生くらいには確率は限りなく0に近くなると読みました。


春から夏には荒れたけれど、
秋からこうして穏やかに過ごせているからこそ
ツヨの中で
理解言語が増え
人とのコミュニケーションのやりとりを楽しみ、
学校で50音の簡単な発音の練習を毎日のようにして、
寄宿体験でたくさんの言葉のシャワーを浴び、

ふとツヨの中で
ああ、そうか
と自信がわきあがってきたのかもしれません。

カードも場所を示すスケジュール用のものしか
今はあえて使っていません。
一時は食べ物のカードはたくさん貼っていたけれど
余計にこだわりを強めてしまうので
出されたものを食べるようにしています。


「本当に使いたいと思ったときでないと
言葉は使わないかもね。」

何人かの先生にはそう言われていたし
これからもそれは変わらないでしょう。

発語を猛烈に練習することも
しません。

でももしお話できたときは
しっかりと誉めて
自信を失わないようにしてあげたい。

大切なツヨ。

物に名前があることに気づいてから二年。
「ぼく、聞こえてきた」

神様はまだ
贈り物をちょっとずつ
降ろしてくれているのかな。

静かに待とうねぇ。


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by keikototyuyo | 2012-12-28 00:35 | 言葉の発達 | Comments(20)

『お・か・あ・さ・ん』と言う

学校の図工で作った
クリスマスの作品です。
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それぞれリボンやヒモを通して飾りにしてあって、
これが学習の目標の一つだったようです。
「じょうずにできていました。」
と連絡帳にあったので
がんばったのでしょう。^^

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こういう手作業はとってもありがたいです。
そのほかにもクッキー作り
ホットケーキ作りとホイップクリームの飾りつけ
音楽ではリコーダーと竹太鼓など
とっても律儀にがんばっているようです。

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サンタさんのブーツの中には
サンタさんへのお手紙が・・・
『ピザをください』
とありました。
何が何でも
ピザを贈ってあげたい・・・

一枚目の写真の
上の赤いカードは家族へのコンサートへの招待状。
パパ ママへではなく
おとうさん おかあさんへと書いてあって
またぐっとくる。

おかあさんかぁ・・・
思わず「お・か・あ・さ・ん」と言わせてみたら

ニコニコしながら
『お・か・あ・さ・ん』
と口を動かしたので
もう号泣・・・

何度か繰り返していると

「え」以外の母音は言えるので

お・・あ・・あ・・あ・・ん!」

「ん」を自信を持って言ったのね。

心の声では
「おかあさん!」
と言ったんだもんね。

聞こえているよ、おかあさんには。
ありがとうね・・・

この子のところに神様の奇跡がおきたらいいのにな

いい子にしてるんだけどな

私にできることは
おいしいピザを作ることだけです。

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いつも読んでいただいて本当にありがとう
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by keikototyuyo | 2012-12-23 21:22 | 言葉の発達 | Comments(8)

言葉がちょっと通じてきた

ツヨは重度の知的障害で
おしゃべりが全くできないので
なかなか意志の疎通が困難です。

小さいころはどうして泣いているのか分らなくて
本当に困ったものです。
今もさめざめと泣いている時には
どうして泣いているか分らないことのほうが多いけれど、
そういうことはお話ができても自閉症ならあるでしょうから、
ごめんね、わからないよと言って
私も自分をあまり責めないようになりました。

でも単語はじりじりと理解言語が増えました。
どこそこに行くよ、とか
あれ、持ってきて~とか
明日の用意をして、とか
慣れていることをこちらから話すときには
カードも写真もほとんど使わなくても聞き取ってくれます。
本人もこちらもどれだけ楽か!

普通の会話は全然聞き取れなかったのに、
食事の時に
パパに「お味噌汁まだあるけどお替わりする?」
などと会話していると
そっと自分のカラのおわんを私に近づけていたりします。

このところアイパッドのゲームで凝っているものがあって、
ボリュームを最大で
「キュンキュン!ギュワー!!ポヨーン~」
(ロケットみたいな擬音)
と遊んでいて、

ボリュームを下げても
すぐに自分であげてしまいます。

書き物をしている時に集中できなくて、
ツヨから4mくらい離れた背中越しに、独り言的に
「もう少し音を小さくしてよ〜」
と嘆いたら
「キュンキュン!ギュワー!!ポヨーン~」
「キュンキュン!ギュワー!!ポヨーン~」
「キュンキュン!ギュワー!!ポヨーン~」

と小さくなっていくではないか!

まぁ、通じている!

しかも面と向かって言わなくても、
聞き取れている!

開通しているじゃないの~。

小さい頃からずっと、
普通に話しかけることをこちらもあきらめ、
あちらも『どうせ聞き取れないや』
と思っていたのにね。

今、疎通した!ツヨの目がキラッとした!
という瞬間が少しずつ増えています。

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by keikototyuyo | 2012-12-19 23:06 | 言葉の発達 | Comments(10)

言葉の発達 その1

なかなか成長しないようにみえて
過去の記事を見てみると
ちゃくちゃくとできることが増えていることに気づきます。

〇〇療法をして劇的にできるようになった!
ということは全くなくて、
普通のお子さんができるようになっていくことが
時間をスローモーションにして
同じような段階を経ているなぁと。

まず小一でカードを使いながら
食べたいものの指差しをする練習をしました
カードをさして要求するとその場でボーロがもらえるという
ご褒美をつけると、
楽しさもあって1時間くらいでできるようになりました。

するとしばらくしてクレーンが消えました。

今ではパン屋さんに行って、
食べたいパンを伝えてくれるようになりました。
レストランのメニューも、
行く行かないも、
なんでもビシッと差してくれます。

先日、先生とママが並んで
先生どっち?ママはどっち?
と先生に聞かれて
「うーん・・・?」と考えていました。
〇〇はどっち?という質問は結構難しいです。

半年位して、ジェスチャーでうん、ううん、の首フリをしました。

この指差しと首フリで
今まで本当に意思疎通ができなかったのが
ずいぶんと楽になりました。

小二で数字が1から10に順番に並んでいることに気づきました。
(数の概念はまだです)
100まで並べられました。

エレベーターのボタンを指しながら
「んー。んー。(いち、に・・・)」と順番に数えて感動。

小二の冬に物に名前があることに気づきました。
今まで聞こえていた、ただの音が
一つ、また一つ、意味のある音に聞こえてきました。

知っているものの名前を私と共有できて大喜びしました。

小三になって学校でマカトンを教えてもらって
お友だちや先生と少しコミュニケーションをとることができました。

ひらがなの50音が順番に並んでいることに気づきました。

あ、い、う、おが言えました。
お返事をしました。

そしてたぶん物には名前があって
それぞれにひらがながあることに気づき始めました。

さっき、
あ行以外も
一生懸命
50音全部言おうとしているのを私が気づきました。

母音はあっています。

口の形もやろうと努力しているように見えます。

「ら、り、る、(れ、)←難しい ろ」

声こそ吐息のように小さいけれど
確かに出ています。

毎日アイパッドのひらがな遊びをして
おふろの50音表をみて、
なぞってなぞってなぞって
指差したのを私がお風呂でクラクラしながら読み上げて読み上げて・・・

たぶん50音の一個ずつがだいぶ聞き分けができてきたのでは。

この先はまだまだ続く・・・
目標は単語を読めることや書くこと。
好きなものの名前の字が読めること。
自分の思いを字で書くこと。

そこまでにはまだまだ踏まなければならない段階があります。

でもちょっと楽しくなってきた。
ツヨも私も。


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by keikototyuyo | 2012-04-15 21:51 | 言葉の発達 | Comments(9)

ツヨがお返事した日

お風呂で向かい合って「あー」と発声遊びをしたときです。

人に促されることでは、なかなか発声しないツヨが

「あー。」と。

おやっと思って
試しに「おー。」と言って見ると

「おー。」とツヨ。

おーが言えたの?すごいじゃない!
上手だねと誉めると
私に続けて何回も「おー。」

翌日学校の先生に連絡帳で報告すると
夕方「すごい!やりましたね!」と連絡帳にお返事が。

学校でも「あー」「いー」「うー」「おー」ができたそうです。

さらにその日は名前を呼ばれると
「はぁーぃ。」!
お友だちや先生に何回もお返事したそうです。
「はぁーぃ。」の発音も「あー。」に毛が生えたような感じだけど、
やりとりとして発声できたのは初めてかも。
「おー」や「いー」もじっと口元を観察して模倣して出した音です。
「あいうえお」ありきの音じゃない。
苦労して、練って練ってやっと出している音。

今までも「ババイ」(バイバイ)や「ババガ」(ハンバーガー)
「パン」など発声したことはあるけれど
なかなか定着はしません。
今回も消えてしまう前に
ビデオにひっそりと録画。

でも今日現在は楽しそうに発声しているので
よかったら喜んでやってください。

「うなづき」や「どっち?」のジェスチャーなどは定着しました。
要求に使えるなど、ツヨにとって便利なものでないと
ツヨのなかでは定着が難しいのかもしれません。

それはツヨにとって自然なこと。

でもこちら側としては嬉しくてつい何度もやらせたくなってしまう。

またね、声がですね・・・
声が~・・・

ああ、君はこんな声なのね?としみじみ。

とても柔らかくて優しい声です。

じっとこちらの口の形を見て模倣しています。
動画で載せたいくらいです。

学校や言語療法の先生、
ツヨを見てくださっている方々、
そしてお友だち。
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by keikototyuyo | 2011-10-20 22:21 | 言葉の発達 | Comments(17)

ことばのない子の抽象的な言葉の学習

最近、イラッとした時に出すツヨの
「ア”---!!」
の声が音量MAXです。
人はこれ以上の声を出せないのでは?
というくらいの大声。

大人になってもこの声を出すようだと
少々きついです。
声の大きさの問題以前に
そんな声を出す精神状態にいることに
そのストレスに
ツヨが耐えられるのかということが心配です。

そのために今がんばらねば。
(あ、ちなみにツヨには声の音量の調節の学習は難しいです。
出すか、出さないか(シー)の二択であり、
すごく興奮しているときは出さない選択は不可能です)

できるようになったこととは別の次元で、
自制できないくらいのこだわりや
気持ちの不安定さを持っているのがツヨ。

もちろん彼なりに理由はあるけれど
いつもと同じことでも
日によってすごくストレスを感じるときがあります。


さて
そうは言っても穏やかで楽しんでいるときのツヨは
とてもいい感じ。

こちらの声もよく聞こえていて、
知っている単語をうまく拾って、
少しですが言葉も通じるようになっています。

「ちょっと待って。」
ツヨ、待っています。

「早くして~。」
ツヨ、急ぎます。

「がんばって!」
ツヨ、がんばります。

「テレビ消して、ハミガキだよ。」
ツヨ、テレビを消してハミガキの用意をします。
これはまだ分るけれど
上の3つは名詞じゃないのでビックリしました。

「がんばって!」
というのは家にあるエアロバイクをツヨが漕いでいたので、
(大人用のものを立ち漕ぎしてます。器用です)
お!がんばれがんばれ!と言ったら、
むーっみたいなうなり声を出して、
すごい速さで漕いでくれたので、おったまげました。

最近「楽しい」という言葉も分かってきたようです。
「痛い」「熱い」も分かっています。

・・・「好き」「きらい」「びっくり」「疲れた」「さみしい」「苦しい」
「我慢ができない」「行きたい」「行きたくない」・・・
(ほかにもあると思うけれど思いつかない)
通じないストレスをできるだけ少なくして生きるために、
こういった単語の意味と音を理解して
こちらからは音声で、
ツヨからはジェスチャーとカードで
やりとりをできるようになりたいです。
いや、なっていかないといけないかもしれません。

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by keikototyuyo | 2011-08-30 21:43 | 言葉の発達 | Comments(11)