カテゴリ:家での訓練( 71 )

母の失敗で叱らなくていいことで叱る

昨日は久しぶりにツヨを叱ってしまいました。

テーブルの上においてあったダイレクトメールを
指をさして「あっ!(開いて見たい!)」と伝えてきました。
以前に行った旅館のダイレクトメールかなと思い
いいよと言いました。
旅館やホテルや部屋やお風呂の写真が大好きなツヨです。

ところがあとからみたら母の特養からの請求書でした。
あ、間違えちゃったな
なんて思っていた10分後くらいに
まとめて開けようと思っていた封筒を
すべてびりびりにあけて
中を取り出し
封筒はゴミ箱に捨ててあり、
中身はあちこに散乱してあったのです。

しまった!
と思いました。

家に来た手紙はそもそも興味があったのです。
開けてみたいと前々から気になっていたのでしょう。
そのタガを私の不注意で外させてしまったのです。

物事の良しあしの判断は彼にはできません。
一つ一つルールとして教えられた通りに
覚えて暮らしてきているのです。

ママの封筒はあけない。
この一つのルールを守るか、守らないでいいのか。
彼にはそれがすべてだったのです。

はたから見たらいたずらでビリビリにしているようにしか
見えないかもしれません。

私もまだまだです。
夕方で疲れているせいもあったでしょう。
間違ったルールが入ってしまった!と焦って
「ダメよ!」
と言ってしまいました。
ツヨの体がびくっとなりました。
封筒をやぶいた高揚感から
はっと我に返ったようにも見えました。

落ち着け私。

封筒をゴミ箱から戻し、中身を集めて
封筒に戻します。
そしてビリビリになったところを指さして
「ビリビリしません。」
と何回か真剣な表情で言いました。
おそらく理解したでしょう。

叱られなくていいことで叱られて
本当にかわいそうなことをしました。
深く反省です。

郵便物は大切なものがあるので
まぁいっかではすみません。
ツヨが私と一緒に直接郵便受けから持ってくることもあるので
見せないことも徹底できません。

知的に障害がある子を叱ることは
本当にせつない行為だ・・・
どこまで叱られている内容を本当に理解できているのか
注意深く考えて、
叱られなくていいことで叱られないで済むように
こちらも注意して生活しなければ。

こちらも疲れていたり、時間がなかったり、
歳をとって寛容さが失われたりすることも
あるかもしれない。

完全に私が悪かったです。本当に気をつけよう。

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by keikototyuyo | 2017-01-24 14:19 | 家での訓練 | Comments(2)

日本脳炎予防接種へ

先日、日本脳炎の予防接種に行ってきました。
ここ2~3年様子が落ち着かなくて、
クリニックで軽いパニックになることがあり、
先送りにしてきたけれど
20歳までに追加で何回か接種しないといけないものなので
いよいよタイムリミット!
決行することに。(おおげさ)

以前のように道を行ったり来たりすることもなく
クリニックに到着。
前回はそのまま勇んで診察室へ突進していきましたが、
今年は順番よというと待合室のイスに腰かけて
なんと30~40分待つことができました。
そわそわして、奇声のような声はちょっと出ていましたが
一番すいている閉院前に行ったので何とか・・・

注射はコトが見本になってくれるので大丈夫。
小さいときは暴れることもありましたが、
そういう部分は変わるものです。

以前は終わるとお金を払う暇もなくダッシュで外へ飛び出したけれど
今回はイスに座って会計を待てました。

会計が終わるとやっぱりダッシュで帰りましたが・・・

夕方の暗闇をなぜか走る親子。
足元が見えないけど走るしかない。

そんなに急いでどこへ行く~・・・

どうやら家に帰って手を洗ったりしてひと段落してから
ツヨのこだわりのタイミングで
もう一度玄関をバーンと出ていき、
一階まで降りてエントランスのドアにタッチする

という一年前のインフルエンザ予防接種の時の儀式を
やらなければと決め込んでいたようです。

それでずっと焦って注射のときも会計を待つときも
「ひぃーひぃー」
と焦った声を出していたのか。

以前に比べれば落ち着いたものの
ちょっと危なっかしい。
強迫的なこだわりの世界と隣り合わせにいるのではないかな・・・
なんて思います。
何かに気持ちが駆られているみたい。

でも注射もできたし、
ついでにインフルの予防接種もしてもらえたし、
あとは風邪をひかせないように、
この冬も乗り切ること。

人って体調と心の調子はとても連動していて、
体調を崩すととてもかわいそうな思いをさせてしまうので。

いつも通りに安定して暮らすこと。

今年は特に防寒対策をキチンとしようと思います。

家族みんなもね。

使い捨てカイロを箱買いしてきました。


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by keikototyuyo | 2016-11-30 00:31 | 家での訓練 | Comments(2)

いつまでも素直だという特権

朝が空気が気持ちのよい季節になりました。
我が家のベランダからは近隣の山並みが見え、
これから少しずつ紅葉が始まります。

最近朝、洗濯物を干すのをツヨと一緒にやります。
ツヨはタオル・靴下専門。
次はTシャツをハンガーにかけるのにチャレンジしようかな。

すがすがしい朝に中学2年生の息子と
一緒にベランダに立って洗濯物を干せる母親が
どこにいるかしら。
フフフ.・・・どこを探しても、なかなかいますまい。
しかも天使のような無垢な目でまじめに
タオルをピンチにはさむ様子がなんとも・・・
その素直さに朝から心が洗われる。

干し方は
えーと、なかなかのアンバランス状態です。
タオルがぼろくて、とてもじゃないですが
写真でお見せできません・・・(笑)

                   



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by keikototyuyo | 2016-09-15 00:07 | 家での訓練 | Comments(2)

家事力、アップ作戦?

ツヨはなかなかの働き者です。

先日、児童デイでおやつを手作りしたそうで、
お米をといで炊いて、
うーん、確かまるめてお団子にしたっていってたかな・・・

ツヨは一番働いて
「全部、やってくました!」
とスタッフさんが驚きとともにほめてくださいました。
全部・・・?
どうやらお米をとぐ、水加減をしておかまに入れる。
炊けたら丸める。
具をつける。
そして片付けも、最後の最後まで全部やる気まんまんだったそう。
「飯ごう炊さんとかやったことあるんですか?」とスタッフさん。
「はい。小学校で一人一個の飯ごう使って、しっかり米とぎから仕込まれています。」
「どうりで!」

めんどうくさがらない。
というのがツヨの長所かもしれません。
食べ物だとモチベーションも上がるし。

お米か・・・

家では炊いてもらったことないけれど、
やってみようかしら。
自分でご飯炊けたらいいな。和食の基本。

これもね、私がやっちゃったほうが早いけれど、
30年経ったとしましょうよ。(え、いきなり?)
えーと・・・〇〇歳の私がやるより、
44歳のツヨがやったほうが
なんだか助け合って生きている感があっていいい。
想像すると泣けるけど。
いや泣いてないでご飯食べないとね。

片付けも、お皿や、使ったもの、衣類なども、
所定の位置にしまうようにしつけています。
しまうところまでで家事は終了だからね。
おうちの中はすっきりと過ごしたい。

掃除機もコードレスを買ったのでやらせてみようかしら。

これが一番難しいかも。
床に線引くわけにいかないし。

洗濯物をとりこんでたたむツヨ。
大きさをそろえて所定の場所にしまいに行きます。
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きれいにはできないけれど、生活するには十分。
                   



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by keikototyuyo | 2016-09-11 00:03 | 家での訓練 | Comments(4)

ツヨの髪を切る

今日はツヨの髪を切りました。

バリカンで100回ストロークで手早くやります。
「100回ね。」
など数を予告して、数えながらやると安心感が全然違うようです。

あ、床屋はムリムリ。;^_^A
スキカットという市販のバリカン。


幼い頃は髪切り用ハサミ。

横にぱっつんと切らないで、毛を立ちあげて縦に切ると
自然な感じになります。
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かつてはこんなサラサラだったなぁ・・・

ヘアカットはかなり集中してやらないと危ないので
私が元気なタイミングで行うのが基本。

爪切りも髪切りも、ツヨにとっては怖くてしょうがないもののようです。
やっと少しは時間をもらえるようになって
ツヨの場合は10分100回ストロークくらいで終わらせれば大丈夫。

それ以上になると顔が歪んできて
震えたり「ひいぃぃ」と声を出したりします。
途中で毛だらけのまま家の中を走り出したり、
終わったバリカンの毛を掃除する間もなく、とにかくすぐ箱へ格納したくて
騒いだり、とにかく家中毛だらけ、私は汗だくでした。

その小6の頃に比べれば、今は落ち着いたもの。
どうして毛も爪も伸びるのだろうと気が重かったので。

毛をむしってしまうのでずっと坊主でしたが
最近むしるのが後ろだけで前髪は残っている!
よーし!
後ろは坊主でトップだけ残すおしゃれヘア(笑)にしてみよう~っと。

明日の帰宅時、前髪むしられていませんように・・・(祈!)
むしらなかったらいつかまた写真アップします。





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by keikototyuyo | 2016-06-19 23:56 | 家での訓練 | Comments(2)

こだわりを生かす ②規則正しい生活

②家庭での規則正しい生活

睡眠障害などがあると大変かと思いますが、
やはり将来どこかで共同生活するときのことを考えて、
7時起床、21時就寝はできれば習慣にしたいものです。

今度始めるショートステイでは21時にリビング消灯。
その後は各自の部屋でテレビなどを見るのはよい
とのことでしたが、
普段ツヨはお風呂から20時半ごろあがると
そのまま部屋でゴロゴロして一人で就寝します。
家のツヨの部屋にはテレビは置いていません。

夜中に一回も起きないことが本当にありがたいです。
(薬のせいもあるかもしれません)
朝は7時に起こすと少し寝床でうだうだしますが、
声掛けで排泄・着脱・洗面を終えて
食卓の配膳にやってきます。
途中でテレビやゲームはさせません。
5時などあまりに早起きでも、ショートステイや将来の共同生活を見据えると
どうかな・・・と思います。
スタッフさんも寝ているわけにもいかないでしょうし、
朝食の時間も基本的には決まっているはずなので。

食事中、テレビはツヨが消してしまいます。
誰かと食事中にテレビを消すのは家族での暗黙のルールです。
うちの人達テレビがついていると人の話が何も聞こえなくなっちゃうもので。(笑)
私一人の時はもちろん見まーす。

夕方になるとツヨがベランダを指差して
「あ!」(洗濯物をとりこまないのか。)
と催促します。
曇っていて乾いていないときが困ったもの。
ツヨにとっては洗濯物もすべてただのこだわり。
濡れていようがお構いなしです。

そこで私が「ちょっと、ちょっと、さ。」と意味不明の声掛けとともに
ダッシュで乾燥機へ持っていくパターンも増やしました。(笑)
最初は「ぎゃっ」と言われながら。
最近はそれも許してくれるようになって
「お洗濯できたよ。」
と言うと、乾燥機に洗濯物を取りにいってリビングでたたんでくれるようになりました。

こだわり始めて方向性がまずくなってくるたびに、
ちょっとずつ常識的な日常の営みへ誘導していく。

こだわりではあるけれど、自分の役目というか仕事をこなすことが好きなので
様子をみながら無理のない程度に規則正しい生活をしています。

そして何かお仕事をしてくれたらやっぱりほめる。
「ありがとう!」
と。
するとツヨの背筋がほんの少し伸びて、まんざらでもない顔をするわけです。






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by keikototyuyo | 2016-05-08 22:27 | 家での訓練 | Comments(4)

こだわりを生かす ①身辺自立 

こだわりを生かして習慣づけることが基本中の基本。
と書きましたが、特に次のことに対して「こだわり」を生かせる
可能性があると思います。
ここからは勉強会のノートではなくて私のオリジナルです。

① 身辺自立

② 家庭での規則正しい生活

③ 食生活

④ 将来の仕事につながること

⑤ 余暇

みな一歩間違うと不適切なこだわりになってしまって、
なかなか改善できない分野ですが、
適切にかかわっていくことで
よい方向へ持っていけるメリットもあります。

と、なんだか偉そうに書いていますが・・・

書くしかないので書きますね。


①身辺自立ですが

・食事
・排泄
・入浴
・着脱

の4つが、出来る限りぜひ一人でできるようにしたい動作です。

年齢や発達段階によるので無理はできませんが、
甘やかしはダメです。

ツヨが出来ていることは

食事の配膳・下膳。食後の自分での歯磨き(仕上げ要)。
衣服の着脱・タンスへの出し入れ・洗濯出し。
洗濯干しと取り込み・たたみも進めています。


そして今は食事の早食い禁止と入浴の一人完遂を目指しているところ。

入浴は仕上げ洗いをやってあげるのを基本的にやめよう!と最近決心しまして。
声掛けなしで一人ですべてやり、パジャマに着替えるまでを自立と考えます。

それを目指して今、細かい洗い残し、流し残しをしないよう
毎日毎日、気が遠くなるほど
「ひじは?」「裏は?」「反対は?」
とお風呂のドアを半開きで声掛けをしています。

一度洗わない癖をつけると
そこは永遠に洗わないようになるので・・・(笑)

きちんと洗う動作にツヨが慣れてきたら(ものすごく日数がかかります)
声掛けをなくしていきます。

と、まあついに一人でお風呂に行っといで~で済む日が来るのです。

え~と
近日中にくる予定です。(前向き思考 ;^_^A)

予定→実行 予定→実行
人生その繰り返し。

新しいショートステイに行くことになったので、
お風呂が人手を借りないで済ませられたらなと思ったのです。

大人になったときに一人で入ること自体が
本人の尊厳を守ることにもつながるしなと。
私も老いたら体力的にきついし。

しっかり習慣になれば、間違いなく毎日寸分違わず
きっちりお風呂に入ることができそうです。
ツヨにとってはすべてこだわりなのです。

あ、これできるんじゃないの?自分で。
私、甘いかもな。やってあげちゃってるな。
と思ったら始めるその時です。

でも私がやっちゃったほうが早いし。
というのは自分に甘い。自分にも厳しくね。

知的障害があるのだから、細かく丁寧に根気よく。
時間がかかります。でもあきらめません。

そしてできたらほめましょう。





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by keikototyuyo | 2016-05-04 23:59 | 家での訓練 | Comments(7)

最初に習う自閉症の特性と対処法 その2

これはなんの勉強会のノートでしょうね・・・

本当に基礎の基礎ですが、よくまとまっているのでご紹介します。


自閉症の支援のために必要なことは
① 自閉症の特性を知る
② 違いを認め尊重する

この二つ。

違いを認め尊重するとは、一方的に合わせることではなく、
相互に歩み寄ること。

親は、みんなと同じようにさせたいのでさせようとする。
するとできることもある、
でも長い目で見るとそれでは無理が出る。

では何を支援するのか。

①不安を軽減する
②能力を発揮できるように
③自信を持たせる
④多数派に合わせられるように支援するのではない

と。これをもとに今まで私もやってきたのでしょう。

家庭でも学校でも日中過ごす場所でも
お友達関係でも職場でも
病院にかかるときも万一の避難所等でも
子どものうちも大人になっても大切なこと。

そして自信を持って前向きに生活するには、
こだわりを生かして習慣づけることが基本中の基本。






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by keikototyuyo | 2016-05-03 14:40 | 家での訓練 | Comments(2)

最初に習う自閉症の特性と対処法

さっき何の気なしに、古いノートを開いたら、
「自閉症の特徴 支援ために」
という自分で本か公演をメモしたものがありました。

その中に重度の場合についてこうありました。

・本人たちは困っている。それを伝えられない
・能力を持っているのにうまく発揮できない
・パニック・誤解を受ける行動へ(物を投げる・暴力・わがまま)

・いつも分からないことが多くて不安
・自分では「できない」という自信のなさを持って育っていく

ここせつないですね。

困っているのですよね・・・本当に。みんなができているのに
どうして自分だけできないのか
わからない
わからない中でずっと育っていく

・だから強みの部分を伸ばして、ほめられて自信をつけることが大切

と。
もう少し書いてありましたが、また次回。





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by keikototyuyo | 2016-04-30 13:00 | 家での訓練 | Comments(2)

早食いでのどに詰まりそうになる

さっきちょっと怖いことがありました。

夕食時にいつもあわてて、こなすように食事を早食いするツヨ。

慌てすぎて、のどに詰まったのです。

真っ赤な顔をして
うう
うう
と苦しそうに。

幸いげっぷが出て、事なきを得ましたが、
本当に怖くてしばらくぞっとしていました。

こんなことで命を落としたら・・・

明日から、もっと「ゆっくり。」の声掛けを頻繁にしよう。

ツヨも怖かったでしょう。

ごはん、もぐもぐ(早いジェスチャーで)はバツ。
ごはん、もーぐもーぐ(ゆっくりのジェスチャーで)はマル。
何回か繰り返して注意を促してみました。

ん。とうなづいていたけれど・・・

危ない危ない。厳重に注意だ。





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by keikototyuyo | 2016-04-07 00:08 | 家での訓練 | Comments(4)