カテゴリ:幼稚園( 31 )

ツヨの生きる力

先日、ツヨの学校から帰ってきて、
近所を車で走っていると、
通っていた幼稚園のバスが前方から。

「おー!ツヨくん!」
と運転手さんが窓からニコニコ顔!

すれ違いざまに止まって、しばしお互いの元気を確かめ合いました。
(危ないって?)

ま、ツヨは無言でシートベルトをガジガジ噛んでいたんですけど。
でも目はしっかりと確認。
お、元気だなバスのおじさん、と思ったか思わなかったか。

そういえば卒園間際に、バス停のこども達みんなで寄せ書きを書いて渡したっけ。
みんなは「ありがとう」とか、覚えたてのひらがなでメッセージをかいていました。
コトも「○○さん、ばすのうんてんありがとう」なんて書いていました。

ツヨに寄せ書きの紙を渡すと、
当時5ミリくらいの水玉みたいな模様を描くのが好きで、
色鉛筆の色をたくさん使って無心に水玉を描いてくれました。

もちろん、これは○○さんにあげるものだよ、お礼の絵だからね、
なんてことは伝えようがありません。
ただただ無心に、水色、ピンク、赤、だいだい・・・
律儀に全て違う色で丁寧に。

それをバスに乗る最後の朝に○○さんにあげました。
みんなが乗る前にちょっと降りてきてもらって贈呈式。
「わー、ありがとう」なんて言いながら普通に贈呈式も終わり、
子供を乗せて50メートルくらい先で方向転換して前を通りすぎる時、
○○さん、
号泣していました。
ダッシュボードには封を開いた寄せ書き。

翌日ツヨにお手紙をくれました。

「ツヨくん、しきし、たいせつにたいせつにしますね。
ツヨくんのメッセージがうれしくて、
なみだがとまらなくなってしまって、
うんてんにこまりました。
つよくん、ゆっくり、ゆっくりでいいからがんばってくださいね!!」

ツヨに読んであげることはできないけど、
大切にとってあります。

幼稚園に来る子はみんな元気いっぱい。
ツヨみたいな子は初めてだと園長も言っていました。
でもどんな子の「ありがとう」より、
ツヨの水玉は生きる力にあふれていたのかもしれません。

ゆっくりゆっくりがんばります。
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by keikototyuyo | 2010-09-18 22:12 | 幼稚園 | Comments(12)

最後の幼稚園で・・・

不思議な子です。
ツヨ。

今日は幼稚園で40人くらいの非公式なお別れ会。
その場にいられたらそれだけで儲けもの。
と思って連れて行くと、
満面の笑み。

たくさんの卒園児にピョンピョン跳ねながら混ざっていって、
けらけらと笑いころげていました。

ゲームも先生への花束贈呈も、ツヨにはよくわかりません。
みんなが楽しそうにしているのを遠い目で、
しかしちらちらっと見て、
雰囲気を楽しむ。

たくさんの人は全然苦手ではないんだなぁ。
大きな声も赤ん坊の泣き声も大丈夫。ふーん。

おかしを食べ終わり、最後に卒園児が輪になって歌いはじめたときでした。
あれれっ!ツヨが輪の中にダーッっと入っていってしまった。
みんなが丸くなって歌う、ちょうど真ん中に足を伸ばしてちょこんと座って、
ポーっとみんなを眺めています。
みんなツヨを見ながら歌い続ける。

歌は「世界に一つだけの花。」
みんな手話を交えて歌います。
ツヨがピョンピョン跳ねだしました。
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昨年から少しずつ手話とか、福祉施設への慰問とか、
そんな活動が始まった幼稚園。
すこしツヨのことが関係している?
と思うのは思い上がりかな。

「らーらららー・・・」のくだりで、子供たちが大きな輪のまま、
手をつないで大きく前後に振る。

その時突然、ツヨがわたしのところに走ってきて、
私の目を見て、
一人で手を大きく前後に振り出しました。
『らーらららー・・』

歌っているの?
ツヨも歌っているんだね?
目頭が熱くなりました。

お友だちとお同じように踊ったの?
みんなキラキラしてるよね。
大きな声で歌っているね。
あなたの声は誰にも届かないけど、
ママの胸には聞こえる。

一生懸命お話ししているんだよね。
いつもいつも。

これが好きなんだよ!
ここ行きたいなぁ。
早くやりたいよ!
あれが食べたいの!
おなかがすいたよ~。
ママ、これ、リンゴだよね?
ぼく、しってるよ。

いつもツヨはお話ししているんだよね。

わかってあげられないことがあってごめんね。
不自由でごめんね。

夜、すやすやと眠る小さな背中をさすりながら、
つらい気持ちがこみ上げました。
この子の心の声にずっと耳を澄ましていかなければ。

大丈夫。ママ頑張るからね。

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by keikototyuyo | 2009-03-24 00:15 | 幼稚園 | Comments(8)

涙の卒園式

昨日は無事、卒園式が終わりました。

卒園式は約2時間。
ツヨは、かなりがんばって座っていました。

コトは立派に証書を受取りました。
だんだんツヨの番が近づいてきました。
担任の先生に名前を呼ばれて、介助の先生が代わりに「はい!」と。
ツヨにピタッと寄り添って壇上へ。


・・・まさか卒園できるとは。
こんな自分の名前すらわからないような子を幼稚園に入れ、
わからないことだらけで泣くばかりで、
もしかしてすぐやめることになるかも、と覚悟していたのに。

こちらの心配をよそに、ツヨはすぐにいろんなことを覚えてくれました。
ことばこそわからないものの、
いろんなことを察する力と好奇心が
「幼稚園のお客さん」ではなく、
「ボクの幼稚園」に変えました。
スケジュールも絵カードも使いませんでした。

私も変わりました。
初めほかの子たちとのあまりの違いに、
見ているのがつらかった。
それがいつのまにか、どこかへ飛んでいってしまいました。

そして今日の卒園式。
壇上にいる姿を見て、
抑えていた涙があふれました。
隣の主人も嗚咽をこらえ、「うん。うん。」
としきりにうなづいていました。

ツヨはぐにゃぐにゃしてましたが、
(というか普通の感じで、ほかの園児がカチンコチンだった)
園長先生から証書を受取りました。
唯一緊張してない園児?
『何かもらったぞ。』と思ったかな。

もらった瞬間、介助の先生(園長の奥様)は泣いていました。


式が終わって謝恩会の後、
一人ずつ先生にお礼を言って
ツヨに「バイバイして」と言うと、
そのたびに真剣な顔で、
律儀に覚えたての内向きバイバイのしぐさ。

運転手さんも、最後の登園日、ツヨの色紙のメッセージ
(ツヨの描いたいろんな色の水玉&私の代筆のメッセージ)を見て、
涙が止まらなくなって運転が困ったよと
後でお手紙をくれました。

お世話になった幼稚園。
でもお世話になったばかりではありませんでした。
担任の先生からの最後の連絡帳にこうありました。
「ツヨくんのおかげで、みんなも優しい気持ち、思いやりなど、
色々なことを学ばせてもらいました」

ツヨ、卒園おめでとう。

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by keikototyuyo | 2009-03-15 23:42 | 幼稚園 | Comments(12)

幼い恋心

土曜日の卒園式を前に、
明後日の登園で幼稚園は最後です。

もうすぐみんなお別れということが分かっている
幼稚園のお友だちに、
今日はツヨは大人気だったそうで・・・

抱っこしたり、お膝に乗せてくれたり、
ほっぺにチューしたり、
いつもお友だちが周りにいっぱいで、
大人しくニコニコして受けていたそうです。

介助の先生に渡す色紙を作りました。
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そういえば先日のバレンタインにチョコを一個、
もらって帰ってきました。
もちろんツヨにはそんなこと理解できません。
チョコも残念ながら偏食で食べられません。

くれたのは、とっても大人しい女の子で、
いつもそっとツヨのとなりにきて紙芝居を見たりするそうです。

その後「チョコ食べたかな?」「おいしかったかな?」
と介助の先生に、何回も聞きにきていたそうで、
お返事のお手紙を代筆で書いて、
先生にその女の子に渡してもらうようお願いしました。

その日、ツヨにお手紙を持たせて、先生が手を支えて、
女の子に手渡しさせたそうです。

すると女の子はすごく嬉しそうに、
ツヨくん、ありがとう!ありがとう!
と一日に何度も顔を覗き込んだそうです。

きっとツヨの目線は空(くう)をさまよっていたでしょう。

その心がツヨに届くことはかなわない。

でも女の子は勇気を出してチョコをくれて、
ツヨが家で食べている姿を想像してくれて、
手紙をおうちで読んで喜んでくれました。

ありがとう。私の心に届きました。

「チョコレート はこんだ幼き恋心 とどかなけれど 甘き思い出」

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by keikototyuyo | 2009-03-11 00:52 | 幼稚園 | Comments(11)

忘れられた子にはならない

ツヨは一言も話せません。
インフルエンザでつらい時も、
じっと黙ってつらさに耐えていました。
目で私に助けを求め、
ピタッと寄り添ってけっして離れず眠りました。

元気になって、気が付いてみれば、
ツヨは週2回しか幼稚園には行かないので、
残すところあと、5回しか登園しません。

が、卒園モードなのは私だけで、
ツヨは卒園するなんて、夢にも思っていません。

朝、幼稚園の制服を出してやると、
自分からいそいそと着替えます。
ブラウスにズボン、ジャケット。
カバンを提げてスキップで出かけていきます。

この楽しい日々が永遠に続くと、
もしかして思っているかもしれません。

小学校にはじき慣れるんでしょうが、
説明できないことが不憫です。

道を選択しているのは私だけど、
歩いているのはツヨ。

私達の声は、ほとんどツヨに届かないし、
思い込みや独特のこだわりもたくさんあって、
コトと一緒の小学校の特別支援学級には
通えません。

私の強い希望を聞いてくださって、
幼稚園で専任の介助の先生をつけてくれたので、
楽しく幼稚園に通うことができました。
もちろん、参加できることとできないことは、
はっきりと決まっています。
幼稚園側も、できないことははっきりと断ってきます。
私も、ほとんど納得して、引き下がります。
できないことはできないからです。

幼稚園に通うことで、
顔見知りのお友だちも増えました。
ここで地域にツヨのことを知ってもらわなければ、
この先、道を歩いていても、
あのキーキー言っている子はだれだろう?
とか
え、コトちゃんて一人っ子じゃないの?
とか言われることもあったかもしれません。

直接関わってくれなくても、
あ、ツヨくん。
って気づいてもらえるだけでもいいのです。

これからもめげずに、地元の小学校にも交流に来たり、
可能な範囲で、子ども会や集会などにも
ツヨを連れていきたいです。

だって、もう一人いるんです。
一生懸命、ひたむきに生きている子が、
楽しい!と心から笑う子が、
うまく関われないけれど、お友だちが大好きな子が、
わが家にはもう一人、いるんです。

忘れられた子には、ならない。

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by keikototyuyo | 2009-02-25 00:14 | 幼稚園 | Comments(11)

集合写真は難しいのだ

卒園間近になってきました。
幼稚園バスの運転手さんへ渡す色紙に貼るための、
写真をバス停で撮りましょう!というメールがきました。

集合写真。
しかも園バスに乗る前の朝のひと時で。

うーん、集合ですか。
できないでしょう。
イレギュラーちゅうのイレギュラーですよね。
バスに乗りにきたのに、急に写真だ!並ぼう!笑って!

ほかのお子さん達12~3人が先に並びます。
そこへ、ツヨをあとから立たせて、シャッター!
という作戦。
一応、カメラを見せて、写真を撮ります。と予告。
しかし、体調不良と場面の悪さで、
僕はごめんだよ!みたいな顔のツヨ。
正式なクラス写真は頑張れたときもありました。

シャッターを切るお母さんが、
5数えたら入ってね。1、2、3、4、5!
エイッとツヨを端に立たせる。
でもヒーヒーわめいてしまって、
カメラ目線だった子供たちが一斉にツヨを見てしまう。
本当に一斉に。

ほかのお母さんたちは、みんなはコッチ見て!
と叫んだり、並び方を変えてみたり。
おおわらわ。

次第に泣きそうになるツヨ。
じゃ、抱っこしてママも入っちゃいなよ!の声。
イヤイヤ、私、顔、写りたくないよ。
私がカメラに背を向けてしゃがんで園児と並び、
ツヨだけ抱っこで前を向かせたら、
よけい怪しいよっ!の声。そしてどっとウケてる笑い声。

結局子供たちの最後列に回って、
ツヨだけ高く掲げてみたら、ヒーヒー言いながらも、
なんとかカメラ目線成功。

『よかったね!』お母さんたちの安堵の空気が流れる。
お母さんたちも、子供たちも、みんな笑顔。

みんな普段は何も言わないけれど、
静かに気を使ってくれている、
見守ってくれている、
そんな空気に、いまさらながら気づきました。

楽しい幼稚園生活も、あとわずかです。

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by keikototyuyo | 2009-02-22 23:49 | 幼稚園 | Comments(1)

妄想を打ち消す

明日は幼稚園の遠足。
介助の先生はついてもらえない曜日なので、
去年は欠席。
今年は私が同伴して行くのはだめですか~、
と拝み倒して、行けることにはなりました。

親が同伴というのは、園側としてはできるだけ避けたいものです。
他の園児はみーんな一人で頑張り、お友達と楽しんだりしているわけで、
特に年少のお子さんのことを考えると、
先生方もいっぱいいっぱいの緊張感の中、
お邪魔するのはなかなか勇気がいります。

なのでバスには乗らずに二人でマイカーで現地まで行って、
ツヨが飽きてギャーっというようなら先に帰れるようにしました。

しかーし!
公園なので雨になったら行き先を水族館に変更します。
エレベーター、エスカレーター、暗い館内、サカナも嫌い・・・
当然雨なら欠席です・・・。

ツヨは遠足のことは理解はできません。
明日とか、雨だったらとか、晴れだったらとか、
コトだけ行くよ、とかも。
なので、いかれなくなっても本人が悲しむことはないので、
そこで気をもむ必要がないのが救いです。

が、二人が寝てから、お菓子を二人分袋詰めしつつ、
きっと雨だよな・・・。
ああ、本当なら雨だろうが、おやつ持って、
二人楽しげにおしゃべりしながら遠足にいけたはずなのに・・・
と、そもそも論に戻りそうなブルーな気分に・・・。

いやいや、そんな妄想を抱いている暇はない!
明日療育センターに出す、前期の課題に対する振り返りを書いてなかった!
思いっきり現実モードに戻されたぞ。
これからセコセコ書きま~す。

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by keikototyuyo | 2008-11-06 22:10 | 幼稚園 | Comments(5)

子の成長を喜ぶ運動会

昨日、幼稚園の運動会が終わりました。

双子のコトは年少から通っているので、
父兄歴、3年目。
右も左もわからなかった運動会が、
やっと要領を得てきました。
もう終わりなのが残念。

とは言っても、7時間もの長い時間、
徒競争だけでツヨの運動会は終わり、
あとはひたすら教室で待つ。

途中耐えられなくなって、ヨーカ堂へ脱走する!
と言うので、
(厳密にはキーキー叫んで、門外へ私の手をひっぱるということですけど・・・)
二人でフードコーナーでサボってました。
フードコーナーのチャーハンを見て、目の色が変わってキーキー言い出したので、
食べる?と聞くとショーウインドーの見本を食べる仕草。
買ってあげると、文字通りガツガツ5分で完食。
せっかくお弁当作ったのになぁ・・・。

エレベーターで散々遊んだので、
もう一度幼稚園に行きます。
と私がいうと、あ、そうなの。という様子で歩いて帰れました。

最後の1時間は介助の先生がみてくださったので、
コトのお遊戯、リレーは存分に楽しめました。
自由に観戦したのは初めて。
すごい大騒ぎの夫婦でした、きっと私達。

ツヨがすべての競技に出られなくて淋しいとか、
先生に任せてしまって蚊帳の外でかわいそうとか、
そんなことは胸の奥にしまい、
笑顔で頑張るコトの応援に精一杯気持ちを込めました。
わが家にはもう一人、
演技しながら一生懸命私達の姿を探す娘がいるんですから。

コトは3年間ですごく成長しました。
そのことが嬉しくて、今年は涙を流しました。
悲しい涙は胸が痛くなるけど、
嬉しい涙は目頭が熱くなるんですね。

リレーで走る年長さんたち。
ヨチヨチ走っていた2年前より、たくましく成長して、
頑張ることの爽快感を知り、
勝つことの喜びも、
負けのくやしさも、十分感じることができる。
当たり前のことだけど、すばらしいこと。




一晩明けて、朝方布団で少し目が覚めたので、
もう一回寝て、今度はツヨがリレーを一人で力一杯
走っている夢を見せてください、
と寝ぼけながら思いました。

一生懸命想像しながら寝たけど、
夢でも走ることはできなくて、
夢ですら無理なのか・・・と
やっぱりちょっとだけ泣いちゃいました。

いや、ツヨは昨日一生懸命やったんだから、
誉めてあげないといけないですね。
そうでした。
寝ぼけていたとはいえ、
おろかなことを思ったものです。
反省。

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by keikototyuyo | 2008-10-05 22:54 | 幼稚園 | Comments(3)

当たり前の社会の中で過ごす権利

ツヨは週2回幼稚園に行っています。
朝から帰るまで専任の介助の先生が常に一人ついてくれていて、
本当に安心して通わせることができています。

朝の集まりや、園庭遊び、お弁当などの時間は、
比較的落ち着いて過ごすことができます。

とは言え、思いっきり自閉症のツヨ。
先生が前で話していることはチンプンカンプン。
時間をかけたプログラムでは、途中であきてしまい、
大勢の園児たちの声には、介助の先生の胸に顔をうずめ、
耐えられなくなると部屋を出て行ってしまうこともたくさんあります。

そんな時、介助の先生と二人っきりで過ごせる場所を見つけました!
と、園から連絡がありました。

ほんの少しの間、そこで気持ちを落ち着けるといいですね、と。
ありがたいです。
そして、なんと、そこで個別に課題のようなことをしてみようと思います、と
先日言われました。

その話を聞いたのは、いつもはバスで帰るツヨとコトを、
車で迎えに行った時のことでした。
部屋に入ると、園長、担任、介助の先生、そして介助の先生の
お知り合いの方が、噂のつよくんに会いたい、と丸一日見学にきていました。
その方は自閉症をよくご存知の民間施設の先生らしく、
ちょっと様子を見にきてくださったとのこと。

その先生が介助の先生に一日かけていろんなお話をしてくださったのでしょう。
介助の先生が、あと半年の間を、大事に、少しでも実のあるものにしたい、
と、思いを新たにしてくださっていました。

こんな手のかかる子、早く卒園してホッとしたいと思われても
仕方のないところ。

それなのに、こんなに温かな先生方に囲まれて、
幸せです。ツヨも私も。

刺激や不安にさいなまれた時、
逃げたり泣いたりしてしまうツヨに、
幼稚園に通わせることがプラスなのか考えることもありました。

でも園庭でお友達と二人乗りの自転車を満面の笑みで乗り、
お友達にワイワイ囲まれて、こちょこちょされて大笑いし、
自分もこのクラスの一員とばかりに、しっかりと
席に座ってみんなの様子をみているツヨをみると、
一人でいるのが好きなのではない。
みんなを見ている。参加している。参加したいんだと気が付きます。

ただ、多すぎる刺激は本当につらいんだろうなと。
そして、ウロウロしたいのではなくて、
やることがわからなくてウロウロしているのだと。


やることがあると、とっても生き生きします。
お母さんが持たせてくれた課題、一日で全部クリアーしました。

今日幼稚園に迎えにいったとき、担任の先生からそんな言葉をもらいました。


あと半年、楽しもうね、幼稚園。


すべての小学校や教育現場で、必要な子にはきっちり介助をつけ、
しかるべき配慮をし、教員も知識を持ち、
いろいろな子がそこで過ごす。
ともに認め合って、成長していく。
それが本来の教育だと思っています。

いつか何年も何十年も何百年もずっと先、
「昔は子供たちは分けられていたんだって」
といわれるような社会ができていると信じたいです。

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by keikototyuyo | 2008-10-01 00:12 | 幼稚園 | Comments(7)

幼稚園のお友達

幼稚園の秋祭りにいってきました。

一回家に帰ってから夕方また幼稚園へ。
盆踊りはドラえもん音頭。
コトはおおはしゃぎです。

だんだん暗くなっていく園庭で、
学年毎におみこし。
コトは目がキラキラ・・・。

一方ツヨは・・・。
大きい音、暗いの大キライ。
早く帰りたい!
と心の声がするも、
コトのため。
なんとか1時間半、耐えました。
ずっと抱っこで・・・。
おみこし担ぐみんなより、
ツヨを担ぐ私のほうが汗吹き出てました。

時々声をかけてくるクラスメート達。
「あっ、ツヨくん!」
ツヨは私の胸にしがみつき・・・。
「ねぇ、どうしてもう6歳なのに、話せないの?」
「どうしていつもキャーキャー言うの?」
「どうしていつも抱っこされてるの?」

めったに顔を出さない母の私に「どうして」
の集中砲火。
「ど、どうしてだろうねぇ。」

しかしいつもそれ以外の質問って受けないな。
「どうしてみんなと同じようにできないの?」
とか
「どうして一人だけ違うことしてるの?」
なんて質問は受けたことがありません。

見たまま。
ストレートに感じたまま。
そして興味のあることだけ疑問なんでしょうね。

先日、幼稚園から帰ってきて、カバンを開けると、
クラスの女の子からのお手紙が入っていました。
初めてのこと。
ワーイ。
いそいそと中を見る私。
ツヨはお手紙をもらったことは理解はちょっと無理です。

えーと、なになに?
つよくん、げんきですか。
つよくんはおおきくなったら、なにになりたいですか。
○○○より

・・・。(絶句)

ま、まぁ、よし。うん。

しかし、返事を書く手が重い・・・。

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by keikototyuyo | 2008-09-08 22:19 | 幼稚園 | Comments(2)