カテゴリ:おすすめツール・教材( 9 )

言葉のない子の学習方法

言葉のない自閉症児の学習について

過去にも記事に書きましたが
ツヨの場合は次の手順で行いました。

音で聞いてわかる言葉
市販の絵カードを使い、字で理解できるようにします。
おもてがバナナの絵、裏が「ばなな」と書いたカードを使います。(公文など)

         
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① バナナの絵を見せる
② 音を確認する   先生「ばなな。」等
③ カードを裏にひっくり返してつづりを見せる
④ カードの裏を見ながらつづりを50音表で指差させる 「ば」「な」「な」
⑤ カードのひらがなをだんだんと紙で隠す 「ば」「?」「?」等。 
⑥ 最終的におもての絵を見ただけで「ばなな」と指差せるようにする
⑦ 分からなくなったらすぐ裏の「ばなな」と書いてあるほうに戻す
⑧ できたらしっかりほめる

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50音表は家の冷蔵庫にはっています。
これを使っていつもツヨと会話をします。
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何回も何回も繰り返し同じ言葉を学習します。
知的障害があるので一朝一夕には覚えられません。

つまづいたら、簡単なよく知っている単語に戻して
自信を取り戻させストレスを軽減します。

一度の授業や家庭学習で
よく知っているもの5個
まぁまぁ知っているもの3個
覚えている最中のもの2個
くらいの割合でしょうか。

この10個を毎日繰り返し覚えます。
できてきたら新しいものを混ぜていきます。
必ずできるものははずさずいくつか残します。

かつて小学校の授業参観で拝見した先生方の素晴らしいスキル。
学習のお役に立つかと思いますのでご紹介します。
若干記憶が怪しいのでツヨママのアレンジありで。
家でもたくさん学習しました。

当時「ばなな」を覚えてから数日してツヨは
キッチンに置いてあったバナナを見つけて
『バナナを食べたい』
と50音表で要求してくることができました。
コミュニケーションが成立した瞬間でした。

50音表が
『便利だな!』
ということに気づいたらもうこっちのものです。

ツヨはこの方法で知能指数20程度なのに
小5小6の二年間で100近くの単語を覚えることができました。

その前にひらがなの形を覚えること
ひらがなの音をすべて覚えること
50音の順番を覚えること

これに小1から小4までかかっています。
学校でひたすらひらがなを書き、
私がお風呂の100均の50音表で毎晩音読し、
楽しく学習しました。
これに4年間です。
あせってはいけません。
そのうち耳で音を覚え
目で形を覚え
50音の規則的に並んだ表で
音の順番を覚えました。

この方式で新しい単語をまだ少しづつおぼえることができます。
興味のあるものだけですが。

やりたいこと、ほしいものを相手に伝えられない。
それがどれほどのストレスか。
教えることを面倒がっていてはいけないと思ったのです。


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by keikototyuyo | 2017-04-10 23:52 | おすすめツール・教材 | Comments(4)

自閉症児向けの手作りおもちゃ

明日の面会に持っていくおもちゃを用意しました。
ツヨは絵本や本は読めず、
ストーリー性のあるおもちゃも分かりません。

だいたい2歳くらいからの感覚遊びのおもちゃが
ツヨにはあっています。

市販で、なかなか合うものがないので、
一時ケアのスタッフさんに作り方を聞き、
重度知的障害のある自閉症のためのおもちゃを一つ作りました。

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用意するもの・・・飲み口の大きいペットボトル2個、ビニールテープ
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洗濯ノリ、園芸用の「植物が育つ不思議なゼリー」(ともにダイソー)
この二つを混ぜるときらきら、コロコロします。
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最初幅の狭いテープできっちり巻いて、幅の広いのでさらにぎっちり巻きます。
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砂時計みたいに逆さにすると
ドロンドロン、ぼこぼこと流れていく様子がきれいです。

手芸用のグルーガン(大きな100均に700円くらいでおいてあるようです)
を使うとペットボトルの連結部分が安定すると思います。

私は何重にも巻いて巻いて巻きまくりました。
壊れたら、補修。
漏れたものを飲んだりする可能性のある場合は注意が必要です。

飲み口が大きいほうが流れがスムーズでイラつきません。
夏場にならないと大きい口のペットボトルを探すのは
なかなか難しいかもしれません。
Volvic(ボルヴィック)の青りんごミネラルウオーターが
コンビニに2個だけあったのでセーフ。




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グルーガン、買おうかな。
by keikototyuyo | 2015-02-09 00:48 | おすすめツール・教材 | Comments(4)

簡単ブロック遊び

正月明けにひいた風邪が治りません。
鼻と耳と湿疹と立ちくらみ・・・
自律神経がいうことをきかない。

大人がこうだから
子供も学校が始まって
慣れるまでちょっと不安定なんでしょう。

コトですら
しばらく振りの小学校という社会生活に
泣いたり笑ったり落ち込んだり。
そしてまたみんな成長していくのかな。

クリスマスプレゼントにツヨにあげた
ブロック。
たまーにやっています。

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変わりリンゴ三種。
これは赤色の見本の写真があって、
とても簡単。
リンゴになる形のブロックはこれで全部。

残りをツヨなりにつなげていく。
ロボットかな?動物かな?

リンゴ以外の見本はツヨには難しいかもしれない。

でも自由につなげたっていいよね!

コトにやらせると
見本どおりにたくさん作って
私にほめてもらいたいような様子です。

それが小学三年生の素直さ。
そっくり同じようにやることの大切さ。
自然と培われてきている日本人の大切な気質、
といったら大げさ?
もちろん自由に工夫して作ることもしているけれど・・・

コトもツヨもどちらもちがって
どちらもいい。



寒いですので
みなさんも風邪などひかれませんように・・・

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by keikototyuyo | 2012-01-12 22:43 | おすすめツール・教材 | Comments(4)

動物園で走る走る!

家族4人で動物園に行ってきました。
こんなのとか、いましたが、
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ツヨはチラとも見ず、ずっと走っていました。
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さんざん走ったあとは、アスレチック。
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前に来た時はまだ小さくて、
ローラー滑り台もハラハラしながら見ていたけど、
体力も、筋力もいっぱいついて、
身のこなしの軽やかなこと。

家族で行っても、
到着したとたん駐車場で二手に別れ、
また帰りに乗るときに合流。
しかたない。
興味やスピードがまったく違うので。
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肩につけているのは、「愛のワッペン」というもの。

http://www.geocities.jp/musicmarch1212/wappen01.html

滑り台の順番が待てなくてギャッとなったとき、
お先にどうぞ。と譲ってくださったパパさんが、
チラッと見て、うんそうか・・・みたいな感じでした。
「障がいをもっています ご理解とご協力を」と表にあり、
裏は携帯の番号と名前が書けます。
400円。10枚買うと送料無料。
お友だちがまとめて買ったものを譲ってくれました。
色とデザインがかわいいです。

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by keikototyuyo | 2010-03-13 23:36 | おすすめツール・教材 | Comments(8)

「光とともに・・・」未完で作者死去

「光とともに・・・」の作者、戸部けいこさんが
1月28日に亡くなりましたね。

お気の毒です・・・。

「光とともに・・・」
今までに何回読み返したでしょう。

ひかる君がどう成長していくか、
家族のあり方はどう変わっていくのか。

ツヨと歩む傍らに
ずっと一緒にあり続けてくれると
勝手に信じていました。

ベッドに書きかけの遺稿があったそうです。
担当編集者が、何とか完成させて
15巻の中学卒業でストーリーを完結させたい、
と語っているそうです。


ひかるくんにそっくりなツヨ。
今度はこちらが戸部さんに成長を見せようね。

ご冥福をお祈りいたします。
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by keikototyuyo | 2010-03-05 11:31 | おすすめツール・教材 | Comments(1)

携帯電話やiPhoneの活用

2/24の読売新聞にこんな記事が載っていました。

「障害持つ子 携帯で学習支援」

東京大学とソフトバンクモバイルが
標記の内容のマニュアルを作成したそうです。

自閉症・ADHD・学習障害などの障害別に、
メール・カメラ・辞書・音声録音・タイマーなど
携帯の機能の活用方法を一覧表にしたものです。

http://www.at2ed.jp/sbm/

ご興味のある方はのぞいてみてくださいね。

ツヨの学校のママたちの間でも、
iPhoneの活用について話題になり始めました。

タッチパネルで使いやすいこと。
PECSの重たいカードフォルダーに代わるものとして、
写真を取り込めるかもしれないこと。
いろいろなアプリケーションを利用できること。
自閉症児のこだわり・・・いやいや趣味に使えること。

利用料がツライところですね。
手帳があると基本料金だけ障害者割引が・・・という話も耳にしましたが。
メリットデメリットをよく考えないと。

機械の操作の得意なお子さんには
世界を開く手助けになるのでは、と思います。
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by keikototyuyo | 2010-02-26 21:51 | おすすめツール・教材 | Comments(5)

課題のための参考本

自閉症と診断されて、何が何だか分からないまま、
何とかしなければならない、といろんな本を買いました。
3年前のことです。
誰もこうしなさない、こうしたらいいよとは教えてくれませんでした。

小さかった2歳のツヨももうすぐ6歳。
運動面と身辺自立、そして精神的な内面だけきっちり6歳になり、
社会性と言語理解の深いハンディを残したまま、
こだわり、不安といつも隣り合わせの男の子になりました。

それでも慣れ親しんだ人、所では満面の笑顔を惜しみなく
見せてくれます。
もし、なんて意味のない仮定だけど、
もしハンディがなかったら、穏やかで明るい優しい子だったんだろうなぁ、
なんて勝手に思っても許されるかな?

と、ついつい感傷的になるけど、
泣いている暇はありません。コラ。

まだまだ使えなかった本が、やっと役に立つようになってきました。
今日はちょっとご紹介します。

①自閉症児の指導法(上岡一世)
  身辺自立・教科・生活・そして働くことまで、
  具体的に指導法が書いてあります。

②2歳からはじめる自閉症児の言語訓練(藤原加奈江)  

③自閉症児の発達単元267(E.ショプラー、他)

④認知発達治療の実践マニュアル(太田昌孝、他)

以上は実践的な内容です。③④は分厚く高額です。
入門書や体験本もいろいろ読みましたが、
他のところでも紹介されていると思いますので。
いずれも高機能のお子さんには不向きかなと思います。

⑤DVD「自閉症の子どもの自立課題」1から3(朝日新聞厚生文化事業団)
 手作り教材の参考にしています。本屋さんにはないかも。


ただ、②③④はツヨの場合も使えるようになるまで3年書棚で眠りました。

いずれにしても、何か特別なものを身につけることは何一つ書いて
ありません。
人として、人並みに、自尊心をもって生活するために、
何年もかけて身につけていきたいことばかりの内容です。

ツヨはどんな大人になるだろう。
隠れるように生きるのも、
謝りながら生きるのもごめんです。

だよね?ツヨ。

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by keikototyuyo | 2008-09-22 23:20 | おすすめツール・教材 | Comments(9)

明日は法事

明日は田舎で法事です。
初めての法事。
お経を上げる間、お墓参り、会食・・・
どうなることやら・・・。

一つ教材を作ったので、持っていけます。
食べ物のマッチングです。
療育の先生に原稿をコピーさせてもらい
2枚ラミネートして、一枚は細かく切って、裏にマジックテープを両面テープではりました。
もう一個作りたかったけど、眠くて限界です~。
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左の台紙に、右の一個ずつをマッチングしていきます。

                      今日も読んでいただきありがとうございます。
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by keikototyuyo | 2007-10-27 00:27 | おすすめツール・教材 | Comments(3)

おすすめツール(絵カードの参考に)

さ、気を取り直して、真面目に真面目に・・・

おすすめツールということで、最近買った冊子をご紹介します。
「PICOTコミュニケーションブック イラスト編」
という冊子です。
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ひたすら絵カードの参考になりそうな絵が載っています。
お値段は500円と手に入れやすいですが、
サイズが小さいし、裏面も印刷があるので、このまま切ってパウチにするには
不向きかもしれません。

地域のコーディネーターの先生に教えてもらった冊子で、
市内の自閉症児・者親の会などでまとめて購入をしたりしているそうです。
ツヨの通う訓練会でも今回ほとんどの人が購入しました。

こういった絵柄が段々と全国で統一していったりすると
少し便利になるのかもしれないなぁ・・と思いますが、
まだまだ遠い未来の話でしょうね。

了解をとりましたので、出版元のAACサポートさんを掲載させていただきます。

NPO法人 AACサポート       


                      今日も読んでいただきありがとうございます。
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by keikototyuyo | 2007-02-18 23:20 | おすすめツール・教材 | Comments(0)