自閉症と診断されるまで①

うちの子ちょっと普通じゃないかもしれない・・・
本を読むと自閉症の特徴に当てはまる。
いやちょっと普通より遅れているだけ。

そんな心の中の葛藤を乗り超えて、
何らかの専門家から「自閉症」の言葉を聞いた方。

これから始まるであろう自閉症児との生活、
社会との関わり、診察、療育、訓練、同じ障害をもつ母子たちとの出会い、
兄弟児のこと、パパのこと、親のこと、
たくさんの未知の世界。

障害を受け入れる苦しさ。
将来への不安。

それをたぶん誰もが味わっていくと思います。
そんな人にひとつの例として
ヒントとして
このブログを読んでもらえればと思います。




ツヨは1歳になるのにバイバイをしませんでした。
そして「マンマ、ブーブー」などの言葉も出ませんでした。

1歳半健診の前、私は焦りました。双子は指差しができなかったのです。

娘のほうは何だか興味はありそうにじっと私と私の指先を見ている。

息子は私が絵本を指差そうとすると「ぱっ」と逃げていってしまう。
追いかけて絵本を目の前に出すと顔を背ける。
一人で何か並べたりして遊んでいるところに話しかけながら加わろうとすると逃げてしまう。
何か教えたくても全く受け入れてもらえませんでした。

1歳半検診のあと、保健師さんが何回か訪問してきたけれど
「双子で大変だからフォローしてくれているんだろう」
とまだまだおおらかに考えていました。

そのうち保健所の「こども相談」というものに誘われました。
「遊び方について聞いてみたらどうか」ということでした。

そこで発達検査をされ、
「一人遊びに加わるときは声をかけないで後ろからそっと」
などどとアドバイスを受け、
あまり効果はなかったけど聞いたとおりに色々試してみました。

私の育て方、接し方が悪いんだと思い、
たくさんの育児書、専門書を読みました。

そんな中
「2歳で一つも発語がないのは知的障害か自閉症」
という文章を目にしました。

「スプーンとかの使い方がわからないなら知的障害。
指差しをしないなら自閉症。」

この文章を見たことで
この子は普通じゃないと認めざるを得なかったような気がします。
その文章はよくある子供向けの通信教育の親向けの小冊子でした。

「こども相談」の心理士の先生は
決して自分から専門医の診察を薦めませんでした。

でも何回目か相談日に、先生の前に座ってすぐに
「専門の先生の診察を受けたいと思います。」
と言うと、一瞬の驚きも躊躇もなく、地域療育センターの案内を差し出したのでした。

悲しいかなもう「皆に追いつけるのでは?」と思う気持ちの引き時だったのです。
ツヨの社会性と言葉は赤ちゃんの時から一向に成長していませんでした。
2歳3ヶ月の時でした。


次回は診断の時のことです。


                   よろしかったらクリックで応援お願いします→
f0025201_0131365.gif
by keikototyuyo | 2006-02-15 00:38 | 診断・診察 | Comments(0)
<< 自閉症と診断されるまで② 一人でおトイレ >>