将来のこと

特別支援学校中学部三年生のツヨの近辺にも
高等部の話がちらほら届くようになりました。

高等部といってもおそらく本人にとっては、今の中学部が校舎の一階なので、
それが二階に移り担任制度が変わるというのが大きな違いでしょう。
ボケっとした私が願書を出し忘れさえしなければ・・・
(それは危なすぎる!)

高等部は18歳からどこでどんな風に過ごすのかを検討する時期でもあります。
卒業後の進路は、豊富にあるわけではありません。
通える範囲を考えると、どの親御さんも、本人が自力通勤するにも親が送迎するにも
できるだけ近いところで・・・と思うものです。
うちの地域では、ドアツードアで送迎までやってくれている施設は少ないのが現状です。

何より大切なのは、本人が
「通いたいな」
と思える場所かどうか。
行きたくないところに毎日行かなければならない状況は
こんなにつらいことはありません。
学校と違って卒業しないのでそれがずっと続くわけです。

募集人数や定員もあるので、第三~第四希望くらいまで用意できておくと
いいのかもしれませんね。

お仕事の作業自体がこよなく好きな人もいれば
職場の人間関係やコミュニケーションがとにかく気になる人もいる。
お仕事の合間の休憩のおやつや昼食が最大の楽しみであったり、
社員旅行やイベントを心待ちに日々を過ごしたり、
送迎の車や電車の移動自体にウキウキするタイプもいるでしょう。

職員さんの専門性や資質やモチベーションが、
良識の範囲で基準をクリアしていることはそれ以前の大前提。
施設によってカラーはあって、それは合うものを選べばいいし、
合わないなら自分が選ばなければいいだけ。
でもこの基準は、どこの施設でも常に安定していることを、
きちんと声と態度で求めていくべきだと思います。

施設のカラーとしてはツヨはどうなのかな。
こだわりが尋常ではない状況がだいぶ収まって
体も心もすこぶる元気。
頼めばなんでもやってくれるやさしさとまじめさもある。
(すぐこだわっちゃうけど)
人の10倍くらい働くかも。
でも難しいことは無理。
そこそこ器用だけれど、繊細な仕事は無理。何せ知能が二歳なので。
食べることと乗り物が大好き。
旅行もイベントも好き。(こだわっちゃうけど)

・・・ということは

すぐこだわっちゃうんです
というツヨの特性をよくわかってくれて
食事がそこそこ温かくて
集中してやる難しくない作業がそれなりにあって
体を使ったお仕事や余暇があって
私が送迎しやすくて
ヘルパーさんと安全に楽しくバスなどで帰ってこられる
ごみごみした都会ではないところ

こんな感じかな。

いい製品を作ったりできるタイプの人は
ぜひそういうところへ行って生きがいになったらいいなと思うし、
人と話すことがこよなく好きな人は、心おきなく話せるところを選んでほしい。
自立することを目標にできる人は通勤もお仕事も生活も、
ぜひ高い目標を持って頑張ってほしい。
音楽が好きで落ち着くなら、いつも音楽が流れていて、
楽しく過ごせるところだっていい。
一人で静かに過ごしたい人は、少ない人の中で、心が騒ぐことなく穏やかに、
多くを求められることなく幸せに過ごしてほしい。

何より大切なのは、本人が
「通いたいな」
と思える場所を探すこと。




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by keikototyuyo | 2017-09-21 15:12 | 息子の将来 | Comments(4)
Commented by アラパパ at 2017-09-23 00:33 x
はじめてコメントさせてもらいます。いつも拝見させてもらっています。一人息子が知的障害を伴う重度の自閉症です、ツヨママさんのブログにいつも励まされたり教えてもらったりとても見るのを楽しみにしてます。
息子はまだ小1なのでこれからですが、いずれ学校卒業後の進路も決めないといけない時が来るんですね、、。その子が一番居心地の良い所がいぃんでしょうね。
Commented by ばあば at 2017-09-23 14:39 x
私が一番懸念しているのは
施設の職員さん達の資質の問題です

専門性の知識は勿論 一人ひとりの特性に
合わせた対応が出来るよう知恵と工夫を駆使し
この子達が少しでも生き易く楽しい時間を
過ごせる場所として認識して頂きたいです

施設には親やボランティアが自由に出入り出来て
親の目線や第三者の目線が必要だと思います

何しろ 自分から意見や要求 不満や苦情を
発信出来ない子達なのですから

困った行動を全て「行動障害」と受け止めてしまうのではなく
「意味のある行動」と認識した対応をとって頂きたいと
職員さん達に願って居ります。
Commented by keikototyuyo at 2017-09-24 12:37
アラパパさんへ。
初めまして。コメントありがとうございます。
お返事遅くなってごめんなさい。

いつもお読みいただいているとのこと
ありがとうございます。
息子さん小学校一年生なのですね。
まだまだかわいい盛りですね。

いつかは将来のことを考える時期も来ますよね。
ツヨのその頃は今よりずっと情報も少なく
働くなんて全く想像できませんでした。
少しずつ進路先も増えてきていますので
いつか息子さんにあったところを探せるといいですね。
Commented by keikototyuyo at 2017-09-24 12:42
ばあばさんへ

コメントありがとうございます。
まったくおっしゃる通りだと思います。

職員を採用するときに資質を見抜くことと、
日常的に本人とスタッフを二人きりにさせる場面がないよう
第三者の目が行き届くことの大切さは
最近まさに身に染みています。
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