母の延命措置を考える

少し更新が滞ってしまいまいた。
いろいろとやや行き詰っています。
いつも行き詰っているといえばそうなんですが。

今月はいろいろありました。
その一つとして、特養にいる母の、もしもの場合の延命措置について
家族の意向をまとめて書面を交わさなければならず、
親の命の選択をするようで
気が重かったです。

母は現在要介護5の認知症。
私の顔を見ると目は合えども反応はありません。
寝たきりで口からの流動食です。
最近、スプーンを近づけても口を開けないことがやや増えてきました。
たまにですが、おやつのときなどにおじゃまして
ぜリーを食べさせようと30分頑張ってみても
一回口が開いた時に、さっとスプーンを差し入れることに成功・・・
のような忍耐勝負になります。

認知症はいろいろなことを忘れていく病気で、
どうやら母は食べることを忘れてしまってきているそうです。

いつかは脳がその働きをすっかり忘れて
内臓を動かす指令を忘れてしまうのが末期だということです。

でも今は内臓は元気で意識もしっかりあって
目をパチパチして、本当に時折
「ハイ!」
とタイミングよく言います。

なぜこの世に認知症なんてあるのでしょうね。


5年くらい前は認知症のグループホームにいて、
私が行くと
「あらぁ!きたの!」
とびっくりして、廊下をすたすた徘徊して
また廊下を帰ってきて
私の顔を見て
「あらぁ!きたの!」
と驚いてくれていたのですが。

延命措置をどうするかの書面を医師と交わしました。

父は別の老人ホームにいて、認知症はないのですが、
高齢のためいろいろな判断は私に頼ってきて
それも自然のなすこと、当然の状況だなと思います。

医師からは「老衰」についてまとめた書面ももらいました。
以前テレビで見た「芦花ホーム」という特養の事例が載っていました。

死が近づくと次第に食事をとらなくなって、最後は枯れ木のようになって
亡くなっていく。
それが自然な老衰であり、痛みや苦しみは感じずに眠るようになくなるようである
と報告されていました。

寿命を迎えるということは悲しみよりは
ありがとうお疲れさまと
そんな風に思えるようでいたいと思いました。

お別れも言えずに急に亡くなられたり
病気で看護ののちに看取られて亡くなられたり
人さまざま。

私たちだって必ずその時は来る。

娘のコトが

いやコトの話はまた今度にします。

さて延命措置の書面交換をしたその数日後、
日野原重明先生が延命措置を望まずに
自然のなすままに亡くなられたことを知り、
母もかつて看護師であったので
きっと母が話せたら望んだであろう結果を選んだのは
間違いではない
と思うことができました。

ただ食に関しては、今の母の場合は老衰ではなく認知症による摂食の困難さであるので
胃瘻をするかどうかという選択も、間もなくしなくてはなりません。

でもしばらく考えるのはお休み。

もしもの時がまだ来ないことをもう少し願って
このまま穏やかに流れる時に身を任せたいです。



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by keikototyuyo | 2017-07-26 00:20 | 父母のこと | Comments(4)
Commented by ばあば at 2017-07-27 13:42 x
親の命の選択をするようで
気が重いとの事

本当にそうですよね
悩ましい事です

私達夫婦も延命治療は一切行わず
苦痛の緩和はお願いしますが
静かに逝かせて下さいと
書面にし娘にも常々話してます

エンディングノートに全て記入する事で
心が落ち着き整理され
「いつお別れする事になっても
私達は心残りがなく
「有難うございました」の清々しい心境で
手を振りながら逝くよ」と
話してます

人の生き方も最後も人それぞれ
お母さまは大切にされていると思います。
Commented by keikototyuyo at 2017-07-28 21:08
ばあばさんへ

コメントありがとうございます。

エンディングノートを書かれているのですね。

いつかは私も書こうと思います。
Commented by shimamefu at 2017-07-30 00:12 x
はじめまして。
うちの下の子も自閉症です。
そして私の母も「延命措置をしない」とサインしてきました。ALSという病気の疑いで闘病していましたが、いよいよ動けなくなり「早く死にたい、つらい」といつも言っていた母が、他の病気を併発して意識障害が出てきました。
母の希望でもあるけれど、最後の措置をどうするか・・・決断は間違っていないか・・・つらいですよね。

お互い時にまかせて、神様がいるのなら決めてもらえるよう祈るしかないですね。
Commented by keikototyuyo at 2017-07-31 19:58
shimamefuさんへ

はじめまして。
コメントありがとうございます。
お母さまが闘病されていらっしゃるとのこと
おつらいこととお気持ちをお察しいたします。
母も、すっかり分からなくなる5年前くらいは
「いやだわ。早く死にたいわ。」
とよくつぶやいていました。
本人にしかわからないつらさを
なかなかわかってあげられませんでしたが
時と運命と神様にしかわからない
自然に任せるしかできないことが
この世にはあるのかもしれませんね。
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